くらし情報『日活100周年記念式典に、黄金期の名優たちが再結集!』

2012年9月10日 18:38

日活100周年記念式典に、黄金期の名優たちが再結集!

日活100周年記念式典に、黄金期の名優たちが再結集!
数々の名作を世に送り出し日本映画の歴史を彩ってきた日本最古の映画会社、日活が10日に創立100周年を迎え、日活調布撮影所にて記念式典が開催された。日本映画黄金期を支えた名優たちを代表して宍戸錠、浜田光夫、和泉雅子、松原智恵子らが出席。日本映画を支えた先達たちの手型を収めたモニュメントの除幕式が行われた。

大正元年に“日本活動写真株式会社”として誕生し、戦後は1953年に映画制作再開を宣言。同時に着工となり、当時、東洋一と呼ばれた調布撮影所が翌1954年に完成した。手形モニュメントには64名の映画人が参加。小林旭に舟木一夫、渡哲也、浅丘ルリ子、谷ナオミ、吉永小百合、鈴木清順監督、石原裕次郎など、銀幕を彩り時代を駆け抜けた錚々たる面々の手形が並んだ。

創業から16代目にあたるという佐藤直樹社長は「日活100年の歴史は映画100年の歴史とも言えます。
アクションに恋愛、青春映画。多くの監督やスタッフを育成したロマンポルノなどのタイトルも素晴らしい作品であり我々の誇り。このようなライブラリーを作り上げた先輩たちの技術やプライドを受け継いでいきたい」とあいさつした。

2011年には『八日目の蝉』および『冷たい熱帯魚』が高い評価を受け、日本アカデミー賞で計11冠に輝くなど“復権”の兆しも見えるが、佐藤社長は「日活はまだ元気に映画を作れると思っていただける成果が少しずつ出てきた」

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