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Daiwa House PRESENTS 熊川哲也 K-BALLET TOKYO Winter 2024(主催:株式会社TBSテレビ)『くるみ割り人形』。クリスマスシーズンの風物詩ともなっている同作が2024年11月23日、今年も満を持して開幕しました。主演の日高世菜&栗山廉コンビが華やかで麗しい踊りで観客を魅了し、スタンディングオベーションとなる大成功の幕開けとなりました。(C) K-BALLET TOKYO1892年にロシアで上演されてから130年以上も人々に愛されてきたクラシックバレエの名作『くるみ割り人形』。K-BALLET TOKYOでは、初演から20年目を迎えます。世界中のバレエ団で上演される冬の定番作品ですが、熊川哲也演出のK-BALLET TOKYOの同作の魅力はなんと言っても、「飽きさせず破綻のない展開」「観客を夢の世界へ誘うファンタジックな世界観」「限界に挑戦するようなテクニック」だ。様々な演出家の『くるみ割り人形』を観尽くしている人には新鮮に感じられ、初めて観る人は、めくるめく夢の世界に感嘆する。老若男女すべての人に魔法をかけ、ファンタジーの世界へ誘うプロダクション。■観客を世界観に没入させる、新鮮なストーリー(C) K-BALLET TOKYO『くるみ割り人形』と言えば、クリスマスの夜、ドロッセルマイヤーがクララという少女にくるみ割り人形をプレゼントし、クララの夢の中でくるみ割り人形が王子に変身。物語が展開していくのが一般的だが、熊川版は人形の国のマリー姫がねずみの王様にねずみに変えられてしまうところから始まる。この魔法を解くことができるのは、純粋無垢な心を持つ人間のみ。人形の国の王様からその少女を探せという命を受けたドロッセルマイヤーは、少女クララを見つける。物語に無駄がなく、ファンタジーながら破綻のない説得力のある展開だ。観客は非現実的な世界にも疑問を抱かず、すっと没入してしまう。■百聞は一見に如かず、絵本をめくるように変化する演出(C) K-BALLET TOKYO出演するダンサー達も口を揃えて言う「魔法のような場面転換」も熊川版の特徴。まるで絵本のページをめくっているような感覚に陥る、瞬時に変わる世界観。子供の頃、絵本を読んでもらっていた時に感じた、あのワクワクとした期待感が体感できる。舞台美術、装置は完璧に作り込まれ、リアリティさえ感じるメルヘンの世界。第1幕ではアットホームな世界観から、ミステリアスなフクロウ時計、おどろおどろしいねずみの登場!そして瞬く間にツリーの中に誘われ、圧倒的な美に感動する、万華鏡のような雪の世界。第2幕では、ねずみの王様とくるみ割り人形のバトルから、人形の国のお祝いの宴へ。多様性溢れるキャラクターに感嘆し、花のワルツやグラン・パ・ド・ドゥでは優美で壮大なクラシックバレエを満喫できる。舞台中に張り巡らされた小道具による楽しい仕掛けは、見つけるたびに心が躍り、童心へとかえりワクワクさせられる。■初日を彩った、ダンサー達の類まれなるテクニック(C) K-BALLET TOKYOファンタジックな舞台を上質な芸術に昇華させるのは、肉体の限界に挑戦するかのような難易度の高く迫力のある振付だろう。初日の舞台の幕が上がると、純粋無垢なクララ・梅木那央が確かなテクニックに裏付けされた可憐な踊りで観客の心を掴んだ。シュタールバウム家のシーンでは、ダイナミックなジャンプ、安定感のあるリフトでドロッセルマイヤーをスマートに踊る堀内將平と、軽やかに舞台を駆け抜けるフリッツ・栗原柊が魅了した。そしてシーンに深みをもたせるビャンバ・バットボルドのねずみの王様。所作はねずみそのもの。そして不気味だけれど可愛げもある至芸を見せた。そんなダークなムードから一転、無機質で完璧に美しい世界を体現する雪の女王・成田紗弥と雪の王子・田中大智は、シャープな回転技を見事に踊り切った。高速の音楽の中、ぴたりと合わせるコールドも圧巻だった。人形の国でのお祝いの宴では、マリー姫・日高世菜がその慈愛に満ちた踊りで舞台全体を包み込んだ。長く伸びやかな手足を自由に操り、大きくたおやかな壮麗さと強靭なテクニックには威厳さえも感じられた。王子という役をその華やかな存在感、溢れる誠実さで表現した栗山廉。夢の世界の勇敢で輝く王子にリアリティをもたせるパフォーマンスは見事だった。二人のロマンティックなムードを創り上げるケミストリーは、1幕からクララと一緒に冒険をしてきた観客の心を癒し、甘く温かなもので包み込んだに違いない。完璧な世界観に溶け込む役作り、そして振付の難しさゆえ、他のキャストで何度でも観たくなる熊川版の『くるみ割り人形』。これから新たな組み合わせの主要キャストが登場予定だ。1年を締めくくる感動体験、お見逃しなく!(C) K-BALLET TOKYO以下、11月24日(日)13:00公演よりマリー姫 :飯島望未くるみ割り人形/王子:石橋奨也クララ :塚田真夕(C) K-BALLET TOKYO(C) K-BALLET TOKYO(C) K-BALLET TOKYO■スタッフクレジット芸術監督 :熊川哲也演出・振付 :熊川哲也原振付 :レフ・イワーノフオリジナル台本 :マリウス・プティパ音楽 :ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー舞台美術・衣裳デザイン:ヨランダ・ソナベンド/レズリー・トラヴァース照明デザイン :足立恒■キャストマリー姫 :日高世菜/飯島望未/岩井優花くるみ割り人形/王子:ジュリアン・マッケイ/石橋奨也/山本雅也/栗山廉クララ :梅木那央/塚田真夕/世利万葉ドロッセルマイヤー :栗山廉/堀内將平雪の女王 :小林美奈/長尾美音/成田紗弥雪の王 :堀内將平/山田博貴/田中大智※日高の高ははしごだか■指揮&管弦楽指揮 :井田勝大(11/24.12/6.7.8)/塚越恭平(11/23.30.12/1)管弦楽:シアター オーケストラ トウキョウ芸術監督 熊川哲也 (C)Makoto Nakamori日高世菜飯島望未岩井優花ジュリアン・マッケイ (C)Nicholas MacKay石橋奨也山本雅也栗山廉■公演概要Daiwa House PRESENTS熊川哲也 K-BALLET TOKYO Winter 2024『くるみ割り人形』【日/会場】2024年11月23日(土・祝)・11月24日(日)・11月30日(土)12月1日(日)・12月6日(金)~12月8日(日)Bunkamuraオーチャードホール上演時間:約2時間5分(予定)※休憩時間含む【チケット料金(税込)】■『くるみ割り人形』【チケット料金(税込)】S席17,000円/A席13,000円/B席9,000円/C席7,000円Kプラチナシート21,000円/A親子席17,000円/学生券4,000円●Kプラチナシート…主演ダンサー直筆サイン入りフォトカード付。『くるみ割り人形』公演:1階席、販売座席の最前1・2列目、20列。●A親子席…大人1名+こども1名(小学6年生以下)/A席エリア11月公演:4歳以上の入場が可能。12月公演:5歳以上の入場が可能。いずれの日程も、膝上鑑賞不可。お席が必要です。●学生券…中学生以上25歳以下/当日学生証を提示の上引き換え/座席位置未定。【チケット販売】TBSチケット、チケットスペース、チケットぴあ、イープラス、ローソンチケット、劇場【お問合せ】チケットスペース:03-3234-9999 主催 :TBS特別協賛 :大和ハウス工業株式会社協賛 :株式会社ヤマノホールディングスオフィシャルエアライン:ANA協力 :Bunkamura後援 :TBSラジオ制作 :K-BALLET/TBS公式HP : 公式ウェブサイト: Instagram : @k_ballet_tokyo_officialX : @kballetofficialFacebook : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年11月27日Daiwa House PRESENTS 熊川哲也 K-BALLET TOKYO Autumn Tour 2024(主催:株式会社TBSテレビ)の新作『マーメイド』が、ついに2024年9月8日、感動の開幕をいたしました。熊川マジックに貫かれた舞台四半世紀の結実蝶々夫人」「カルミナ・ブラーナ」などで劇的な作風を打ち出してきた芸術監督・熊川哲也が、子供のためのおとぎ話をどう扱うのか。期待に沸き返る大入りの東京文化会館で、K-BALLET TOKYOのオータムツアー「マーメイド」の幕が開いた。白眉はやはり、海中の場面だ。気のいいロブスターや俊敏なカクレクマノミに囲まれたマーメイド・飯島望未の無邪気な愛らしさは比類がない。かき分けるような手足の使い方や流線を描くリフトから、海水の質量が確かに感じられる。ウロコの一枚一枚にまで意匠を凝らした装いは、全身に光をまとうかのよう。衣裳家アンゲリーナ・アトラギッチの才気に舌を巻いた。熊川は近年、奨学金を設立して次世代ダンサーの育成に腐心しているが、芸術監督の意図を血肉化したスタッフ陣の輩出もまたカンパニー25年の結実であり、作り手と踊り手の気迫に満ちた「マーメイド」は、まさしく四半世紀の集大成だ。熊川美学に貫かれた傑作の誕生を寿ぎたい。(バレエライター・齊藤希史子)■スタッフクレジット芸術監督:熊川哲也演出・振付・台本・音楽構成:熊川哲也原作:ハンス・クリスチャン・アンデルセン音楽:アレクサンドル・グラズノフ編曲:横山和也舞台美術デザイン:二村周作衣裳デザイン:アンゲリーナ・アトラギッチ照明デザイン:足立恒管弦楽:シアター オーケストラ トウキョウ■世界の一流デザイナー陣とのタッグ■衣裳デザインを手掛けるのは、昨年の熊川版『眠れる森の美女』での芸術性溢れるデザインが記憶に新しいアンゲリーナ・アトラギッチ。ボリショイ劇場やミハイロフスキー・バレエをはじめとする世界の名だたる劇場で演劇やオペラに携わる彼女の持ち味は、色のグラデーションや何層にも重ねたレース使い。豪華さと繊細さ、古典と現代的センスが融合するデザインは、まさに人魚の世界を表現するに、理想的であるのは間違いない。舞台美術は二村周作氏が手がけることも話題。二村氏は、英国Central Saint Martins College of Art and Design校MA Scenography科を修了ののち、日本を代表する演劇、オペラ、ミュージカル、ダンスなどの作品に携わっている舞台美術家。近作に『インヘリタンス』、Musical『Beetle Juice』、Musical『エリザベート』、オペラ『トゥーランドット』など、数々の演劇、ミュージカルの美術を担当し、第38回伊藤熹朔賞、第14回及び第22回読売演劇大賞最優秀スタッフ賞、第48回紀伊國屋演劇賞個人賞、伊藤熹朔賞などを受賞している。これまでK-BALLET関係では、K-BALLETユース『トム・ソーヤの冒険』「Bunkamura25周年ガラ」などで舞台美術を担当しているが、K-BALLETの本公演を手掛けるのは初となる。熊川は二村の繊細な色彩と感性を大いに気に入り、いつか必ず一緒に全幕を作りたいと思っていたという。屈指のデザイナー陣と熊川が生み出す舞台芸術の魅惑の世界を、どうぞお見逃しなく!■公演概要■Daiwa House PRESENTS熊川哲也 K-BALLET TOKYO Autumn Tour 2024『マーメイド』【日/会場】<東京公演>2024年9月21日(土)~10月6日(日)Bunkamuraオーチャードホール【チケット料金(税込)】S席17,000円/A席13,000円/B席9,000円/C席7,000円Kプラチナシート21,000円/A親子席17,000円/学生券4,000円※Kプラチナシート…K-BALLET TOKYO設立25周年を記念し、主要ダンサーより直筆サイン入りフォトカードを手渡しでプレゼント!(Bunkamuraオーチャードホール:1階席は販売座席の最前1・2列目と20列、2階席はL/R2・3列。)※A親子席…大人1名+子供1名(5歳以上小学6年生以下/A席エリア)※学生券…中学生以上25歳以下/当日学生証を提示の上引き換え/席位置未定※A親子席・学生券は、TBSチケット、チケットぴあWEBにて取り扱い【チケット販売】TBSチケット、チケットスペース、チケットぴあ、イープラス、ローソンチケット、劇場【お問合せ】チケットスペース:03-3234-9999【地方公演】名古屋公演:9月10日(火)愛知県芸術劇場 大ホール大阪公演:9月13日(金)フェスティバルホール札幌公演:9月18日(水)札幌文化芸術劇場 hitaru(C)Yumiko Inoue(出典元の情報/画像より一部抜粋)(最新情報や詳細は公式サイトをご確認ください)出典:プレスリリース
2024年09月19日Daiwa House PRESENTS 熊川哲也 K-BALLET TOKYO Autumn Tour 2024(主催:株式会社TBSテレビ)の新作『マーメイド』が、ついに2024年9月8日、感動の開幕をいたしました。(C)Yumiko Inoue熊川マジックに貫かれた舞台 四半世紀の結実「蝶々夫人」「カルミナ・ブラーナ」などで劇的な作風を打ち出してきた芸術監督・熊川哲也が、子供のためのおとぎ話をどう扱うのか。期待に沸き返る大入りの東京文化会館で、K-BALLET TOKYOのオータムツアー「マーメイド」の幕が開いた。白眉はやはり、海中の場面だ。気のいいロブスターや俊敏なカクレクマノミに囲まれたマーメイド・飯島望未の無邪気な愛らしさは比類がない。かき分けるような手足の使い方や流線を描くリフトから、海水の質量が確かに感じられる。ウロコの一枚一枚にまで意匠を凝らした装いは、全身に光をまとうかのよう。衣裳家アンゲリーナ・アトラギッチの才気に舌を巻いた。切れ目なく流れていく音楽にも驚かされる。熊川のオリジナルバレエはクラシックの作曲家一人に焦点を当て、その作品群から場にふさわしい曲を選んで編み上げられるが、今回は横山和也(作曲・編曲)と塚越恭平(指揮・リハーサルピアニスト)が、全体をグラズノフで構成した。海中場面は、「短い曲」と「休止」が繰り返される通常作とは異なり、継ぎ目を悟らせないまま数曲が連続で展開。映画で言う「長回し」の手法で、静止することのない水の世界を現出させる。色彩豊かなその流れに乗って、一瞬の停滞もなく跳び回るシャーク・石橋奨也を、第一幕の殊勲賞に推したい。回遊魚の本領発揮とばかりの運動量である。シャークの秘薬を飲み、美声と引き換えに脚を得たマーメイドが、プリンスへの思慕だけを抱いて海面へ上っていく姿も鮮烈。どこまでも優美に発揮されるバレリーナの身体能力に、息をのまずにはいられない。第二幕。陸上でマーメイドを待ち受けるのは、制服や式服をまとった人間たちだ。プリンスと隣国のプリンセスの婚約式は、古典バレエさながらのグラン・パ・ド・ドゥ形式で描かれる。完璧な身ごなしで社交界の頂点たる輝きを放つプリンセス。これほど弛緩のないバリエーションも珍しいが、日高世菜が驚異的なバランスと回転で圧倒した。一方のプリンスは、おぼれる自分を救ってくれた恩人の面影を記憶の底に刻みながらも、突然浜辺に現れた娘の正体に気付くことはない。優しさと誠実さ、それゆえの残酷さを、山本雅也が余すところなく表現した。海と陸、無垢と世知、夢想と現実。マーメイドの思いが届かないのは声を失ったからではなく、二つの世界ははなから交わりようがなかったのだ。華やかな婚約式が見せつける現実の切なさは、大人の観客にこそ染みるに違いない。はかない恋の終わりは、夢のような美しさで可視化された。最先端技術によるイリュージョンに頼らず、どこまでも人体と人力、そしてバレエの技法で紡がれる物語。だからこそ切なさあふれるおとぎ話でも、温かな人間賛歌が胸に残るのだろう。ホリゾント(背景)に広がる海が、一部始終を静かに見つめている。美術は二村周作、照明は足立恒。隅々まで妥協のないスタッフの仕事ぶりが、この舞台の影の主役と言えるだろう。先に触れた音楽の二人は、K-BALLETの生え抜き。熊川は近年、奨学金を設立して次世代ダンサーの育成に腐心しているが、芸術監督の意図を血肉化したスタッフ陣の輩出もまたカンパニー25年の結実であり、作り手と踊り手の気迫に満ちた「マーメイド」は、まさしく四半世紀の集大成だ。熊川美学に貫かれた傑作の誕生を寿ぎたい。(バレエライター・齊藤希史子)(C)Yoshitomo Okuda(C)Yoshitomo Okuda(C)Yoshitomo Okuda(C)Yoshitomo Okuda(C)Yoshitomo Okuda(C)Yoshitomo Okuda■スタッフクレジット芸術監督 :熊川哲也演出・振付・台本・音楽構成:熊川哲也原作 :ハンス・クリスチャン・アンデルセン音楽 :アレクサンドル・グラズノフ編曲 :横山和也舞台美術デザイン :二村周作衣裳デザイン :アンゲリーナ・アトラギッチ照明デザイン :足立恒管弦楽 :シアター オーケストラ トウキョウ■世界の一流デザイナー陣とのタッグ■衣裳デザイン:アンゲリーナ・アトラギッチアンゲリーナ・アトラギッチ舞台美術デザイン:二村周作二村周作衣裳デザインを手掛けるのは、昨年の熊川版『眠れる森の美女』での芸術性溢れるデザインが記憶に新しいアンゲリーナ・アトラギッチ。ボリショイ劇場やミハイロフスキー・バレエをはじめとする世界の名だたる劇場で演劇やオペラに携わる彼女の持ち味は、色のグラデーションや何層にも重ねたレース使い。豪華さと繊細さ、古典と現代的センスが融合するデザインは、まさに人魚の世界を表現するに、理想的であるのは間違いない。舞台美術は二村周作氏が手がけることも話題。二村氏は、英国Central Saint Martins College of Art and Design校MA Scenography科を修了ののち、日本を代表する演劇、オペラ、ミュージカル、ダンスなどの作品に携わっている舞台美術家。近作に『インヘリタンス』、Musical『Beetle Juice』、Musical『エリザベート』、オペラ『トゥーランドット』など、数々の演劇、ミュージカルの美術を担当し、第38回伊藤熹朔賞、第14回及び第22回読売演劇大賞最優秀スタッフ賞、第48回紀伊國屋演劇賞個人賞、伊藤熹朔賞などを受賞している。これまでK-BALLET関係では、K-BALLETユース『トム・ソーヤの冒険』「Bunkamura25周年ガラ」などで舞台美術を担当しているが、K-BALLETの本公演を手掛けるのは初となる。熊川は二村の繊細な色彩と感性を大いに気に入り、いつか必ず一緒に全幕を作りたいと思っていたという。屈指のデザイナー陣と熊川が生み出す舞台芸術の魅惑の世界を、どうぞお見逃しなく!熊川哲也 (C)Makoto Nakamori飯島望未小林美奈岩井優花山本雅也堀内將平栗山廉日高世菜成田紗弥長尾美音石橋奨也田中大智*日高の高ははしごだか■公演概要■Daiwa House PRESENTS熊川哲也 K-BALLET TOKYO Autumn Tour 2024『マーメイド』【日/会場】<東京公演>2024年9月21日(土)~10月6日(日) Bunkamuraオーチャードホール【チケット料金(税込)】S席17,000円/A席13,000円/B席9,000円/C席7,000円Kプラチナシート21,000円/A親子席17,000円/学生券4,000円※Kプラチナシート…K-BALLET TOKYO設立25周年を記念し、主要ダンサーより直筆サイン入りフォトカードを手渡しでプレゼント!(Bunkamuraオーチャードホール:1階席は販売座席の最前1・2列目と20列、2階席はL/R2・3列。)※A親子席…大人1名+子供1名(5歳以上小学6年生以下/A席エリア)※学生券…中学生以上25歳以下/当日学生証を提示の上引き換え/席位置未定※A親子席・学生券は、TBSチケット、チケットぴあWEBにて取り扱い【チケット販売】TBSチケット、チケットスペース、チケットぴあ、イープラス、ローソンチケット、劇場【お問合せ】チケットスペース:03-3234-9999 【地方公演】名古屋公演:9月10日(火)愛知県芸術劇場 大ホール大阪公演 :9月13日(金)フェスティバルホール札幌公演 :9月18日(水)札幌文化芸術劇場 hitaru公式HP : 主催 : TBS特別協賛 : 大和ハウス工業株式会社協賛 : 株式会社ヤマノホールディングス/ラブクロムオフィシャルエアライン: ANA協力 : Bunkamura制作 : K-BALLET/TBS公式ウェブサイト : Instagram : @k_ballet_tokyo_officialX : @kballetofficialFacebook : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年09月13日株式会社K-BALLET(本社:東京都文京区、代表取締役:熊川哲也)が運営するバレエ教室「K-BALLET SCHOOL」(Kバレエ スクール)は、既存の恵比寿校・吉祥寺校・横浜校・大宮校・後楽園校の5校に加え、2024年9月1日より新たに武蔵小杉校を開校します。「Kバレエ スクール」公式: 「Kバレエ スクール」紹介: Kバレエ スクール 武蔵小杉■「K-BALLET SCHOOL(Kバレエ スクール)」についてKバレエ スクールは、プロフェッショナルバレエ団であるKバレエ トウキョウ(旧:Kバレエ カンパニー)の付属校として2003年に創立。20年以上にわたり充実したバレエ環境における現役ダンサーを含む質の高い教師による指導をかかげ、未就学期から青年期までの次世代を担う子供たちから、大人の方々まで、延べ1万人以上にバレエ教育を提供してまいりました。さらに、2023年には英国ロイヤル・バレエ団でソリストとして数多くの主要な役を務めたのち、10年にわたり日本人で初めて英国ロイヤル・バレエ学校の専任教師を務めた蔵健太が新たに校長に就任。国内にいながら世界トップクラスの経験をシェアできるスクールと自負しております。■9月1日より開校!「武蔵小杉校」についてこの度4月にオープンした後楽園校につづき、新たに武蔵小杉校を開校いたします。武蔵小杉校はKバレエとしても最大規模を誇る施設で、3つのスタジオを完備しております。Kバレエの教師による質の高いバレエクラスを基盤に、プロバレエダンサーが日々実践しているコンディショニング方法としてのヨガやピラティス等のクラスも展開し、お客様一人ひとりに最適な形でバランスの良い身体づくりができる空間を提供いたします。そして、この武蔵小杉校を率いる主任教師にはKバレエ トウキョウのバレエ・ミストレスを務める山田蘭が就任します。山田はプロバレエダンサーとしての豊富な経験を有するとともに、子供からプロまで幅広い指導実績があります。また、ジャイロキネシス(R)の資格も所持しており、多角的な視点からバレエに最適な身体づくりをサポートいたします。武蔵小杉校は、8月よりプレオープンとしてKバレエ スクールを体感できる無料体験会を開催します。この機会にバレエを始めてみたい!という方へ向けた入会キャンペーンを実施いたします。Kバレエ最大級のスタジオが完成Kバレエ スクール 武蔵小杉 外観■株式会社K-BALLET 代表取締役 熊川哲也ご挨拶情報や選択肢があふれる現代において、なぜクラシックバレエを習うのでしょうか?体力やリズム感を培う、感受性を豊かにする、健康向上のため… バレエ学習には多くのメリットがありますが、私はなにより五感を鍛えられることが魅力だと考えます。Kバレエのスタジオは、“本物”にあふれています。数百年の間受け継がれているバレエの型や技の数々、一流の教師陣による指導、生ピアノで演奏される音楽、そしてスタジオの床までもプロ仕様の“本物”です。そのような空間のなかで、教師の指示を聞き、覚え、即時に身体で音楽にあわせて体現するバレエは、五感をフルに活用します。AIやデジタルの世界になり、子供たちには本物を見極める力が試されています。バレエ芸術に身をおき、五感を本物で満たすことで、本物を感じる力を培い、社会を生き抜く力を育んで欲しいと思います。社会的にさまざまな役割を持つ大人の方にとっては、非日常の豊かさに身をおき、心身ともに美しく歳を重ねられるお手伝いができるように、生活とのバランスを考慮したサポート体制をご用意しております。武蔵小杉を初めて訪れた時、再開発の勢いのごとく非常に活気がある街という印象を持ちました。ファミリー層も多いとのことですので、ぜひ3世代でバレエを嗜まれていただければと思います。スタジオを訪れるみなさま全員に、“本物にあふれた”豊かな時間を提供することをお約束いたします。熊川哲也熊川哲也(くまかわ てつや)K-BALLET TOKYO 芸術監督 / K-BALLET SCHOOL主宰北海道生まれ。1987年、英国ロイヤル・バレエ学校に留学。89年、ローザンヌ国際バレエコンクールで日本人初の金賞を受賞。同年、英国ロイヤル・バレエ団に東洋人として初めて入団。91年には同団史上最年少でソリストに、93年にプリンシパルに昇格。主要なレパートリーで数々の名演を残し、名実共に世界的ダンサーとしての評価を確立する。98年、英国ロイヤル・バレエ団を退団。翌99年、K-BALLET COMPANYを設立。以来、芸術監督/プリンシパルダンサーとして団を率いるほか、演出・振付家としても才を発揮し、全幕古典作品の演出・再振付や、台本から手がけた完全オリジナル全幕作品などの新作を数多く上演している。また、後進の育成機関として2003年にK-BALLET SCHOOLを創設するなど、総合芸術としてのバレエを多角的にサポートする組織を運営。2012年1月、Bunkamuraオーチャードホール芸術監督に就任。2013年、紫綬褒章受章。7月、バレエ芸術文化の振興を目的とした一般財団法人熊川財団を創立。■武蔵小杉校主任教師 山田蘭ご挨拶武蔵小杉駅の改札を出ると、そこには活気に満ちた街が広がり、笑顔溢れるお子様連れの方々や、仕事に向かう活力あふれる人々で賑わっていました。この街のエネルギーに、私も心躍る思いです。武蔵小杉校は、この街の皆様との新しい出会いへの期待を胸に、新たなスタートを切ります。私自身も今年初めに出産をし、毎日子育てに奮闘中です。身体も生活も大きく変化し慌ただしい毎日ですが、バレエをする時間、身体を動かす瞬間は、私にとって自分を取り戻すかけがえのない時間となっています。武蔵小杉校では、皆様がバレエを通して心身ともに解放され、楽しく成長できるよう、精一杯サポートして参ります。ぜひ、お気軽にお越しください。山田蘭山田蘭(やまだ らん)K-BALLET TOKYOバレエミストレス/K-BALLET SCHOOL武蔵小杉校 主任教師東京都生まれ。6歳よりバレエを始める。2007年新国立劇場バレエ研修所に入所し、09年新国立劇場バレエ団に入団。11年3月Kバレエ カンパニーに入団し、15年8月にソリストに昇格。20年11月よりバレエ・ミストレスを務めている。15年にはKバレエ スクール ティーチャーズ・トレーニング・コースを修了し、Kバレエ スクール 横浜で教師を務める。GYROKINESIS(R)トレーナー資格を所持しており、2019年より代官山TEDDY’S BALANCEのヘッドインストラクターとしても活躍。■Kバレエ スクール 武蔵小杉<開校日>2024年9月1日(日) グランドオープン<所在地>〒211-0012 神奈川県川崎市中原区中丸子13-31 フロンティア武蔵小杉S棟1F<アクセス>JR南武線・横須賀線・湘南新宿ライン 武蔵小杉駅 新南改札(横須賀線口)より徒歩1分東急東横線・目黒線 武蔵小杉駅 JR方面改札(中央口)より徒歩7分<プログラム>子供向け:3歳~21歳対象 / 年齢に応じたクラス分け / 月謝制大人向け:15歳~制限なし / 初心者から上級者までレベルに応じたクラス分け / チケット制<営業時間>月~土 10時~22時日・祝 10時~18時<無料体験会を実施します>8月には、プレオープンとして無料体験会を実施いたします。体験予約はこちら→ <新規オープン記念!入会キャンペーン>8月中にご入会いただくと子供プログラム:入会金50%OFF大人プログラム:3回券プレゼント体験後、その場でご入会いただいた方にはバレエシューズをプレゼントいたします。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年08月01日Daiwa House PRESENTS 熊川哲也 K-BALLET TOKYO Autumn Tour 2024(主催:株式会社TBSテレビ) 今秋上演の新作『マーメイド』の特別番組放送決定!!本作の制作舞台裏に迫る特別番組が今週末7/20(土)に放送!Kバレエ25周年記念作品『マーメイド』の制作舞台裏に迫る。ファンタジーの鬼才・熊川哲也の葛藤、そして新作に込めた意外なメッセージとは。幻想的な海底世界を描く圧巻のステージ、一流デザイナーとの衣裳制作の裏側に密着。人魚姫を演じる世界が注目するトップダンサー飯島望未はいかにして舞台を泳ぐのか。「驚き」と「王道」が交差する新たな熊川ワールドが幕を開ける!■番組情報■「熊川哲也『マーメイド』奇跡のファンタジーの舞台裏」(TBSテレビ/関東ローカル)放送日時:7月20日(土)16:00~16:30出演 :熊川哲也飯島望未、岩井優花 ほか※放送日時は変更になる場合がございます。詳細は番組公式HPよりご確認ください。※放送終了後、TVerで見逃し配信あり予告動画はこちらから特番スポット映像■ファンタジーの鬼才、熊川哲也が贈る伝説のラブストーリー古典改訂からオリジナルまで数々のグランド・バレエを立て続けに世に送り出してきた熊川哲也の次なる新作は、アンデルセンの童話「人魚姫」を題材にした『マーメイド』。数ある熊川作品の中でも、とりわけ幅広い世代に根強い人気を誇る『くるみ割り人形』や『シンデレラ』、そして昨年大きな話題を呼んだ新制作『眠れる森の美女』などがすでに証明しているとおり、ファンタジー作品においても熊川の卓越した手腕は比類ない。誰もが知る物語を新鮮に輝かせるストーリー展開の巧みさ、非凡なる発想で生み出す劇場空間ならではの魔法のような瞬間の数々が彩る舞台は、ファンタジーの世界を“今ここにある真実”だと、観客に信じさせてくれる。熊川の手によって、時代を越えて愛される名作童話がバレエへと昇華し子供はもちろん大人の我々をも、よりリアルな感動に導いてくれるのだ。圧巻のスケールで描き出す神秘あふれる海底の世界、人間界に憧れを抱いた人魚姫がたどる一途で切ない恋の顛末――。Kバレエ25周年に贈る珠玉のファンタジー、この秋、世界初演!(C)Yumiko Inoue■スタッフクレジット芸術監督 :熊川哲也演出・振付・台本・音楽構成:熊川哲也原作 :ハンス・クリスチャン・アンデルセン音楽 :アレクサンドル・グラズノフ編曲 :横山和也舞台美術デザイン :二村周作衣裳デザイン :アンゲリーナ・アトラギッチ照明デザイン :足立恒指揮 :井田勝大/塚越恭平管弦楽 :シアター オーケストラ トウキョウ■一流デザイナーが手掛ける『マーメイド』の衣裳デザイン画とセットイメージを新たに公開!衣裳デザインを手掛けるのは、昨年の熊川版 新制作『眠れる森の美女』での芸術性あふれるデザインが記憶に新しいアンゲリーナ・アトラギッチ。衣裳デザイン画舞台美術には、英国のセントラル・セント・マーチンズにて舞台美術を専攻・修了ののち、日本を代表する演劇、オペラ、ミュージカルなどの作品に携わっている二村周作。海底セットイメージ屈指のデザイナー陣と熊川が生み出す舞台美術の魅惑の世界を、どうぞお見逃しなく!熊川哲也 (C)Makoto Nakamori飯島望未小林美奈岩井優花山本雅也堀内將平栗山 廉日高世菜成田紗弥長尾美音石橋奨也杉野 慧田中大智*日高の高ははしごだか■公演概要■Daiwa House PRESENTS熊川哲也 K-BALLET TOKYO Autumn Tour 2024『マーメイド』【日/会場】<東京公演>2024年9月8日(日) 東京文化会館 大ホール/9月21日(土)~10月6日(日) Bunkamuraオーチャードホール【チケット料金(税込)】S席 17,000円/A席 13,000円/B席 9,000円/C席 7,000円/D席 5,000円(東京文化会館のみ)Kプラチナシート 21,000円/A親子席 17,000円/学生券 4,000円※Kプラチナシート…カンパニー設立25周年を記念し、主要ダンサーより直筆サイン入りフォトカードを手渡しでプレゼント!(東京文化会館 大ホール:1階席1・20列、2階席1列。/Bunkamuraオーチャードホール:1階席は販売座席の最前1・2列目と20列、2階席はL/R2・3列。)※A親子席…大人1名+子供1名(5歳以上小学6年生以下)/A席エリア※学生券…中学生以上25歳以下/当日学生証を提示の上引き換え/席位置未定※A親子席・学生券は、TBSチケット、チケットぴあWEBにて、取り扱い【チケット販売】TBSチケット、チケットスペース、チケットぴあ、イープラス、ローソンチケット、劇場【お問い合わせ】チケットスペース:03-3234-9999 【地方公演】名古屋公演:9月10日(火)愛知県芸術劇場 大ホール大阪公演 :9月13日(金)フェスティバルホール札幌公演 :9月18日(水)札幌文化芸術劇場 hitaru公式HP : 主催 : TBS特別協賛 : 大和ハウス工業株式会社協賛 : 株式会社ヤマノホールディングス/ラブクロムオフィシャルエアライン: ANA協力 : Bunkamura制作 : K-BALLET/TBS公式ウェブサイト : Instagram : @k_ballet_tokyo_officialX : @kballetofficialFacebook : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年07月19日誉田哲也氏から「怒り」のコメントも到着!『首木の民』(双葉社)『ヒトリシズカ』『ケモノの城』『背中の蜘蛛』など数々のベストセラーを送り出してきた誉田哲也氏の最新刊『首木の民』が発売1週間で重版出来となりました。今作で誉田氏が踏み込んだのは、私たちの日常生活に深く関わる「お金」の問題。国家の「嘘」ともいえる闇に、渾身の力で斬り込んだ痛烈な問題作です。※【頸木】【軛】あるいは【首木】(くびき)…家畜の首にあてる横木。転じて「自由を束縛するもの」。誉田哲也氏からコメント到着!今作の出版と重版出来にあたり、著者の誉田哲也氏からコメントも到着しました。「私が小説を書く原動力は『怒り』です。今回も、巨大な敵にガンガン喧嘩を売っています。負けるときは私一人ですが、勝つときは皆さんと一緒です。だから応援してください。本当の敵を、あなたの目で確かめてください。」書店員さんからも激賞の声、続々!「警察小説として読んでいたはずが、物語を使っての社会への問題提起へ巧みに誘導され、全く知識がなかった経済の分野を少しでも知りたいと思えた。生活に思考を侵食させる読み応えのある小説でした」――未来屋書店八事店長岡恵さん「事件の取り調べが、まさか講義になるとは。調査の進捗と講義の続き、どちらも妙にわくわくしました。国のため、国民のため、と必死に働いてきた人の人生後半の変容。お金の首木、権力の首木、かけられて苦しんでいるのはどっちなんだろう、と考えさせられる結末でした」――谷島屋マークイズ静岡店八木理充さん「“税金高くない?”と思っているすべての納税者にぜひ読んでほしいです。重厚なテーマが盛り込まれていながら、テンポは軽快で、志村署のメンバーが生き生きとしていて、とても魅力的でした」――くまざわ書店西新井店塩里依子さん書店店頭拡材も公開!また、書店店頭に飾られるパネル、ポップも完成致しました!こちらも特別公開致します。書店店頭用POP書店店頭用パネル試し読み&書評はこちらから本作の試し読みはこちらから。 本作の門賀未央子さんによる書評記事はこちらから。 本書あらすじ大学の客員教授・久和が窃盗と公務執行妨害の容疑で逮捕された。職務質問を受け、運転する車の中から、血の付いた他人の財布が発見されたのだ。久和は内閣府が設置する経済財政諮問会議に参加したこともある掲載政策通だが、警視庁志村署の佐久間に対し「公務員を信用していない」と言い、取り調べは一向に進まなかった。一方、財布の持ち主を探していた志村署の中田は、フリーライターの菊池に行き着く。菊池は、ある交通事故を探っていたが、その事故には財務省に関係する人物が絡んでいた――。著者プロフィール誉田哲也(ほんだ・てつや)1969年東京都生まれ。学習院大学卒業。2002年『妖の華』で第2回ムー伝奇ノベル大賞優秀賞、03年『アクセス』で第4回ホラーサスペンス大賞特別賞を受賞。人物それぞれの精密な視点から物語を構築し、『ストロベリーナイト』『ジウ』各シリーズといった警察小説や、『武士道』シリーズなどの青春小説等を発表し、多くの読者を獲得している。書籍概要【タイトル】『首木の民』【著者名】誉田哲也【体裁】四六判上製【予価】1800円+税【ISBN】978-4-575-24747-3【発行元】双葉社 ネット書店へはこちらから 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2024年07月05日熊川哲也 K-BALLET TOKYO 今秋の公演Daiwa House PRESENTS 熊川哲也 K-BALLET TOKYO Autumn Tour 2024(主催:株式会社TBSテレビ)の演目が、新作『マーメイド』に決定いたしましたのでお知らせいたします。古典改訂からオリジナルまで数々のグランド・バレエを立て続けに世に送り出してきた熊川哲也の次なる新作は、アンデルセンの童話「人魚姫」を題材にした『マーメイド』。数ある熊川作品の中でも、とりわけ幅広い世代に根強い人気を誇る『くるみ割り人形』や『シンデレラ』、そして昨年大きな話題を呼んだ新制作『眠れる森の美女』などがすでに証明しているとおり、ファンタジー作品においても熊川の卓越した手腕は比類ない。誰もが知る物語を新鮮に輝かせるストーリー展開の巧みさ、非凡なる発想で生み出す劇場空間ならではの魔法のような瞬間の数々が彩る舞台は、ファンタジーの世界を“今ここにある真実”だと、子どもはもちろん大人の我々にまで信じさせてくれる。熊川の手によって、時代を越えて愛される名作童話がバレエへと昇華し我々をよりリアルな感動に導いてくれるのだ。圧巻のスケールで描き出す神秘あふれる海底の世界、人間界に憧れを抱いた人魚姫がたどる一途で切ない恋の顛末――。物語のキーパーソンになるという原作にはないシャーク役など、本作オリジナルの設定にも期待が高まる。大人の心をも揺さぶる熊川のファンタジー世界がここに。Kバレエ25周年に贈る珠玉の名作、この秋、世界初演!(C)Yumiko Inoue★6月2日(日)チケット販売開始!(東京公演のみ)■スタッフクレジット芸術監督 :熊川哲也演出・振付・台本・音楽構成:熊川哲也原作 :ハンス・クリスチャン・アンデルセン音楽 :アレクサンドル・グラズノフ編曲 :横山和也舞台美術デザイン :二村周作衣裳デザイン :アンゲリーナ・アトラギッチ照明デザイン :足立 恒管弦楽 :シアター オーケストラ トウキョウ■世界の一流デザイナー陣とのタッグ■衣裳デザイン:アンゲリーナ・アトラギッチアンゲリーナ・アトラギッチ舞台美術デザイン:二村周作二村周作衣裳デザインを手掛けるのは、昨年の熊川版『眠れる森の美女』での芸術性溢れるデザインが記憶に新しいアンゲリーナ・アトラギッチ。ボリショイ劇場やミハイロフスキー・バレエをはじめとする世界の名だたる劇場で演劇やオペラに携わる彼女の持ち味は、色のグラデーションや何層にも重ねたレース使い。豪華さと繊細さ、古典と現代的センスが融合するデザインは、まさに人魚の世界を表現するに、理想的であるのは間違いない。舞台美術は二村周作氏が手がけることも話題。二村氏は、英国Central Saint Martins College of Art and Design校MA Scenography科を修了ののち、日本を代表する演劇、オペラ、ミュージカル、ダンスなどの作品に携わっている舞台美術家。近作に『インヘリタンス』、Musical『Beetle Juice』、Musical『エリザベート』、オペラ『トゥーランドット』など、数々の演劇、ミュージカルの美術を担当し、第38回伊藤熹朔賞、第14回及び第22回読売演劇大賞最優秀スタッフ賞、第48回紀伊國屋演劇賞個人賞、伊藤熹朔賞などを受賞している。これまでKバレエ関係では、Kバレエユース『トム・ソーヤの冒険』「Bunkamura25周年ガラ」などで舞台美術を担当しているが、Kバレエの本公演を手掛けるのは初となる。熊川は二村の繊細な色彩と感性を大いに気に入り、いつか必ず一緒に全幕を作りたいと思っていたという。屈指のデザイナー陣と熊川が生み出す舞台芸術の魅惑の世界を、どうぞお見逃しなく!熊川哲也 (C)Makoto Nakamori飯島望未小林美奈岩井優花山本雅也堀内將平栗山 廉日高世菜成田紗弥長尾美音石橋奨也杉野 慧田中大智*日高の高ははしごだか■公演概要■Daiwa House PRESENTS熊川哲也 K-BALLET TOKYO Autumn Tour 2024『マーメイド』<東京公演>2024年9月8日(日) 東京文化会館 大ホール/9月21日(土)~10月6日(日) Bunkamuraオーチャードホール【チケット料金(税込)】S席 17,000円/A席 13,000円/B席 9,000円/C席 7,000円/D席 5,000円(東京文化会館のみ)Kプラチナシート 21,000円/A親子席 17,000円/学生券 4,000円※Kプラチナシート…Kバレエカンパニー設立25周年を記念し、主要ダンサーより直筆サイン入りフォトカードを手渡しでプレゼント!(東京文化会館 大ホール:1階席1・20列、2階席1列。/Bunkamuraオーチャードホール:1階席は販売座席の最前1・2列目と20列、2階席はL/R2・3列。)※A親子席…大人1名+子供1名(5歳以上小学6年生以下) /A席エリア※学生券…中学生以上25歳以下/当日学生証を提示の上引き換え/席位置未定※A親子席・学生券は、TBSチケット、チケットぴあWEBにて、一般発売日(6月2日(日))より取り扱い【チケット販売】TBSチケット、チケットスペース、チケットぴあ、イープラス、ローソンチケット、劇場【お問い合わせ】チケットスペース:03-3234-9999 主催 :TBS特別協賛 :大和ハウス工業株式会社協賛 :株式会社ヤマノホールディングスオフィシャルエアライン:ANA協力 :Bunkamura制作 :K-BALLET/TBS<地方公演>名古屋公演:9月10日(火)愛知県芸術劇場 大ホール大阪公演 :9月13日(金)フェスティバルホール札幌公演 :9月18日(水)札幌文化芸術劇場 hitaru公式HP : 主催 : TBS特別協賛 : 大和ハウス工業株式会社協賛 : 株式会社ヤマノホールディングスオフィシャルエアライン: ANA協力 : Bunkamura制作 : K-BALLET/TBS公式ウェブサイト : Instagram : @k_ballet_tokyo_officialX : @kballetofficialFacebook : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年04月18日美容感度の高い女子たちに大人気の「渡韓美容」。リフトアップ、シミ取り、ニキビ跡治療など肌管理をしに韓国へ渡っている人をSNSではよく見かけますが、「やりたいけど、韓国で施術するのは勇気がいる……」と二の足を踏んでいる人も多いのでは?私もその一人でしたが韓国で大人気のクリニックが日本に上陸したというニュースを聞き、旅立ったのは家から30分もかからない「新宿」! 「リエンジャン美容クリニック 新宿」で人気No.1の「リフテラ2(HIFU・高密度焦点式超音波)」を体験してきたので、詳しくレポートします。■ダウンタイムなし。切らずにリフトアップを叶える「リフテラ2」リエンジャンは韓国で7店舗を展開する美容外科クリニック。韓国のリエンジャンでの日本人人気を受け、2024年3月4日に日本初となる「リエンジャン美容クリニック 新宿」をグランドオープンしました。アクセスは西武新宿駅から徒歩約1分。SIL新宿の4階にあり、きれいな待合室で待っていると続々とお客さんがやってきました! オープンして間もないのに、すでに多くの予約が入っているそうで、その人気の高さを感じました。メニューはシワにアプローチする「ボトックス」、ニキビ跡を治療する「ポテンツァ」など豊富にそろい、一番人気は「リフテラ2」。超音波技術を使って肌を引き締め、リフトアップや小顔を叶えてくれます。料金は全顔で医師施術の場合66,000円ですが、2024年4月30日までまさかの10,780円。美容クリニック初の人にも嬉しい価格です。施術を受けるために、まずはメイクを落とします。クレンジング・洗顔・化粧水・乳液・タオル・ヘアバンドが用意されているので、特に自分で持っていく必要はありません。ベージュを基調とした洗面所がおしゃれ!■シャープなフェイスラインが嬉しい……! 効果を即実感そして個室でベッドに寝転び、施術開始。リフテラ2はダウンタイムがなく、すぐに洗顔やメイクも可能なので、私も気負いせずに受けられました。美容クリニックで行なっているリフトアップは皮膚を切り、たるみを除去するという方法がありますが、リフテラ2は切らずに、リフトアップが叶えられるのも人気の理由。今回担当してくれたのは、リエンジャン美容クリニック理事長の大和田 朋美先生です。ちなみにリエンジャン美容クリニック 新宿の医師や看護師は全員日本人。最先端の韓国美容を、言語の不安なく安心して体験できます。リフテラ2は専用の2つのカートリッジで照射していくのが特徴。1つ目は面が大きい「LINEタイプ」で、広範囲に超音波を届けることができます。まずは頬の下から上へ引き上げるように、LINEタイプのカートリッジをあててもらいました。先生より「少し痛みがあると思います」と言われたものの、私はそこまで痛みを感じず。顔をマッサージされているような感覚でした。2つ目のカートリッジがリフテラ2の大きな特徴である「PENタイプ」。LINEタイプよりも細やかにあてられるので、クマ、おでこ、ほうれい線など繊細なパーツまでカバーできます。LINEタイプでは頬をぐいっと引き上げていましたが、PENタイプは特定の場所をめがけてクルクルとあてていくイメージ。こちらも痛みはほぼ感じませんでしたが、あとで見ると少し赤みがありました。あっという間に施術は終了し、鏡を見てみるとスーっと直線になったフェイスラインに感激……! 歳を重ねるたびに感じていた頬のゆるみや曲線が、シャープになったことを実感できました。頬の高い場所に、脂肪がキープされているような感覚。個人差はありますが、3か月~6か月ほどは効果が続くそう。楽しみ!家から往復約1時間でプチ体験できた、私のなんちゃって「渡韓美容」。「飛行機に乗る必要もなく、こんなに気軽にできるなら、ほかのメニューも試してみたい!」と思いました。施術によっては術後に洗顔やメイクができないものなどもあるので、注意事項はよくご確認を。韓国でやってみたかった美容を、新宿で体験してみてくださいね。・リエンジャン美容クリニック 新宿住所:東京都新宿区歌舞伎町2-46-3 SIL新宿4FHP:(撮影・取材・文:小浜みゆ)
2024年03月29日株式会社K-BALLET(本社:東京都文京区、代表取締役:熊川 哲也)が運営するバレエ教室「K-BALLET SCHOOL」(Kバレエ スクール)は、既存の恵比寿校・吉祥寺校・横浜校・大宮校の4校に加え、2024年4月1日より新たに後楽園校を開校します。K-BALLET SCHOOL: K-BALLET SCHOOL 後楽園Kバレエ スクールは、プロフェッショナルバレエ団であるKバレエ トウキョウ(旧:Kバレエ カンパニー)の付属校として2003年に創立され、20年以上にわたり充実したバレエ環境における現役ダンサーを含む質の高い教師による指導をかかげ、未就学期から青年期までの次世代を担う子供たちから、大人の方々まで、延べ1万人以上にバレエ教育を提供してまいりました。さらに、2023年には英国ロイヤル・バレエ団でソリストとして数多くの主要な役を務めたのち、10年にわたり日本人で初めて英国ロイヤル・バレエ学校の専任教師を務めた蔵 健太が新たに校長に就任し、国内にいながら世界トップクラスの指導クオリティを提供するKバレエ スクールの教育をますます進化させております。このたび、より多くの方に、一生の宝となる豊かな心と健康な身体を培うことのできるバレエという芸術に触れていただくべく、文京区 後楽園駅・春日駅からすぐの地に、子供から大人まで広く門戸をひらく新たなスタジオをオープンすることが決定いたしました。文京区はKバレエ トウキョウ/Kバレエ アカデミーの本拠地があるKバレエグループにとって特別な地です。スタジオを率いる主任教師にはKバレエ トウキョウのプリンシパル/副芸術監督の浅川 紫織が就任いたします。浅川はダンサーとしてまさにこの地で毎日稽古に励み、日本を代表するプリンシパルとして数々の主役を務め、プロのダンサーから初心者まで多岐にわたる指導キャリアがございます。子供から大人まで、バレエ経験がある方もない方もどなたでも「楽しく・正しく・美しく」学べるクラスをご用意している後楽園校は、お買い物の後やお仕事帰りにも通いやすいアクセスしやすい立地です。3月より体験クラスを実施するほか、見学等も随時受付いたします。【バレエの習得度を“見える化”するグレード制度を新スタート】バレエの習得度を“見える化”するバレエグレードを新たに構築し、4月よりKバレエ スクール全校で導入いたします!ピアノやスイミングなどでも“級”が存在しますが、段階的に課題が設けられたグレードに挑戦することは、客観的に自分の力量を知ること、その能力を伸ばすためにはどのような学習を行ったらよいかを確認する指針になり、次の明確な目標となります。Kバレエ スクールでは、子供向けの“Japan Ballet Grade”と大人向けの“TKG for Hobby”、身体条件や異なる目的を加味した2つのグレードを制定し、子供も大人も“確実に身になるバレエ”をご提供いたします!特に、目標が定めにくいとのお声を聞く大人の方には、グレードAを獲得した方にはKバレエ トウキョウの舞台にエキストラとして出演できるというスペシャル特典もご用意しました。Kバレエ スクールで、楽しく確実な成長を手に入れてください。【株式会社K-BALLET 代表取締役 熊川 哲也ご挨拶】英国ロイヤル・バレエを離れ、日本に拠点を移すと決めたのは1998年。カンパニーの本拠地となるスタジオを手に入れることは私にとって、必要不可欠かつ大事な出来事でした。そんな日本でのキャリアの本拠地を、文人の旧跡が至る所に残り、歴史と文化に彩られた文京区に決め、スタジオを構えて25年、鍛錬の場、創作の場、そして後進を育てる場所として、この地でかけがえのない時間を過ごしてまいりました。そんな縁あるこの地域に、新たなスタジオをオープンできることを心から嬉しく思っております。Kバレエの教育事業は、プロのダンサーにも対応する環境と、一流の教師陣による質の高いバレエ環境を整えながらも、プロを目指すことだけをバレエ教育の目的とはしていません。子供たちは潜在的に秘めている芸術的センスを見出し伸ばせるように、そして社会的にさまざまな役割を持つ大人の方にとっては、非日常の豊かさに身をおき、美しく歳を重ねられるお手伝いができるように、学業や生活とのバランスを考慮したサポート体制をご用意しております。心が踊らなければ、身体は踊りません。Kバレエという芸術を通して感動し、喜怒哀楽をバランス良く、健康的に表現できる豊かな感性を育むことで、皆様の人生がより素敵に輝いていく。後楽園校では、文教地区として名高い文京区にふさわしい実りある時間を提供することをお約束いたします。熊川 哲也<熊川 哲也(くまかわ てつや)>K-BALLET TOKYO 芸術監督/K-BALLET SCHOOL主宰北海道生まれ。1987年、英国ロイヤル・バレエ学校に留学。89年、ローザンヌ国際バレエコンクールで日本人初の金賞を受賞。同年、英国ロイヤル・バレエ団に東洋人として初めて入団。91年には同団史上最年少でソリストに、93年にプリンシパルに昇格。主要なレパートリーで数々の名演を残し、名実共に世界的ダンサーとしての評価を確立する。98年、英国ロイヤル・バレエ団を退団。翌99年、Kバレエ カンパニーを設立。以来、芸術監督/プリンシパルダンサーとして団を率いるほか、演出・振付家としても才を発揮し、全幕古典作品の演出・再振付や、台本から手がけた完全オリジナル全幕作品などの新作を数多く上演している。また、後進の育成機関として2003年にKバレエ スクールを創設するなど、総合芸術としてのバレエを多角的にサポートする組織を運営。2012年1月、Bunkamuraオーチャードホール芸術監督に就任。2013年、紫綬褒章受章。7月、バレエ芸術文化の振興を目的とした一般財団法人熊川財団を創立。【後楽園校主任教師 浅川 紫織ご挨拶】私自身、20年近く通い続けているこの地域に大きな愛着と沢山の思い出があり、これから新たに訪れる沢山の出会いを想像すると心が躍ります。Kバレエ スクール各校での経験はもちろんのこと、Kバレエ トウキョウでプロダンサーの指導にも携わっている経験を活かし、これからも学び成長しながら生徒の皆様と触れ合う時間を充実させたいと思っております。まずは新しく美しいスタジオに気軽な気持ちで一度足を運んでいただけると嬉しいです。皆様とお会いできることを楽しみにしています。浅川 紫織<浅川 紫織(あさかわ しおり)>K-BALLET TOKYO副芸術監督/K-BALLET SCHOOL 後楽園校 主任教師長野県生まれ。4歳よりバレエを始める。2001年ローザンヌ国際バレエコンクール セミファイナリスト。同年イングリッシュ・ナショナル・バレエスクールに留学。03年4月Kバレエ カンパニーに入団。14年1月プリンシパルに昇格し、熊川版古典全幕作品のほぼすべてで主演を務めている。Kバレエ トウキョウではバレエ・ミストレス、舞踊監督補佐を経て、23年9月に副芸術監督に就任。Kバレエ スクール ティーチャーズ・トレーニングコース終了。2013年より同校にて教師を務め、2016年より大宮校主任、2019年から2023年まで本校主任教師を歴任。【Kバレエ スクール 後楽園】<開校日>2024年4月1日(月) グランドオープン<所在地>〒112-0002 東京都文京区小石川2-1-12 小石川トーセイビル3F東京メトロ丸の内線/南北線 後楽園駅 8番出口より徒歩2分都営地下鉄三田線/大江戸線 春日駅 A4出口より徒歩3分<プログラム>子供向け:3歳~21歳対象/年齢に応じたクラス分け/月謝制大人向け:15歳~制限なし/初心者から上級者までレベルに応じたクラス分け/チケット制<営業時間>月~土 10時~22時日・祝 10時~18時3月より、順次体験クラスを実施いたします。プレ登録フォーム → ※ご興味のある方はお客様情報をご登録ください。今後予定されている体験クラスや4月からのスケジュール、キャンペーン等のお得情報などを、詳細が決まり次第メールにてご案内いたします。エントランススタジオ大きく外へと開かれた窓からは、やわらかく心地よい光がスタジオ内にあふれ、広く解放感のあるスタジオが誕生しました。床は、既存のスタジオと同じく足に優しい構造はそのままに、Kバレエ スクールとしては初となるリノリウムを採用。内装は都会的な印象を与えるグレーとあたたかい木調を組み合わせた色調で、スタイリッシュな雰囲気に仕上げました。施設は大小2つのスタジオとロッカールームを備えています。<3月1日より春の入会キャンペーンを実施>大人向け:期間中にご入会いただいた方に5回チケットをプレゼント!子供向け:期間中にご入会いただくと入会金50%OFF!実施期間:2024年3月1日(金)10:00~5月31日(金)18:00●子供のためのバレエグレード Japan Ballet GradeKバレエ スクールが新たに制定するこのグレードは、バレエを学ぶ子供たちが、自分の力を確かめながら、楽しみながら豊かなバレエ学習に取り組むことを目指すものです。ピアノやスイミングなどでも“級”が存在しますが、このようなシステムは、客観的に自分の力量を知り、その能力を伸ばすためにはどのような学習を行ったらよいかを確認する指針、次の明確な目標となり、段階的な到達を促進し、よりスムーズな学習を助長すると考えます。また、それぞれのレベルで定められた目標に向かい努力し、それをクリアしたときの達成感は、「ひとつの物事をやりきる」という実感体験であり、人生を生き抜く力に繋がるものです。グレードの練習は普段のクラスレッスンの中から行えるカリキュラムを構成しています。Japan Ballet Grade●世界初大人のためのバレエグレード “TKG for Hobby”(Tetsuya Kumakawa Grade)大人のバレエを習う皆様の情熱に、より一層お応えできるサービスを検討し、世界初(※当社調べ)大人のためのバレエグレード“TKG for Hobby”(Tetsuya Kumakawa Grade)のスタートが決定いたしました。このグレードは、決して趣味で習っている皆様に対して“難しすぎる”ものや、“仕事や家庭と両立できないほど大変”なものではございません。さまざまな目的でバレエを習っている皆様が、各々のバレエ力を具体的に確認でき、日々の学習成果の確認と次のレベルへの励みにすることを目的としています。大人の方に特化したグレードですので、子供とは異なる身体能力や柔軟性を加味し、「無理のないちょっと背伸びした次の目標」を設定しています。そしてグレードAを獲得した方にはKバレエ トウキョウの舞台にエキストラとして出演できるという大特典もございます。(受講されるクラスの中で自然と練習ができるもの、お家でも隙間時間で練習ができる内容がメインになります。任意の制度ですので、もちろん受講しない生徒様はこれまで通りのクラスレッスンをご受講いただけます)Tetsuya Kumakawa Grade“TKG for Hobby”【すべての人へ感動の芸術体験を― K-BALLETの教育事業】<K-BALLET ACADEMY>プロを目指す生徒へ日本最高峰の教育機関K-BALLET ACADEMY<K-BALLET SCHOOL>子供から大人まで、バレエを学ぶすべての人に最高の環境をK-BALLET SCHOOL<TEDDY'S BALLET>楽しいが学びになる気軽に始められるバレエ体験TEDDY'S BALLET 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年02月22日株式会社TBSテレビと株式会社K-BALLETは、2024年春、Daiwa House PRESENTS 熊川哲也 K-BALLET TOKYO Spring 2024『カルミナ・ブラーナ』公演を開催する運びとなりました。ダンサー、管弦楽、合唱など総出演者が250名を超える、再演不可能といわれた幻の衝撃作が復活!――――熊川哲也、特別出演決定!『カルミナ・ブラーナ』(C)Hidemi Seto/Bunkamura2019年にBunkamura30周年記念として初演し、圧巻のスケールで観客に鮮烈なインパクトを与えた大作、それが熊川哲也演出・振付『カルミナ・ブラーナ』。「誰もが知るカール・オルフの大曲に、熊川は美しく優美なバレエの概念を超えた戦慄の物語を授けた」と、わずか2夜限りの上演でありながら大きな話題となった。2021年のコロナ禍には、人類とウイルスを彷彿させる悪の対比をより鮮明に浮かび上がらせ、ステージ界では類を見ない撮影規模で映像作品として発表。そして生の舞台での再演が待望されていたなか、来たる5月、ついに上演が実現!初演時にはなかった熊川の特別出演という千載一遇の機会となる今回、この世に闇を与える悪魔の子アドルフに挑むのは飯島望未。ダンサー、歌唱ソリスト、合唱団、児童合唱、オーケストラ…熊川のもとに250名が集結し、お贈りする最大規模の総合舞台芸術。あの衝撃の舞台が今また!2月10日(土)チケット販売開始!■芸術監督熊川哲也『カルミナ・ブラーナ』演出・振付・台本 :熊川哲也音楽 :カール・オルフ舞台美術・衣裳デザイン:ジャン=マルク・ピュイッソン照明デザイン :足立恒■シノプシス■人間の世に紛れ込んだ悪魔の子アドルフ。アドルフと接触すると、この世のすべてがその美質を失う。可憐に咲き誇る花々やさえずる鳥たち、世に光をもたらす太陽、女性の美を象徴するヴィーナス、純粋無垢な白鳥、敬虔な神父さえも。アドルフは人間社会に蔓延する悪の象徴として、また時には人の堕落と果てなき欲求の化身として、世に闇を与え、醜行を蔓延させる。立ち向かう人間の姿は、悪魔にも良心を芽生えさせるのか。そして使命を全うすべくアドルフを殺め、この世に均衡をもたらすのは、我々人類か、あるいは人知を超えた力なのか――。飯島望未(アドルフ)飯島望未山本雅也(太陽)山本雅也小林美奈(ヴィーナス)小林美奈堀内將平(ダビデ)堀内將平成田紗弥(白鳥)成田紗弥石橋奨也(神父)石橋奨也熊川哲也(特別出演)芸術監督 熊川哲也 (C)Makoto Nakamoriほか Kバレエ トウキョウ指揮 :井田勝大管弦楽:シアター オーケストラ トウキョウ■知らぬ者はいないオルフの代表作、『カルミナ・ブラーナ』とは19世紀にドイツのベネディクト修道会の修道院で発見された詩歌集である。13世紀初期に南ドイツで書き写されたものとされるその古文書は、中世ラテン語で書かれた詩集や中世ドイツ語の詩、そして風刺作品などで構成されており、「遍歴の神学生」が書いたとされるその内容には、開放的に自然を謳歌した彼らの思想が反映されている。この詩集に目をつけたのがミュンヘン出身の作曲家カール・オルフ(1895−1982)。 同名の大規模カンタータを作曲し、強烈なリズムと連続する和音、従来の方法に捕らわれない大胆な作曲術で圧倒的な評価を得、オルフの代表作となった。特に、“世界の支配者 運命の女神フォルトゥーナ”を歌う第1曲と最終曲にあたる「おぉ、運命の女神よ」は大変有名で、映画作品などでも頻繁に使用されている。現代においても、その昂揚感と緊迫感が多くの人を惹きつけてやまないのだ。■バレエで描く衝撃のエクソシスムがここに――!?熊川哲也も、この曲に魅了された1人。しかし、熊川が曲から受けた型破りで意外性に満ちたイメージは、これまでの誰とも似通っていないだろう。「全曲を聞き終わった瞬間に、バレエ作品として構築するためのアイディアが溢れ、たった1時間で全曲の構想をまとめてしまった」というその内容は、“女神フォルトゥーナの子は、悪魔であった”という衝撃的な展開からはじまる。人間の世にでた悪魔は、人間に闇を与え、悪行を操る。そして、その運命に立ち向かう人間たち…。熊川は、バレエではかつて描かれたことがないだろう衝撃のエクソシストの世界、そして時代を超えた壮大な人類への示唆に富む作品を生み出したのだ。■世界的演出家の寵愛をうけるデザイナーと熊川がタッグを組む!ジャン=マルク・ピュイッソン(C)Antonio Olmos衣裳・美術のデザインを手掛けるのはジャン=マルク・ピュイッソン。パリ・オペラ座バレエ学校を卒業し、シュツットガルト・バレエ団などで活躍するプロのダンサーであったが、デザイナーに転向すると瞬く間に頭角を現した。近年の代表作としてはロイヤル・オペラ・ハウスにおけるマクヴィカー演出『アイーダ』、ロイヤル・バレエ団で初演され、世界中のバレエ団で上演されるウィールドンの代表作『DGV』、同じくロイヤル・バレエ団で上演され08年および13年にローレンス・オリヴィエ賞 最優秀新作ダンス部門を受賞したバランシン振付『ジュエルズ』、ウィールドン振付『Aeternum』のデザインを手掛けた。【上演時間】約75分(休憩なし)【チケット料金(税込)】S席25,000円 A席17,000円 B席13,000円 C席9,000円 D席7,000円 学生券4,000円学生券:中学生以上25歳以下/当日学生証を提示の上引き換え/席位置未定※本公演は未就学児入場不可です。【チケット販売】TBSチケット、チケットスペース、Bunkamura、チケットぴあ、イープラス、ローソンチケット※学生券はTBSチケット、チケットぴあWEBにて取り扱い【お問い合わせ】チケットスペースTEL: 03-3234-9999URL: 公式HP : 主催 : TBS特別協賛 : 大和ハウス工業株式会社協力 : Bunkamura制作 : K-BALLET/TBS公式ウェブサイト: Instagram : @k_ballet_tokyo_officialX : @kballetofficialFacebook : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年02月09日株式会社TBSテレビと株式会社K-BALLETは、2024年最初にお贈りするDaiwa House PRESENTS 熊川哲也 K-BALLET TOKYO Spring 2024『ジゼル』の新スポット映像を解禁いたしました。設立25周年を迎え、さらなる躍進を続ける熊川哲也率いるK-BALLET TOKYOが、7年ぶりに新たな顔ぶれで贈るロマンティック・バレエの最高傑作『ジゼル』が3月に開幕します。新ビジュアルスポット映像URL: 『ジゼル』 (C)Jin Kimoto本作は、古典改訂からオリジナル作品まで数多の名作を世に送り出している熊川哲也が最初に手掛けた全幕プロダクション。ダンサーとしてこの名作をこよなく愛し、「完成されたバレエ」として格別な敬意を抱いてきた熊川は、あくまでも伝統に忠実に寄り添いながらその揺るぎない世界に深く分け入り、卓越した演出技法によって演劇と舞踊が融合したドラマティックな世界を舞台に現出させる。この深淵なる愛の物語が、観客をまた新たな感動へといざないます。壮大な音楽とともにKバレエが贈る、哀しくも美しいロマンティック・バレエ『ジゼル』のスポット映像が解禁!■スタッフクレジット■芸術監督:熊川哲也熊川哲也 (C)Makoto Nakamori演出・再振付 :熊川哲也原振付 :マリウス・プティパ(ジャンコラーリ/ジュール・ペロー版による)音楽 :アドルフ・アダン舞台美術デザイン :鈴木俊朗舞台美術デザイン・アシスタント:佐藤みどり衣裳デザイン :ピーター・ファーマー照明デザイン :足立恒指揮 :井田勝大(3月16日(土),17日(日),20日(水・祝))/塚越恭平(3月23日(土),24日(日))管弦楽:シアター オーケストラ トウキョウ■ジュリアン・マッケイ■ジュリアン・マッケイ (C)Nicholas MacKay米国生まれ。ボリショイ・バレエ・アカデミーで学び、ミハイロフスキー・バレエ、サンフランシスコ・バレエを経て、2022年よりバイエルン国立バレエのプリンシパル。容姿端麗にして世界が認める実力を備える彼は、イギリス、アメリカ、ロシア等の主要な劇場でゲスト出演するほか、モード界からも注目されるなど活躍は幅広い。2023年5月には、Kバレエの全幕初出演となった『蝶々夫人』のピンカートン役で絶賛を浴びた。■相関図■相関図■STORY■舞台は中世ドイツの農村。村娘のジゼルにはロイスという恋人がいる。実はロイスは貴族でその名をアルブレヒトというが、身分を隠して村人になりすましている。一方、ジゼルに思いを寄せる森番のヒラリオンは、ロイスの存在に疑念を抱き、ジゼルとの仲を裂こうと間に割って入る。葡萄収穫祭の女王に選ばれたジゼルは村人たちと踊りを楽しむ。だが、心臓の弱いジゼルを心配する母は、踊りをやめるように言い、結婚前に命を落とした乙女たちの精霊ウィリの伝説を語り聞かせる。そこに大公と娘のバチルドら狩りの一行がやって来る。バチルドは実はアルブレヒトの婚約者。恋人の嘘と裏切りを知ったジゼルは絶望のあまり錯乱し、ついには息絶える。哀しみに打ちひしがれるアルブレヒトは、ジゼルの墓のある森を訪れる。そして──。日高世菜浅川紫織飯島望未ジュリアン・マッケイ (C)Nicholas MacKay堀内將平山本雅也※日高世菜の「高」ははしごだか■公演概要■Daiwa House PRESENTS 熊川哲也 K-BALLET TOKYO Spring 2024『ジゼル』【日/会場】2024年3月16日(土)、17日(日)、20日(水・祝)、23日(土)、24日(日)Bunkamuraオーチャードホール【上演時間】2時間15分(一幕55分 休憩25分 二幕55分)【チケット料金(税込)】チケット発売中!!S席 17,000円/A席 13,000円/B席 9,000円/C席 7,000円A親子席 17,000円※大人1名+子供1名(5歳以上小学6年生以下)(A席エリア)学生券 4,000円※中学生以上25歳以下/当日学生証を提示の上引き換え/席位置未定※A親子席・学生券は、TBSチケット、チケットぴあWEBにて取り扱い【チケット販売】TBSチケット、チケットスペース、Bunkamura、チケットぴあ、イープラス、ローソンチケット【お問い合わせ】チケットスペース:03-3234-9999 公式HP : 主催 : TBS特別協賛 : 大和ハウス工業株式会社協賛 : 株式会社ヤマノホールディングスオフィシャルエアライン: ANA協力 : Bunkamura制作 : K-BALLET/TBS公式ウェブサイト : Instagram : @k_ballet_tokyo_officialX : @kballetofficialFacebook : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年01月30日ワタリウム美術館で『梅田哲也展待ってここ好きなとこなんだ』という名の展覧会が開かれる。ワタリウム美術館で初となるパフォーマンス公演のような展覧会となり、会期は1期:12月1日(金)〜2024年1月14日(日)、2期:1月16日(火)〜28日(日)に分かれ、内容が変化する。船で夜の水路を巡る「入船(ニューふね)」など、さまざまな場所でツアー形式の作品を発表して来た梅田哲也。今回は、ワタリウム美術館の建築的な側面に焦点を当て、これまで展示室として使用されていなかった部屋も初めて公開される。これは、ワタリウム美術館を劇場として開催される舞台公演でもある。観客はツアーの進行中にところどころで登場するキャストの言葉に誘導されながら、展示室やバックヤードを巡り、日常の風景が異なって見えるような仕掛けと出合う。ワタリウム美術館のある三角の土地は、1964年の東京オリンピックのために建設された道路が住宅密集地を切り裂いたことから発生し、そこへ和多利一家が引っ越してくることから始まる。1972年、母の志津子が現代アートギャラリー、ギャルリー・ワタリをオープンし、それがワタリウム美術館の前身となる。こうした美術館の建設以前や建物に刻まれた行動の痕跡などを辿りながら、音や光、物体の動きなど、鑑賞する行為と交差していく。ツアーは少人数で行い、時間差で出発し、約50分。見る者も見られる者となるだろう。事前申し込みが必要となるため、詳細をチェックしてから出かけたい。<開催情報>『梅田哲也展wait this is my favorite part待ってここ好きなとこなんだ』会期:<1期>2023年12月1日(金)~2024年1月14日(日) <2期>2024年1月16日(火) ~2024年1月28日(日)会場:ワタリウム美術館+空地時間:13:00~19:00(毎20分ごとにスタート、最終入館は18:00)※所要時間約50分休館日:月曜(1日8日は開館)、12月31日(日)~1月3日(水)料金:一般2,800円、25歳以下/65歳以上は2,000円(要証明書)、ツアー・フリーパス5,000円公式サイト:
2023年11月22日もがきながらも軽妙な笑いを忘れない、連鎖街に取り残された人々どこかの建物の、半地下と思しき部屋にいる男たち。ひとりは塩見利英(高橋和也)、もうひとりは片倉研介(千葉哲也)。彼らは各々「大連のシェイクスピア」「大連のモリエール」と自称している演劇人なのだが、彼らの世話をしている陳鎮中(加納幸和)の目を盗んでここから脱出しようと企んでいる。左より)霧矢大夢、高橋和也、加納幸和、千葉哲也撮影:宮川舞子つい先日まで「満州国」と呼ばれていた中国東北部で、交通の要所として栄えた大連。その目抜き通りだった連鎖街にある今西ホテルの地下室で、彼らはソ連軍のために芝居を書かされているのだ。だが台本の執筆は遅々として進まず……。井上ひさし・脚本、鵜山仁・演出で2000年に初演、2001年に再演された本作。今回は21年ぶりの上演となった。11月9日(木)~12月3日(日)東京・紀伊國屋サザンシアター、および12月の山形公演・群馬公演、さらに2024年1~2月の全国演鑑連中部・北陸ブロック公演に先立ち、11月8日(水)に行われたゲネプロの模様を紹介する。左より)霧矢大夢、高橋和也、加納幸和、千葉哲也撮影:宮川舞子幕開けは、観客にも近しい状況で言うならば宿題がまったく終わっていない夏休み最終日。あるいは、彼らの状況により近い形で言えば作家が編集者によって旅館などに缶詰めにされ、原稿執筆を迫られている光景。こういう時は、えてして現実逃避に走りがちで……というわけで、塩見と片倉も不毛なやりとりを繰り広げている。しかし、そうもいかなくなってきたのはソ連軍との窓口を務めている今西練吉(鍛治直人)から、このままでは皆シベリア送りになると聞かされてから。シベリアの強制収容所送りになればどんなことが待ち受けているのか。これまで数々のドラマや映画、漫画などで描かれていて、察しのつく観客も多いだろう。もちろん、作中の彼らもその意味は重々承知。だからこそ、必死になって芝居を完成させようとするのだ。左より)高橋和也、千葉哲也、加納幸和、霧矢大夢、西川大貴、朴勝哲、鍛治直人撮影:宮川舞子まず、塩見と片倉のかけあいの妙が印象的だ。高橋の佇まいは、新劇畑の塩見のいかにも文学青年がそのまま年を重ねたような風情がしっくりはまる。亡き友人の遺児である石谷一彦(西川大貴)に対する親代わりとしての表情に、彼の誠実さが表れているように感じる。一方の片倉は、大衆演劇の劇団を率いているだけあって塩見よりも線の太い感じ。どっしりとした存在感とどこか愛嬌のある言動は、千葉ならではの造形ではないだろうか。そして、自身の持ち味を十二分に活かしていると思わされたのは、陳を演じる加納。軽妙でコミカル、でもどこか物腰がたおやかなのは、さすが「花組芝居」の座長であり女形であるからこそ、といったところ。部外者として面倒を見ているうちに自分も創作に関わり始める、というのはバックステージものでの「あるある」ではないかと思うが、陳も塩見・片倉を相手に丁々発止のやりとりをしているうちに、芝居に深く関わっていく。左より)高橋和也、西川大貴、加納幸和、千葉哲也、鍛治直人、霧矢大夢、朴勝哲撮影:宮川舞子さらに、石谷の婚約者である女優のハルビン・ジェニィ(霧矢大夢)、塩見・片倉にとって因縁の相手でありジェニィの過去にも関わる市川新太郎(石橋徹郎)、音楽家である石谷の同僚ピアニスト・崔明林(朴勝哲)も加わって、『シベリアのリンゴの木』という芝居が形作られていく。誤解やすれ違いゆえのドタバタから、やがて全員が一丸となって芝居を完成させようとして、まさにドラマティックな盛り上がりを見せる。後列左より、鍛治直人、高橋和也、千葉哲也前列左より、石橋徹郎、霧矢大夢、西川大貴、加納幸和撮影:宮川舞子だが、そこに暗い影を落とすのは、ここがソ連軍に包囲され外部から隔絶された大連の街であること。当時の大連の状況もこれまでノンフィクション / フィクション共さまざまに描かれてきているが、昨今の世界情勢を思えばより感じるものは多いはず。困難な状況を必死に乗り越えようともがき、でも軽妙な笑いを忘れない、連鎖街に取り残された人々。なんとも愛おしい彼らの姿は、2023年の今この作品が上演される意味・意義を強く伝えてくる。取材・文:金井まゆみ<公演情報>こまつ座第148回公演『連鎖街のひとびと』作:井上ひさし演出:鵜山仁出演:高橋和也千葉哲也加納幸和鍛治直人西川大貴朴勝哲石橋徹郎霧矢大夢【東京公演】2023年11月9日(木) ~12月3日(日)会場:紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYA【山形公演】2023年12月10日(日)会場:東ソーアリーナ【群馬公演】2023年12月22日(金)会場:昌賢学園まえばしホール(前橋市民文化会館)チケット情報:公式サイト:
2023年11月14日8月30日、大ヒット漫画の実写化映画『ゴールデンカムイ』のキャストが発表され、舘ひろし(73)が土方歳三役で出演することが明らかになった。舘は映画の公式サイトに以下のコメントを寄せている。《今作は、実は土方が生きていたら…という設定ですが、土方歳三というのは、常々演じてみたいと思っていた役でした。土方は、誰よりも武士ということに憧れ、武士よりも武士らしくしたいという想いがあったのではないかと、原作漫画に加え、土方の本も読み直し、イメージを膨らませ、演じさせていただきました》公開された舘のビジュアルの再現度の高さが話題になっているが、SNSでは意外なところに注目する声もあがっていた。《舘ひろしさんの「土方歳三は常々演じてみたいと思っていた」という言葉、渡哲也さんも昔『五稜郭』で土方歳三やってたもんなあ……と勝手に行間を読んでグッときてしまった》《里見浩太朗主演の「五稜郭」という特番ドラマのキャストなんだが、今から35年前か。これに舘ひろしも出ているのよね。「蝦夷の最後の戦いで、土方歳三が生き残っていたとしたら」・・・その役作りに渡土方の影響があったとしたら、熱いものが在るね》《舘ひろしさんが「土方歳三というのは常々演じてみたいと思っていた役でした」って仰ってるのぐっときちゃうな…早世した人物だから実際には30代くらいまでの役者しか演じるチャンスがない役だけど、金カムのストーリー上70代で演じることができたっていうの、巡りあわせだなあ》舘はかつて本誌のインタビューで故・渡哲也さん(享年78)への思いを明かしている。「やっぱり渡さんに会えたことが僕にとっていちばん。渡さんを通して、昔の映画スターという人たちのたたずまいというか生きざまを身近で見てこられたのが人生の財産になりましたね」(本誌‘21年2月9日号掲載)舘は渡さんの背中をずっと追い続けてきた。「舘さんがデビューしたてで演技に自信がなかったときに、渡さんに『君には華がある』と励まされ、『この人に一生ついていこう』と決めたそうです。また、渡さんから教わった演技論を今も胸に刻んでいて、舘さんは渡さんのことを人生の師と呼んでいるそうです。『五稜郭』では壮絶な最期をとげる土方歳三を渡さんが熱演し、大変話題になりました。作品は違えども、そんな渡さんと同じ役を演じられることを舘さんは喜んでいるのだと思います」(スポーツ紙記者)人生の師が演じた憧れの役を70代で掴んだ舘。土方役にかける思いは誰よりも強い。
2023年08月30日音楽やビジュアル、振動などを巧みに使い、人の視覚や聴覚、触覚を統合する“共感覚”的体験を味わえるゲームを生み出している、水口哲也さんと石原孝士さん。石原孝士×水口哲也:長く抽象的な議論からゲーム作りがスタート。――お二人はなぜ、ゲームという媒体を選んだのでしょうか。水口哲也(以下、水口):世の中にあるさまざまなクリエイティブの中で一番新しいと思ったからです。ゲームって体験のクリエイティブなんですよね。ビジュアルや音、場合によっては触覚などを使って自由に制限なく作れて、しかも世界中の人にリーチできる。未だに変わらない魅力ですね。石原孝士(以下、石原):幼少期からゲームに触れていましたが、中高生の頃にグラフィックデザインに興味を持ち始め、アート全般を学ぶようになりました。あと、’90年代のダンスミュージックが流行っていて、そういった音楽を聴きながらそのイメージを絵にする、みたいなこともやっていたんですよね。そんな中、水口さんの『Rez』や『スペースチャンネル5』といったゲームを知り、自分とシンクロする部分があるなと感じていました。水口さんの作品には、一般的なゲームの体験ロジックとはまた違うアートと音楽の力もふんだんに活かして物語を進めていくような独特なスタイルを感じて、「これは新しい、今自分が学んでいること、やっていることも、そのまま活かせるのでは?」と思いクリエイターを目指すようになりました。―― 一番最初のゲーム体験を教えてください。水口:小学校4年生の時におもちゃ屋さんの友達の家でやった家庭用ゲームの『PONG』ですね。なんじゃこりゃって(笑)。石原:僕はファミコンの『スーパーマリオブラザーズ』です。ただ、今思い返すと、小さい頃に父の自作のゲームとコントローラーで遊んだ記憶がありますね。水口:石原くんのお父さんもゲームクリエイター?すごいね。――水口さんに憧れていた石原さん。二人が一緒にゲームを作るようになった経緯を教えてください。石原:先ほどの話の続きになりますが、水口さんのいるセガに入社するものの、そのタイミングで水口さんが独立されてすれ違いになり、結局、数年後に水口さんのスタジオに移りました。一番最初に会ったのはスタジオ近くのコンビニでしたね(笑)。水口さんの作品に近い印象のアートをたくさん描いていたので、自然と興味を持っていただいたのか、わりとすぐに一緒にプロジェクトをやろうかという話になりました。水口:それで、4年くらいかけて『チャイルド・オブ・エデン』を作ったんです。ゲームは構想やコンセプトを作るプリプロダクションから始まるんですけど。僕らの場合、最初に僕が物語を書き、それを基にして石原くんがアートを手で描いていきます。ただ、なかなかイメージの共有が難しく、最初は二人の間でフォーカスが合わない。そこから何度も、何時間も議論をします。“そのシーンはどんな効果音が鳴って、どんな音楽が流れて、どんなビジュアルエフェクトが生まれて、こんな体験になっていくのはどうだろう”のような感覚的なユーザーストーリーの議論を続けます。そうして時間を使うことで、だんだんとフォーカスが合うようになり、たとえば、10枚描いて1枚しかピンとくるものがなかったのが、3枚、5枚と増え、確度が上がっていく。結果的に、このプロジェクトでは、3000枚くらいは描いたんじゃないかな。操作と音、映像などの連鎖反応が感覚を刺激。――とんでもない枚数です…!水口:最初と最後を比べると、完成度はもちろん、石原くん自体のスキルも上がり、出来上がる頃にはかなり才能が花開いていましたね。また、アートと同時に、使う音楽を最初に決めていきます。僕らのゲームは特に音楽が重要で、全部自分たちで作るのですが、作った音楽を一度バラバラにして、一つ一つのプレイヤーのアクションや操作に割り当てるんです。そして今度は音からビジュアルが変化するという連鎖的な表現を試みるのですが、すると、プレイヤーが自分で音楽を生み出している、演奏しているような気分がちょっと混ざってくるなど、体験に新しい化学反応が生まれるんですね。そうした体験が連続することで、だんだんと大きなうねりになると、結果的に感情や感覚が刺激されるんです。言葉からくるドラマ性とは違う、体験としての気持ちよさが生まれてくる。この体験を、僕らは「シナスタジア(共感覚体験)」と言っています。――石原さんはどのようにビジュアル作りをされていますか?石原:成長とともに変わっていく自分の気持ちとか、旅先で見た風景や印象的だったシチュエーションなど、実体験をもとに絵を起こしていきます。きれいなアートを描けばいいというわけではなく、説得力のある、その体験をしたからこそ描けるリアル感や生感みたいなものを意識するようにしていますね。そうすることで、絵を見る方の心を揺さぶるものになると思っています。――感覚のような目に見えないものをお二人で、またプレイヤーと共有できるものにしていく作業は、とても大変なように感じます。水口:難しいんだけど、一番楽しいところでもあって。全員が面白く感じるものを作るというのはゲームデザインの醍醐味ですが、人種や世代、性別関係なく多くの人が面白いと感じるものには絶対に理由がある。ゲームという体験作りをしていると、だんだんわかってくることがあるんですね。たとえば音楽を聴いて癒されるとか泣くなどの感情の刺激を体験に織り込んだ時に、どんな新しい感動が作れるのかということが、僕らの最大の興味なんです。『テトリス エフェクト』が一番いい例で、オリジナルの『テトリス』で感情が刺激されることはあまりないと思います。でも『テトリス』をプレイして、感情が刺激されたり、もし感極まって泣くことがあるとすれば、それはどういう体験設計なのかということを、ずーっと話していました。僕たちが音楽好きというのもありますが、音楽のプレイリストを作るような感覚で、“最初は優しくて、だんだん難しくなって突き落とされて、でもまた救われて、最後は多幸感あふれる幸せの世界に到達するようにするには、どうすればいいかな”みたいなことをね。――プレイヤーの感情に訴えかける作品を作るために、ヒントとしているものはありますか?水口:音楽ライブはいつも研究対象になり続けていますね。世界のいろんなフェスに行っては人間観察をしていました。あとは二人でよく旅もするよね。パンデミックの前にはギリシャとかに。石原:僕はミャンマーにも行って音を収録したりしましたね。水口:『テトリス エフェクト』を作る時は、『テトリス』の作者の一人、ヘンク・ロジャースさんが住んでいるハワイ島に行き、しばらく家に泊まって話をしたよね。石原:そうでしたね。先ほど、実体験をもとに絵を描き起こしていくと言いましたが、『テトリス エフェクト』には、その時身体で感じたハワイ島のスピリットみたいなものが入っているんですよね。ジャケットにマーメイドがいたり一緒に泳いだイルカが出てきたり。水口:そういう実体験や会話からイメージを出す作業を続け、少しずつ形にしていきながら、焦らずじっくりとやり続けていくパターンが多いです。僕はそれを“スローモーション・マルチタスキング”と呼んでいるんですけど。同時に複数のプロジェクトを進行しながら、“これは世に出てもいいね”という状態になるまで時間をかけて考え続けて作っています。最高に楽しいですよ。石原:楽しさの中に苦しさもある気はしますけどね(笑)。ゲーム開発って、大きいパズルを作っているような感覚があって。パズルって、完成が見え始めたくらいの後半以降が楽しくて、それまでは結構、辛いじゃないですか。それと同じように、アイデアをゲームの体験にはめてみては外す…といった作業の繰り返しで、楽しさは後半に一気に押し寄せてくる感覚があります。水口:確かに最初は、自分で自分の背中を蹴っているような感じがあるね。『テトリス(R) エフェクト・コネクテッド』不朽の名作パズルゲーム『テトリス(R)』に、幻想的なビジュアルと音楽、時間を止める「ZONE」システムなど新しいエッセンスをプラス。音楽、背景、テトリミノの落下など、すべてがプレイヤーの操作にシンクロする体験はあらゆる感覚に訴えかけ、想像を超えた快感を生む。VR、マルチプレイモードでも楽しむことが可能。2020年発売。Tetris(R)& ©1985~2020 Tetris Holding.みずぐち・てつや(写真右)エンハンス代表、シナスタジアラボ主宰。慶應義塾大学大学院特任教授。『Rez』『スペースチャンネル5』『ルミネス』『チャイルド・オブ・エデン』、VRに対応した『Rez Infinite』『テトリス(R) エフェクト・コネクテッド』などをプロデュース。また、共感覚を体感する「シナスタジア・スーツ」や、共感覚体験装置「シナスタジア X1」を開発。いしはら・たかし(写真左)ゲームディレクター、アートディレクター。『ルミネス』『チャイルド・オブ・エデン』、VRタイトル『Rez Infinite』『テトリス(R) エフェクト・コネクテッド』に携わる。アプリケーション開発やシンセサイザーのプロトタイプ制作などゲーム以外のフィールドでも活動。※『anan』2023年5月17日号より。写真・内田紘倫(The VOICE)取材、文・重信 綾(by anan編集部)
2023年05月14日もうすぐゴールデンウィーク!長期休みだから渡韓する女子も多いのでは? そこで、mamagirl WEBの韓国在住スタッフから届いた最新情報をお届け♪ 今、ソウルを歩いていて人気のファッションブランドをピックアップしました。ぜひチェックしてみて。一番HOT! インフルエンサーが立ち上げた【Matin Kim(マーティン キム)】 この投稿をInstagramで見る MatinKim(@matinkim_magazine)がシェアした投稿 デザイナーとして活動し、インフルエンサーでもあるキム・ダインさんが2019年に立ち上げた今一番と言ってもいいほど人気のブランド!クロップド丈にローライズのゆるパンツのコーディネートなど、若い子だけ?と思わせるコーディネートを大人でも着られるよ!という提案をしてくれているブランド。キム・ダインさんのインスタは女子の憧れ♪ この投稿をInstagramで見る 김다인(@deinkim)がシェアした投稿 キム・ダインさんは、ライフスタイルが素敵で韓国女子の憧れでもあるんです! 日常のコーディネートで【Matin Kim】のアイテムを着ている投稿もあるから、購入したアイテムのコーデの参考にチェックするのもよさそう。コ・ヨンジュンがアンバサダーの【Marithe + Francois Girbaud】♪ この投稿をInstagramで見る MARITHÉ FRANÇOIS GIRBAUD(@marithe_kr)がシェアした投稿 韓国ドラマ『還魂:光と影』のヒロイン♡コ・ユンジョンがブランドアンバサダーを務めているだけでも注目しちゃう、【Marithe + Francois Girbaud(マリテフランソワジルボー)】。フランス発のブランドだけど、韓国で大人気! ロゴ使いがイマドキでスタイリッシュなところが、韓国っぽくておしゃれ!バッグなら韓国アイドルも愛用している【STAND OIL(スタンド オイル)】 この投稿をInstagramで見る STAND OIL(@standoil)がシェアした投稿 シンプルな形とデザインでヴィーガン素材を使用しているなど、デイリーに使いやすいバッグとして人気急上昇しているのが【STAND OIL】。New Jeansのミンジや(G)I-DLEのソヨンなどなど多数のアイドルが“空港ファッション”で持っていたこともあり、韓国女子たちも注目のブランドなのです。コーデ買いすれば韓国女子になれる!ソウル生まれの【CURRENT(カレント)】 この投稿をInstagramで見る CURRENT 커렌트(@current.official)がシェアした投稿 韓国・ソウルで誕生し、いわゆる“韓国風ファッション”の代表格として現地で注目を集めているのが【CURRENT】。Le Sserafimがステージ衣装で着用していたことで、KーPOP好きもチェックしているブランド! Tシャツなど、手に取りやすいアイテムが充実しています。今回紹介したブランドは日本で買えるものもあるけど、ぜひ現地で人気の熱を感じながらショッピングを楽しんで欲しいスポットです♪ 出発前にチェックして韓国旅行を充実させてね。 あわせて読みたい🌈「韓国に行く人は絶対買って!」【ヨーグルト+チョコボール】は韓国女子の大定番!朝食に欠かせないとバズリ中♪
2023年04月25日熊川哲也 Kバレエ カンパニー Spring 2023『蝶々夫人』が、5月24日(水) から28日(日) に東京文化会館 大ホールで上演される。熊川のオリジナル作品である『蝶々夫人』は、プッチーニの傑作として名高い同名オペラに材を得た全2幕のグランド・バレエ。オペラにはない新たな物語「海軍士官ピンカートンのアメリカ出発と赴任地・長崎の遊郭で蝶々を見初めるまで」を第1幕に置いたオリジナルのドラマ展開、アメリカの場面のみあえてプッチーニを離れ、ドヴォルザークの楽画を用いるなど大題に構成した音楽など、“オペラのバレエ化”を超えた独創性に満ちている。(C)Ayumu Gombi(C)Shunki Ogawaこのたび、熊川作品には今回が初出演となるミュンヘン・バレエのプリンシパル、ジュリアン・マッケイをゲストに迎え、4年ぶりに再演。“バレエ界の貴公子”と称され、今世界中から注目されているジュリアンがどんな踊りを見せるのか、また優れた演劇性に定評がある飯島望未は、初めての蝶々役をどう演じるのか。さらに初演時のキャストの登場や、初披露の役を演じるトップダンサーなどが見どころとなっている。ジュリアン・マッケイ (C)Yumiko Inoue飯島望未チケットは現在一般発売中。熊川哲也 Kバレエ カンパニー Spring 2023『蝶々夫人』ジュリアン・マッケイ プロモーション映像<公演情報>熊川哲也 Kバレエ カンパニー Spring 2023『蝶々夫人』5月24日(水)~28日(日) 東京文化会館 大ホール【キャスト】蝶々夫人:飯島望未、成田紗弥、岩井優花ピンカートン:ジュリアン・マッケイ、堀内將平、山本雅也スズキ:荒井祐子、前田真由子ゴロー:石橋奨也、伊坂文月花魁:浅川紫織、日髙世菜、山田蘭ボンゾウ:杉野慧、宮尾俊太郎ケイト:日髙世菜、小林美奈、戸田梨紗子ヤマドリ:山本雅也、吉田周平、関野海斗シャープレス:スチュアート・キャシディ【チケット料金】(税込)S席16,000円/A席12,000円/B席9,000円/C席7,000円/D席5,000円A親子席16,000円学生券4,000円※A親子席:大人1名+子供1名(5歳以上小学6年生以下)(A席エリア)※学生券:中学生以上25歳以下/当日学生証を提示の上引き換え/席位置未定チケット購入リンク公式サイト:
2023年04月06日熊川哲也のオリジナル作品、『蝶々夫人』。バレエで“日本の美”を描くという全く新しい発想で2019年の初演時には大きな話題を呼びました。この度、ミュンヘン・バレエのプリンシパル、ジュリアン・マッケイをゲストに迎え、4年ぶりに再演いたします。“バレエ界の貴公子”と称され、今世界中から注目されているジュリアンがどんな踊りを見せるのか…そして、優れた演劇性に定評がある飯島望未は、初めての蝶々役をどう演じるのか…さらに、初演時のキャストの登場、初披露の役を演じるトップダンサーなど、見どころ満載です。待望にして大注目の再演を、切ない物語が目に浮かぶようなビジュアルと合わせて、是非多くの方に告知いただきたくお願い申し上げます。(C)Yumiko Inoue特別番組をTVerにて配信中です! TVer 二次元コード2019年、熊川哲也がKバレエ カンパニー20周記念作品として挑んだのはバレエで“日本の美”を描く――すなわち世界で最も有名な日本人ヒロインの悲恋物語『蝶々夫人』の創造だった。プッチーニの傑作として名高い同名オペラに材を得て全2幕のグランド・バレエに生まれ変わらせた本作は、“オペラのバレエ化”を遥かに超えた独創性に満ちている。オペラにはない新たな物語――海軍士官ピンカートンのアメリカ出発と、赴任地・長崎の遊郭で蝶々を見初めるまで――を第1幕に置いたオリジナルのドラマ展開、アメリカの場面のみあえてプッチーニを離れ、ドヴォルザークの楽画を用いるなど大題に構成した音楽。日米の差異がヴィヴィッドなコントラストをなすこの幕は、二国の色彩異なる華やかな踊りの見せ場であると同時に、その後ふたりが辿っていく、国境を越えた愛の顛末にいっそうの説得力をもたらす。そして何より、熊川の卓越した美意識と創意に富んだ演出振付で表現される美しき日本の文化と精神性こそは、この名作の物語に真実味をもたらし、観客の魂までも強く揺さぶるのだ。バレエだからこそ描き出せる日本の美、深淵なる愛のドラマとは――その答えがここに!■いま世界中から熱視線を浴びるバレエ界の貴公子 ジュリアン・マッケイ米国モンタナ州生まれ。当時外国人最年少の11歳でボリショイ・バレエ・アカデミーに入学。ローザンヌ国際バレエコンクールで研修賞を受賞したのち、英国ロイヤル・バレエ団に入団。2016年、ミハイロフスキー・バレエに移籍。世界の主要劇場でゲスト出演するほか、22年9月からはミュンヘン・バレエのプリンシパルとして活動中。現在 24歳。容姿端麗にして傑出した実力を備えたこの若きスターは今や世界中の注目を集め、「VOGUE」「Numero」誌が特集を組むなどモード界をも魅了している。Instagram:@julianmackayジュリアンのプロモーション動画も是非ご利用ください! ジュリアン・マッケイ プロモーション動画ジュリアン・マッケイ (C)Yumiko Inoueジュリアン・マッケイ_2 (C)Yumiko Inoueジュリアン・マッケイ_3 (C)Nicholas MacKayジュリアン・マッケイ_4 (C)Nicholas MacKay■―注目のキャスト陣―新たな主演の組み合わせや初披露の役を演じるトップダンサーなど見どころが満載!シャープレス役で出演が決まったスチュアート・キャシディをはじめ、荒井祐子、宮尾俊太郎ら初演時のキャストも集結し進化する名作を支えます!■―蝶々役―飯島望未 Nozomi Iijima飯島望未大阪府生まれ。2008年ヒューストン・バレエに当時最年少の16歳で入団。19年3月、同団のプリンシパルに昇格。21年に帰国し5月にKバレエ カンパニー『ドン・キホーテ』にゲストで主演。同年8月プリンシパル・ソリストとして入団。22年3月プリンシパルに昇格。19年、シャネルビューティアンバサダーに就任するなどファッション業界でも幅広く活躍中。成田紗弥 Saya Narita成田紗弥大阪府生まれ。2歳よりバレエを始める。2009年ドイツのマンハイム国立バレエ・アカデミーに留学。13年韓国のユニバーサル・バレエ団に入団。17年『くるみ割り人形』で全幕主演デビュー。18年9月Kバレエ カンパニーにプリンシパル・ソリストとして入団。数々の作品で主演を務め、本作初演時にも蝶々役を経験。岩井優花 Yuka Iwai岩井優花岩手県生まれ。4歳よりバレエを始める。2014年よりジョフリーバレエアカデミー シカゴ トレイニープログラム所属。15年同校スタジオカンパニー入団。16年ユース・アメリカ・グランプリNYファイナルTOP12。17年ジョフリーバレエ入団。21年4月Kバレエカンパニーにソリストとして入団。22年9月ファースト・ソリストに昇格。『ロミオとジュリエット』のジュリエットを務めるなど、期待の新星。■~STORY~開国まもない明治の長崎。武家に生まれた蝶々は、幼い頃に父が自害し家が没落、今は遊女見習いとして遊郭に身を置いている。一方、アメリカでは海軍士官ピンカートンが長崎への赴任を命じられ、恋人ケイトとの別れを惜しみつつ日本へと旅立つ。長崎にやって来たピンカートンは、仲間と共に遊郭を訪れる。あでやかな花魁道中に目を奪われる男たち。そんななか、ピンカートンはひとりの可憐な少女に出会い、心惹かれる。それは蝶々だった。遊郭を取り仕切るゴローと遊女たちの世話役スズキの勧めにより、ピンカートンは蝶々を現地妻として娶ることを決める。ピンカートンのもとに嫁いだ蝶々は、この結婚が一時的なものであるとは知らず、生涯の愛を捧げることを誓う。改宗までした蝶々に叔父のボンゾウは激怒し、彼女を勘当する。蝶々はピンカートンの優しさに慰められ、ふたりは初めての夜を過ごす。ピンカートンが帰国し数年が過ぎた。幼なじみのヤマドリの求婚を断り、幼い息子と共に帰りを待ちわびる蝶々。だが、彼女の前に現れたのはピンカートンの妻となったケイトであった。すべてを知った蝶々が選び取った道とは…(C)Ayumu Gombi(C)Shunki Ogawa■熊川哲也 Kバレエ カンパニー Spring 2023 『蝶々夫人』 公演概要【日時】2023年5月24日(水)~28日(日)【会場】東京文化会館 大ホール【チケット料金(税込)】チケット発売中!!S席¥16,000/A席¥12,000/B席¥9,000/C席¥7,000/D席¥5,000A親子席¥16,000 学生券¥4,000※A親子席 大人1名+子供1名(5歳以上小学6年生以下)(A席エリア)※学生券 中学生以上25歳以下/当日学生証を提示の上引き換え/席位置未定※A親子席・学生券は、TBSチケット、チケットぴあWEBにて取り扱い【チケット販売】TBSチケット、チケットスペース 他【お問合せ】チケットスペース: 03-3234-9999 公式HP : 主催 : TBS特別協賛 : 大和ハウス工業株式会社協賛 : 株式会社SL Creationsオフィシャルエアライン: ANA制作 : K-BALLET/TBS公式ウェブサイト: Instagram : @k_ballet_company_officialTwitter : @kballetofficialFacebook : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年04月05日ブリリア ショートショートシアター オンライン(BSSTO)サービス開始5周年記念として、アニバーサリーナイトが2月10日に開催され、別所哲也とLiLiCoが登場した。BSSTOでは、のべ45以上の国と地域から240作品以上のショートフィルムを無料配信し、会員数は8万7,000人を数えるまでに成長。イベントでは、フランスのラブコメディ作品『透明人間の恋/INVISIBLE』と、キュートでポップなロマンス作品『いつか王子様が現れて/Once upon a time my prince will come』が上映され、作品から着想したオリジナルカクテルや、作品の舞台となるベーカリーをイメージして取り寄せたスコーンについて紹介され、来場者はショートフィルムとカクテル、スイーツとのマリアージュを楽しんだ。上映後、別所さんとLiLiCoさんは、2作品についてそれぞれ感想を語り、LiLiCoさんは「告白する勇気が必要。ダメならダメで次に行けばいいんだから。結果、気にしているのは自分」と恋愛論を展開させ、別所さんも子どもの頃には耳だけ赤くなったエピソードを披露しながら、告白するときのソワソワ感について話がおよび、「弱い自分が一番のライバル」「期待に応えようと無理しちゃう」とイメージとのギャップについて盛り上がった。一方、パン屋で働く主人公の女性がゴミ箱の中に多額の現金を見つけてしまうストーリーの2作品目については、「私が今お金を見つけたら、(TV番組の)ドッキリだと思っちゃう」とLiLiCoさんが笑いを誘い、別所さんは「カラフルだし、ポスターもスタイリッシュ」と作品の色遣いにも注目。BSSTOの前身である、2008年から10年間開館していたブリリアショートショートシアターの思い出話も展開され、映画館のオープンもバレンタインデーだったことから、毎年、アニバーサリーを祝い続けている2人は、懐かしい写真をスライドでふり返りながら、「もはや家族のようだ」と感謝を述べた。横浜みなとみらいにあったリアル映画館には、カンヌ映画祭でも使用されているシートやレッドカーペットをイメージした階段などこだわりの仕様と、数々の著名監督やクリエイターゲスト、様々なテーマで展開されたショートフィルムプログラムやそこに集うコミュニティがあった。オンラインシアターへと移行することで、ショートフィルムのカルチャーは全国に波及、オンライン上でのコミュニティという新たなスタイルも出来上がってきた。別所さんは「コロナ禍を通じて特に、オンラインシアターであることの存在意義が深まった。色々な国のショートフィルムを通じて、世界を日本全国に届けてきた」と熱く語った。終盤には、「大切な人に思いを伝えるバレンタインデー」をテーマに、2人がそれぞれをイメージして用意したフラワーブーケを交換(協力:一般社団法人花の国日本協議会)。別所さんからは、ヒマワリのようなパワーと、可憐な魅力を兼ね備えた黄色のチューリップを、LiLiCoさんからは、こんなに行動力を持った情熱的な人はいないと、赤のダリアが贈られた。『恋する透明人間』/『いつか王子様が現れて』はBSSTOにて配信中。(cinemacafe.net)
2023年02月13日2017年に初演し、完売となった大ヒット作『クレオパトラ』。Kバレエを率いる芸術監督・熊川哲也が演出・振付・台本を手掛けたオリジナルのグランド・バレエが、5年ぶりに大阪・フェスティバルホールに登場、新キャストでよみがえる。クレオパトラ役には熊川に「完璧なバレリーナの象徴」と言わしめた西宮市出身の日高世菜(※高ははしごだか)と、プリンシパルに昇格した大阪府出身の飯島望未がWキャストで出演。昨年末、Kバレエの『くるみ割り人形』でフェスティバルホールに初お目見えしたふたりだ。また今回は熊川がダンサーとしてジュリアス・シーザー役で出演、日高と踊るのも話題に。熊川は2014年の『カルメン』以来8年ぶりの関西登場となり、夜公演のチケットは既に完売。その熊川が来阪し、今作の誕生と魅力を語った。熊川哲也 Kバレエ カンパニー チケット情報エキゾチックな美しさと華やかさに満ちた舞台だ。斬新な造形美と空間使いの舞台装置、個性が際立つ洗練された衣裳、そしてデンマークの作曲家カール・ニールセンの音楽が見事にマッチし、クレオパトラは光り輝く女王のオーラを放つ。紀元前のエジプトとローマが舞台の物語はドラマチックでスリリング、熊川ならではの繊細かつダイナミックな振付で表現される。クレオパトラの激動の半生が圧倒的なスケールで描かれた全2幕8場、まさに大作だ。「全身全霊を賭けてゼロから作り上げた、壮大なスペクタクル作品です」と熊川は胸を張る。その始まりは、題材に「クレオパトラってどうですか?」と言ったスタッフの一言。そこに熊川のアンテナが反応した。「“クレオパトラ”はバレエの作品名として、これ以上ないインパクトがある」。そして「エジプトを題材にした作曲家をしらみつぶしに探して、たどりついたのがニールセンの『アラジン』。冒頭の曲と出会った瞬間、これだ!と」。創造力に火が付いた。「壁画を徹底的に見ました。そうするとだんだん動いているように見えてきたんです」。また、クレオパトラの造形は「ものすごく神々しさを備えた存在で、人間に思えない。だから神の化身の蛇にしようと」。ある時は蛇に変わり、クレオパトラにもなるクリーチャーだ。人間ではない役を演じるなら、と、もうひとりのクレオパトラに飯島をキャスティング。「並外れた演技力、表現力を持つ女優ダンサー」と高く評価し期待を込める。飯島は19年にシャネルビューティアンバサダーに就任、ファッション業界でも注目を集め若いファンも多い。今回の舞台は大きな節目となるだろう。全編が見どころの今作。「どこを切り取っても美しい作品。バレエは舞台上で繰り広げられる最高の景色だと思っています。いい景色をながめに来てください」。公演は10月26日(水)から30日(日)まで東京・Bunkamuraオーチャードホール、11月3日(木・祝)大阪・フェスティバルホール、11月7日(月)札幌・札幌文化芸術劇場hitaruにて。チケット発売中。取材・文:高橋晴代
2022年08月24日名だたる古典バレエを自身のプロダクションとして生まれ変わらせてきた熊川哲也が、2017年、原作も音楽も存在しない全幕作品に挑み、熊川哲也の最高傑作と名高い「クレオパトラ」。この度、またとない最高のキャスティングで4年ぶりに上演いたします。このほど、タイトルロールの一人である日高世菜(※2)の公演ビジュアルとスポットが解禁となりました(※1)。また3年半ぶりの全幕出演であり、ジュリアス・シーザー役で本作に初登場となる熊川哲也からのメッセージも併せてお届けいたします。(※1)詳細URL: (※2)「高」は、はしごだか。メインビジュアル (C)Toru Hiraiwa絶世の美女の代名詞でありながらいまだ多くの謎に包まれているクレオパトラを、熊川が壮大な史実を紐解きオリジナルのストーリーを構築、全2幕にわたるグランド・バレエに仕立てました。作品の成功を大きく左右する音楽にはカール・ニールセンの楽曲を使用。舞台美術デザインにはメトロポリタン歌劇場やミラノ・スカラ座など世界の一流オペラ劇場の舞台を手がけるダニエル・オストリング。現代的感性が光る前田文子の衣裳。そして、クラシック・バレエの既成概念を大胆な創意で押し広げた熊川の振付。これらすべてが完璧なる融合を果たした、振付家・熊川哲也の最高傑作がこの「クレオパトラ」なのです。■熊川哲也、出演決定!今回の公演では、ジュリアス・シーザー役で熊川哲也の出演も決定し大きな話題に。ギリシャ・ローマの歴史を決定的に変えた政治家であり軍人という役所のシーザーは、クレオパトラの激動の人生におけるキー パーソン。圧巻の存在感を必要とされる役だけに、期待は尽きません。熊川哲也 (C)Toru Hiraiwa<ジュリアス・シーザー役にて初登場!芸術監督/熊川哲也コメント>「クレオパトラ」は、原作も音楽も存在しないところから産み出した、まさに“創作の真骨頂”ともいえる作品であり、私自身にとっても非常に特別なものです。ニールセンの音楽に出会い、演出が降ってきた瞬間から、極めて完璧に近い領域に到達したと感じ得た初日の舞台まで、この作品が誕生するまでの一刻一刻は、非常に満ち足りた時間でした。3度目の上演となる今回は、初演の奇跡を蘇らせてくれるであろう浅川紫織に加え、第二世代ともいえるキャストが揃います。容姿はもとより、バレエの形式美を超えて、各々のありのままの姿が顕になるこのタイトルロールを、彼女たちがいかに創り上げるか、ご期待ください。初演の2017年から5年の時が過ぎ、その間に私も節目を迎える歳となりました。「五十にして天命を知る」といわれますが、有限たる時において自らがすべきこととは何か――。自身の若い頃を振り返ると、ヌレエフと同じバーを握って稽古した日や、当時のスターと一緒に舞台に立った経験は、かけがえのない光景として脳裏に刻まれています。それを思うと、伸び盛りの若手と自分が舞台上で同じ空気を吸うことは、私が思う以上に彼らにとって意味あることであり、バレエに生かされた者として今なすべきことのひとつが“継承”であるという想いから、今回の出演を決断いたしました。この機会を後進のため、存分に生かしたいと思います。熊川哲也 Tetsuya Kumakawa ~芸術監督 Artistic Director of K-BALLET COMPANY~北海道生まれ。1987年、英国ロイヤル・バレエ学校に留学。89年、ローザンヌ国際バレエコンクールで日本人初の金賞受賞。同年、英国ロイヤル・バレエ団に東洋人として初めて入団。91年、史上最年少でソリスト、93年にプリンシパル昇格。99年、K-BALLET COMPANY設立。芸術監督として団を率いるほか、演出・振付家としても才能を発揮し、「白鳥の湖」「くるみ割り人形」など全幕古典作品の演出・再振付や、完全オリジナル全幕作品「クレオパトラ」「蝶々夫人」などの新作を数多く上演。2012年1月、Bunkamuraオーチャードホール芸術監督に就任。2013年、紫綬褒章受章。■クレオパトラ役 ~Kバレエのプリンシパルたち~日高世菜Kバレエ初のプリンシパル入団を果たし熊川に「完璧バレリーナの象徴」と言わしめる日高世菜 Sena Hidaka兵庫県生まれ。2008年同年ロシア国立ワガノワ・バレエ・アカデミーに留学。11年ルーマニア国立バレエ団に入団、14年プリンシパルに昇格。16年アメリカのタルサバレエに移籍、19年プリンシパルに昇格。数々の作品で主演を踊る。21年1月、Kバレエカンパニー初のプリンシパル入団を果たす。飯島望未容姿に反し、強靭な身体の能力が生む野性的な魅力を持つ飯島望未 Nozomi Iijima大阪府生まれ。2008年ヒューストン・バレエに当時最年少の16歳で入団。19年3月、同団のプリンシパルに昇格。21年に帰国し5月にKバレエカンパニー『ドン・キホーテ』にゲストで主演。同年8月プリンシパル・ソリストとして入団。22年3月プリンシパルに昇格。19年、シャネルビューティアンバサダーに就任。浅川紫織初演当時からのキャストとしてこの役の真髄を知り尽くす浅川紫織 Shiori Asakawa長野県生まれ。2001年イングリッシュ・ナショナル・バレエスクールに留学。03年4月、Kバレエカンパニーに入団。2008年12月プリンシパル・ソリスト、14年1月プリンシパルに昇格。18年股関節の深刻な怪我により引退するが、手術が成功し本年6月「カルメン」で4年振りの全幕復帰を予定。■~STORY~紀元前1世紀のエジプト。クレオパトラは父王亡き後、弟のプトレマイオス13世と結婚、共同で王位に就いていた。実権を握っているのはクレオパトラだが、プトレマイオスを擁立する官僚たちにより王朝は二派に分裂、熾烈な権力争いが起こっている。そんな折、ローマではジュリアス・シーザーとポンペイウスの間で内戦が起こり、シーザーが勝利する。弟一派により王座を奪われたクレオパトラは、ローマきっての実力者たるシーザーを味方につけようと画策。その美しさは瞬く間にシーザーの心を奪い、二人は恋に落ちる。一方、シーザーの暗殺を企てたプトレマイオス一派は亡き者にされる。再び王位を手中に収めたクレオパトラは、今や名実共にローマの最高権力者となったシーザーとの間に子をもうけ、まさに幸福の絶頂にある。だが、その幸せは長くは続かなかった。腹心ブルータスらによってシーザーが暗殺されたのだ。遺言により後継者に指名されていたオクタヴィアヌスは、シーザー直属の部下であったアントニウスの存在を警戒し、同盟を強固にするため、妹オクタヴィアと結婚させる。だが、クレオパトラに想いを寄せていたアントニウスは彼女を忘れられずエジプトへと向かう。クレオパトラはアントニウスの愛を受け入れ、ひととき平穏な日々が訪れる。だが、オクタヴィアヌス率いるローマの軍勢がエジプトへと攻め入り……そして、激動の人生を生き抜いたクレオパトラに、最期の時が訪れる――。(C)Hidemi Seto(C)Hidemi Seto(C)Hidemi Seto■熊川哲也 Kバレエカンパニー Autumn Tour 2022 『クレオパトラ』 公演概要【日時】2022年10月26日(水)~30日(日)【会場】Bunkamuraオーチャードホール【チケット料金(税込)】※6/18(土)10:00~ 一般発売開始!!★10/26(水)18:00、10/28(金)14:00、10/29(土)17:30S席¥17,500/A席¥13,000/B席¥10,000/C席¥8,000 A親子席¥17,500学生券¥5,500☆10/27(木)14:00、10/29(土)13:00、10/30(日)13:00S席¥15,000/A席¥11,000/B席¥8,000/C席¥6,000 A親子席¥15,000学生券¥3,500※A親子席 大人1名+子供1名(5歳以上小学6年生以下)(A席エリア)※学生券 中学生以上25歳以下/当日学生証を提示の上引き換え/席位置未定※A親子席・学生券は、TBSチケット、チケットぴあWEBにて取り扱い【チケット販売】TBSチケット、チケットスペース、他【お問い合わせ】チケットスペース:03-3234-9999/ 公式WEBサイト: Instagram : @k_ballet_company_officialTwitter : @kballetofficialFacebook : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年06月01日「『渡鬼』が終わってからも、橋田先生とは毎年、橋田賞のたびにお会いしていました。新型コロナの影響で会えなくなりましたが、『渡鬼』のスタッフさんたちも『先生は元気だから。また会えるよ』ってみんな話していました。先生はいつもパワフルだったので……。『こんなに早く亡くなるとは』というのが本音です」こう語るのは、橋田壽賀子さん(享年95)脚本の大人気ドラマシリーズ『渡る世間は鬼ばかり』(TBS系)で、野々下加津を演じた宇野なおみ(32)だ。『渡鬼』は岡倉大吉(第8シリーズまでは藤岡琢也、以降は宇津井健)と節子(山岡久乃)夫婦、そして彼らの愛娘5人を中心にした家族の物語。’90年から’11年までの21年間で10シリーズ、全500話を放映。1シーズンの放送期間は1年という長いスパンにもかかわらず、全話を通した平均視聴率は20.6%を記録した、まさしく国民的ドラマだ。また『渡鬼』はシリーズ終了後もスペシャル版が製作され、現在も『TBSチャンネル』で『スカパー!』や全国のケーブルテレビで過去シリーズが放映中。今なお愛される、ファミリードラマの傑作だ。そんな同シリーズで宇野が演じたのは、実の両親に捨てられ、岡倉家の次女・五月(泉ピン子)と勇(角野卓造)夫婦に引き取られた少女・加津。初登場は第4シリーズの第38話で当時、宇野は若干10歳だった。しかし複雑な役どころを好演し、長台詞をものともしない役者ぶりから“名子役”として広く知られることとなった。宇野の代表作ともいえる『渡鬼』。その生みの親である橋田さんが亡くなったのは、昨年4月4日のこと。一周忌を前に、宇野はありし日の橋田さんについてこう語る。「もともと加津は、1シーズンのみの出演だったそうです。でも、橋田先生が『面白い役!』と思ってくださって、次からも使ってくださることになったと聞いています。当時は子供でしたから、『日に日に台本のセリフが長くなっていくなぁ』と思っていましたけど(笑)。私が小さい頃、先生は『加津は私の分身』と何度もおっしゃっていました。大人になってからも、手紙や年賀状をお送りしたり……。先生が亡くなったことで、改めて『自分は恵まれていたんだな』と思いますね」■名子役から物書きに転身!キッカケは橋田さん宇野が子役デビューを果たしたのは6歳の頃。デビューしてすぐの舞台『放浪記』で、森光子さん(享年92)との共演を経験している。さらに『渡鬼』では前述の俳優陣だけでなく、赤木春恵さん(享年94)や池内淳子さん(享年76)といった大御所女優たちとも共演することに。“名子役・宇野なおみ”は、多くの名優たちに囲まれて育った。そんな宇野だが、現在は役者業を一旦休止。そして、ライター業を軸にして生計を立てているのだ。しかも扱う内容は、芝居に伝統文化にスポーツにと実に様々。“名子役から物書きに”とは意外に思えるが、実はこの転身、橋田さんの言葉がきっかけだという。「13歳の頃、先生がふと『あなたはいつか書くわよ』とおっしゃったんです。昔から読書が好きで、感想文や物語を書くことも大好きでした。でも、書いたものを人に見せたことはありませんでした。だから当時、とても驚いてしまって。それ以降、先生の言葉がずっと胸の中に残っていたんです」芝居が好きな気持ちは変わらないという宇野。いっぽうで、こう明かす。「でも今は、書くことを通じて芝居を紹介することが楽しくて。“芸能界引退”というのも、少し違うんですね。『渡鬼』のモバイルサイトで1年間連載していましたし、『渡鬼』時代からブログも書いています。私の中では役者業もライター業も“地続き”というイメージです」■物書き仕事と役者業の“意外な共通点”また宇野は早稲田大学を卒業したのち、バンクーバーでの留学を経験。英語能力テスト『TOEIC』では990点満点中910点と、実力は折り紙付き。その英語力を活かして、通訳や翻訳の仕事も行っているという。「コロナ禍の前は、テレビの現場で通訳をしていましたよ(笑)。来日した海外の方に突撃取材するような番組ですね。こういった仕事は英語力ももちろん必要ですが、忍耐力が何よりも肝心。撮れ高が良くないと、ディレクターさんが『帰れない!』っていいますしね。いわば半分ADさん(笑)。でもテレビのことがよくわかっていないと、できない仕事です。役者時代のことも活かされていると思います」仕事の多くは、自ら掴んできたものだという。「ライターや通訳を仕事に選んだものの、軌道に乗せる方法がわかりませんでした。ですから、企画書を作って自分から売り込んだり。慣れないうちは派遣に登録したり。大変ではありますが、一から自分で道を切り拓くのはやっぱり面白い。それに、“自分の歪な部分とバランスが取れる”といいますか……」“歪な部分”というのは?「子役という仕事を通して、幼い頃から、人生の修羅場を潜り抜けてきた人たちばかり見てきたんですよね(笑)。すでに老成した方々と接して、みなさんの経験談を聞くにつれ、なるべく失敗を避けるようになりました。すると、大人になってから『頭でっかちだな自分』と気づいて。ですから、今は仕事を通して『色々試してみよう』という気持ち。近々、YouTubeにも挑戦しようと思っています」また、宇野は「役者と物書き仕事には共通点がある」と明かす。「ライター業を始めてから、橋渡し役が好きだと気づきました。サッカーでいうとキーパーではなく、パスをする人です。ライターは自分が素敵だと思うものを『ほら面白いでしょ!』と紹介する仕事。いっぽう、役者も台本を読んで『こういう世界があるよ!』と伝える仕事ですから」■橋田さんに憧れて…“脚本を書く”という夢を抱くことに現在の仕事について「やりがいもあるし、順調です。趣味も勉強も楽しめていて、充実しています」と笑顔で語る宇野。そこで「芝居はもうしないんですか?」と尋ねると、「うーん」と少し考え込んだのち、静かに口を開いた。「実は私には一つ、夢があるんですね。それは脚本を書くということです。やっぱり橋田先生は憧れの人。私の人生は、先生からの影響を強く受けています。もちろん先生のような、歴史に残る作品を書けるという自信があるわけではないのですが……」宇野は「自分を育てたのは、やっぱり芝居の世界なんです」といい、こう続ける「その芝居の世界に恩返しがしたい。そう考えたとき、ふと『日本の芝居文化を応援できたら』と思いました。ライターとして芝居を紹介するのも、応援手段の一つ。それにプラスして、『脚本が書けたらいいな』と今は思っています。本当は先生の生前に、自分の書いたシナリオをお見せしたかったんです。でも、間に合いませんでした。ですから今は、シナリオを先生の墓前にたむけることを目標にしています」■理想の女性像は橋田さんと加津宇野には、目標がもう一つある。それは「加津を演じた女性として、恥ずかしくない生き方をする」ということだ。「子供の頃から、加津ちゃんはずっと目標でした。彼女は複雑な境遇にあっても、たくましく生きていました。もちろん弱さもある。でも、とっても優秀な女の子なんですね。物事がうまく進まないこともあったけど、全部それを糧にして突き進んで。やっぱり、かっこいいですよね」宇野は子役だったこともあり、「周囲との違いに焦りを感じたこともありました」と明かす。しかし、こう語る。「でも冷静に考えれば22歳になるまでずっと芝居をしてきましたし、違っていて当たり前。それに橋田先生は90歳になってもバリバリ現役でしたから。私なんてまだ人生の3分の1、だから次の3分の2を頑張ります(笑)。仕事でいい結果が出なくても、納得のいく脚本ができなくても、その道筋を楽しめたらいいなと思っています。だって、加津ちゃんがそういう女性でしたからね」憧れは、橋田さんと加津。2人の“理想の女性”を胸に、宇野は描いた夢へと歩き続けるーー。
2022年04月03日今井哲也著『ぼくらのよあけ』が映画化されることが発表された。『ぼくらのよあけ』は、『アフタヌーン』(講談社刊)にて連載され、星雲賞候補にもなった傑作SFジュブナイル漫画。舞台は2049年、宇宙とロボットが大好きな主人公の少年は、まもなく地球に大接近するという彗星に夢中になっていた。そんなある日、彼が出会ったのは、宇宙からきたという“未知なる存在”。公開されたティザービジュアルに描かれているのは、何やら怪しく輝く少年らが住む阿佐ヶ谷団地と、その奥にひっそりとそびえ立つ給水塔。そして、黎明の光が差し込む中、団地の屋上に佇む少年とロボットの姿。そんな彼らに訪れた、前代未聞の極秘ミッションとは?あわせて公開された特報映像では、ホルスト作曲の組曲『惑星』第4曲「木星」の有名なフレーズに合わせて、ティザービジュアルに描かれた団地屋上が美しく光り、徐々に朝陽が登っていく様子が映し出され、宇宙の壮大さを感じられる映像となっている。本作の映画化について、原作者の今井哲也からは「たくさんの方がすてきなアイデアを持ち寄って、作品がどんどん出来上がっている最中です。未来ってすごいですね。わくわくしています。みなさんもぜひわくわくしてください」と興奮のコメントが到着。さらには、映画化を祝う描き下ろしイラストも寄せられている。『ぼくらのよあけ』2022年初秋公開(C)今井哲也・講談社/2022「ぼくらのよあけ」製作委員会
2022年03月18日住んでいた場所は違っても、年齢が近ければ「そうそう!わかる」って盛り上がれるのが、青春時代に夢中になった映画の話。各界で活躍する同世代の女性と一緒に、“あのころ”を振り返ってみましょう――。「先日、『トップガン』(’86年)がテレビ放送されていたので、おじいちゃん、私たち夫婦、2人の子どもと一緒に見て、3世代で楽しめました。トム・クルーズを見て『この人、めちゃくちゃカッコいいね』と言う中1の娘に、なぜか私も誇らしく『そうでしょ!』って答えてしまいました」そう語るのは、女優で、日本RV協会でキャンピングカーアンバサダーを務める田中美奈子さん(54)。幼いころから芸能界への憧れを抱いていたという。「小学校低学年のときはパン屋さんになりたかったのに、テレビでピンク・レディーを見て衝撃を受け、“私も歌手になりたい!”と路線変更。友達と振りマネをして、テレビのちびっこモノマネ番組に応募したこともありました」’80年代になると、『8時だョ!全員集合』(’69~’85年・TBS系)で、松田聖子などアイドルたちがコントに挑戦する姿を目にするようになり、“あの番組に出たい”と芸能界への憧れが強くなった。「人を笑わせるのも大好きでした。だから、視聴者が芸を披露したり、ゲームに挑戦して賞金がもらえる『所ジョージのドバドバ大爆弾』(’79~’81年・テレビ東京)にも出演したかった。体操服を着た女の子がハードルを跳ぶヨーグルトのCMがあったのですが、クラスの子と一緒に、そのCMをコメディ風にしたネタを考えたりもしました。トイレットペーパーを芯になるまで誰が早く巻き取るか、競争するゲームが番組内にあったので、母に隠れながら練習したり」■アイドルになってお母さんに家を建ててあげたかっただが、なかなかテレビに出演する機会には恵まれなかった。「それでもクラスの子たちは私が芸能界に憧れていることを知っていたから、’84年に『ミスマガジン』に応募したときもすごく協力してくれて。みんなが知り合いにまで頼んで、最終的に1万通あまりの応援はがきが集まったのですが、グランプリは取れませんでした」手が届きそうでありながら、なかなか届かなかった芸能界。でも諦めることはなかった。「小4のときに両親が別居して、翌年に離婚。私はおばあちゃんに面倒を見てもらい、母は朝から晩まで働いていました。だから“アイドルになって、お母さんに家を建ててあげたい”という夢もあったんですね」高校時代は週に1回、千葉の学校からスクールバスと電車を乗り継ぎ、片道2時間かけて六本木まで歌のレッスンに通った。「いつも遅刻ギリギリで、六本木の芋洗坂を吐きそうになりながら全力疾走していたことを、今でも思い出します」音楽の趣味が洋楽になったのも、このころ。「母が再婚して、2番目の父ができたのですが、洋楽関連の仕事をしていて、コンサートのチケットをよく取ってくれたんです。当時はマイケル・ジャクソンやジャネット・ジャクソン、マドンナ、フィル・コリンズ、ワムなどが人気で、MTVも欠かさず見ていたし、来日コンサートがあれば、必ず行きました。カルチャー・クラブのボーイ・ジョージの色気のある声が好きで、『カーマは気まぐれ』(’83年)は、いま聴いても気持ちが上がります」映画も洋画を見に行くことが多かった。なかでも高校卒業の翌年に公開された『トップガン』は忘れられない作品だ。「確か錦糸町の映画館で見たと思います。とにかくはやりましたよね。男子はみんなMA-1を着て、レイバンのサングラスをして。トム・クルーズが映画で身につけていた軍の認識プレートは、私も持っていました。戦闘シーンの撮影はアメリカのサンディエゴで行われたそうですが、うちの夫が以前、その基地の近くに住んでいたんです。私も実際に現地まで行って、あの爆音を近くで聞いてみたい!と、いまだに思っています」映画音楽もまた魅力的だった。特にテーマ曲になっている、ケニー・ロギンスの『デンジャー・ゾーン』が好きだったという。「あの曲を聴くと、血が騒ぐというか、生命力が湧き上がってきて、“自分も何か大きなことができるんじゃないか”と思えるんです。『フラッシュダンス』(’83年)もそうですが、サクセスストーリーで、夢がありましたよね。当時の映画や音楽には特に、人の背中を押してくれるパワーがあったと思うんです」■イエイエガールズのオーディションはスタイル抜群の受験者ばかりおかげでレナウンのキャンペーンガールを務める「イエイエガールズ」のオーディションにも、前向きに取り組めたと田中さん。「前年まで『イエイエガールズ』はモデルさんが務めていて、身長も167センチ以上必要だったのですが、私が挑戦した年は歌手志望の女性も募っていて、身長制限がなかったんです。ところが選考会場に集まっていたのは、目がぱっちりで背が高く、スタイルのいい人ばかり。“それでも、絶対に受かる!”という意気込みで、オーディションに臨めました」こうして’87年、オーディションを初めて突破し、芸能界の舞台へ上がったのだった。それからはテレビドラマの仕事が徐々に入るようになり、中山美穂主演の『君の瞳に恋してる!』(’89年・フジテレビ系)など、話題の“月9”にも出演。多忙を極めるように。「ゴルフトーナメントの会場で優勝者に花束を渡すためだけに、ドラマの撮影現場からヘリで移動して、トンボ返りしたことも。『ゴリラ・警視庁捜査第8班』(’89~’90年・テレビ朝日系)の撮影のとき、現場に入る車の中で、私があまりにもぐったりしているのを見た渡哲也さんが、心配して『誰だっ、美奈子をこんなにしたのは!今日は休ませる』と、撮影を中止にしてくれたこともありました」そして’89年には『涙の太陽』で念願の歌手デビュー。数々の人気ドラマへの出演もかなえた。こうして芸能界という夢の舞台で活躍するようになった田中さん。’00年代に入ったころ、当時の事務所スタッフのつながりで、デビュー前に勇気を与えてくれたトム・クルーズと食事をする機会が訪れたという。「おすしを食べるお誘いの電話があったのですが、仕事が重なっていて出られず……(涙)。ちょうどその時期、トム・クルーズは独身だったので“あのときご一緒していればなぁ”なんて妄想したりして(笑)」『トップガン』を見るたび、千載一遇のチャンスを逃がしたことを思い出すのだった。
2022年02月13日なかなか海外旅行に行けない日々が続く中、おうちでも韓国旅行気分を楽しもう!というのが「渡韓国ごっこ」。今回は、韓国旅行気分を盛り上げる渡韓ごっこに欠かせないアイテムを紹介します!渡韓ごっこに必要なもの日本にいながら渡韓気分を楽しむには、まずは場所から。おうちや韓国っぽレンタルルームやホテルで韓国っぽアイテムを集めましょう。ヤンニョムチキン、キンパは欠かせません。韓国のドリンクと一緒にね。かわいいルームウエアや友達とお揃いのパジャマを着て、韓国のお菓子やコスメについておしゃべりしながら、韓国気分を楽しみましょう!韓国っぽルームおへやを韓国のカフェみたいにインテリアで揃えるのは大変という時に強い味方がレンタルスペース。「新大久保・韓国カフェ」などの検索ワードで気分が上がる可愛いシェアスペースを見つけて、渡韓ごっこを演出!公式サイトをチェック!公式サイトをチェック!「ヘテ」のブドウジュースと梨ジュース大きなぶどうの粒がたくさんはいっている「ぶどうボンボンジュース」と「すりおろし梨ジュース」は韓国の人気ドリンク。購入はコチラから▼アイテムを見てみる!韓国チキンとキンパ渡韓ごっこに欠かせない食べ物!韓国チキンとキンパ。テイクアウトやUberEatsで韓国の味をおうちにお持ち帰り!公式サイトをチェック!公式サイトをチェック!公式サイトをチェック!ルームウエア&パジャマおへやで可愛いルームウエアやパジャマに着替えてリラックス♪プチプラで可愛いアイテムを紹介します。★【NANNING9】セットアップトレーナーセット購入はこちらから▼アイテムを見てみる!★【chuu】ディズニーチップアンドデール ワッフルパジャマ購入はコチラから▼アイテムを見てみる!★【CHERRYKOKO】子犬のスリッパアイテムを見てみる!韓国のお菓子太っちょマカロンとして人気のトゥンカロン専門店「MACAPRESSO」から、おうちにトゥンカロンをお取り寄せ!購入はコチラから▼アイテムを見てみる!その他★KF94マスク韓国の「KF94」は外部の有害物質を防ぎ、口元に空間ができることで口紅もつきにくい優れもの!購入はコチラから▼アイテムを見てみる!★韓国コスメ友達と韓国コスメについて情報交換したり、おススメコスメをお試しする時、少量使い切りコスメが便利!【Stimmung(スティモン)】韓国発のパウチコスメブランド。「stimmung」は「ムード・雰囲気・遊び心」というドイツ語を由来に持つコスメブランドで、韓国で2019年に誕生。1週間で使い切りのコスメは気になるカラーをお試しするのにもいいサイズ感。購入はコチラから▼アイテムを見てみる!みなさんも是非、おうちで手軽に「渡韓ごっこ」を楽しんでくださいね。渡韓ごっこの探し物はコチラから▼アイテムを見てみる!韓国の最新トレンドを発信【CuCu】オリジナルサイトで読むでもっと見る!お得なクーポンをGET!Qoo10でアイテムを探す
2022年02月02日スカート澤部渡とPUNPEE(パンピー)が、コラボレーション楽曲「ODDTAXI」のアレンジバージョンを発表。スカートとPUNPEEが『オッドタクシー』OP曲をアレンジシンガーソングライター澤部渡のソロプロジェクト・スカートと、ラッパー/トラックメーカー/DJのPUNPEEがコラボレーションした楽曲「ODDTAXI」は、2021年4月よりテレビ東京で放送されたTVアニメ『オッドタクシー』のオープニングテーマとして書き下ろしたもの。今回はそんな話題の楽曲「ODDTAXI」にオリジナルアレンジを加え、YouTubeチャンネル「THE FIRST TAKE」で一発撮りを披露した。なお、「ODDTAXI」がオープニング主題歌となったアニメ『オッドタクシー』は、タクシー運転手・小戸川を主人公としたミステリー・サスペンス。脚本に此元和津也、主演に花江夏樹を迎えた『オッドタクシー』は、ほのぼのとした動物たちのビジュアルからは想像もつかない本格的なストーリー展開で話題を呼び、“衝撃の最終回”はTwitterトレンドにもなった。PUNPEEはオープニング主題歌だけでなく、劇伴音楽も手掛けている。【詳細】スカート PUNPEE コラボレーション楽曲「ODDTAXI」THE FIRST TAKEオリジナルアレンジバージョン※配信日・CD発売日等、リリース情報未定。※オリジナル版は2021年4月7日(水)配信。
2021年12月27日広島ホームテレビでは2021年12月30日(木)よる11時50分~年末特別番組 として勝ちグセ。カープSPONEYEAR~小窪哲也、栗林良吏が走り抜けた2021年~を放送します。内容2021年はコロナ禍の中での1年だった。1年遅れで開催された東京オリンピックは、無観客試合となった。プロ野球は、観客制限が敷かれ、カープからは感染者も発生、試合中止を余儀なくされた。まさに、激動の1年。この1年を、プロ野球を両極端なステージで過ごした2人がいる。小窪哲也PL学園、青山学院大、さらには大学日本代表と、主将を務め、プロの世界へ。2016年、25年ぶりに優勝を果たしたシーズン、彼は選手会長を務めた。そして、2021年シーズン、球団から示されたのは、指導者への道。しかし、彼が選んだ「2021年」は、もう一度、プロを目指すという1年だった。栗林良吏決して有名選手として育ってきたわけではない。投手転向は高校時代。名を知られるようになったのは大学時代からだ。しかし、大学4年時、志望届を出しながら、プロの声はかからなかった。社会人での活躍が認められ、プロの世界へ。そして、ルーキーイヤー「2021年」を迎えた。プロ野球の世界を離れた者、プロの世界に足を踏み入れた者。どこからも声がかからなくても、現役にこだわり続け、駆け抜けた1年。新人記録を塗り替え、日本代表のクローザーとして金メダルを勝ちとった1年。プロ野球という存在を、両極端な視点で見つめた2人。カープの2021年シーズン、そして、両者が駆け抜けた1年を描きます。聞き手:榮真樹(広島ホームテレビアナウンサー) 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2021年12月10日「結婚発表までは超極秘交際で、2人そろっての外出はありませんでしたが、最近は一緒に犬の散歩をしたりと新婚生活を満喫しているそうです」(テレビ局関係者)有吉弘行(46)と夏目三久(36)が電撃婚を発表してから約2カ月。本誌も5月上旬に都内の「エルメス」で仲よく買い物する姿を目撃するなど、2人は幸せな日々を送っている。そんな2人には“理想”とする夫婦がいるという。それは三浦友和(69)と百恵さん(62)だ。「実は有吉さんにとって友和さんは憧れの存在。有吉さんと友和さんは5月13日放送の『櫻井・有吉 THE夜会』(TBS系)で、電話越しに初共演。友和さんが結婚のお祝いを伝えると、有吉さんは恐縮しきりでした」(番組関係者)それまで面識がなかったという有吉と友和だが“共通の師”がいた。渡哲也さん(享年78)だ。「友和さんは『西部警察』(テレビ朝日系)で共演する前から渡さんの大ファン。結婚後も交流があり、百恵さんの引退コンサートで使ったマイクを渡さんにプレゼントしたのはあまりにも有名です。渡さんは『進め!電波少年』(日本テレビ系)で過酷な旅に出ていた有吉さんに興味を示し、『救援物資を送らせてくれ!』と番組に連絡したそうです。旅終了後は石原プロの新年会に有吉さんを招くなど、親交を深め、有吉さんはとても感謝していたそうです。また渡さんは生前、有吉さんに“百恵さん夫婦の素晴らしさ”をよく語っていたそうです。有吉さんも感銘を受け、友和さんのことも尊敬するようになったといいます」(前出・テレビ局関係者)■日テレアナ時代に夏目が教え込まれた“百恵さん伝説”妻の夏目も、百恵さんへの長年の憧憬があったという。「百恵さんを生んだ『スター誕生!』は日テレということもあり、同局の局アナ時代に夏目さんは先輩から “百恵さん伝説”をよく聞かされていたそうです。人気絶頂のさなかに結婚し引退した潔さに、ずっと憧れていたようです」(日本テレビ関係者)今秋での芸能界引退を公言している夏目。そこにも百恵さん夫婦との“奇縁”があるという。「夏目さんは両親が離婚しており、百恵さんも自伝本で『私には、父はいない』とつづるなど、ともに複雑な家庭で育っています。また夏目さんは引退理由として『夫の安らげる場所を作るために』と語り、百恵さんも引退時、『愛する人が最も安らぎを感じる場所になりたかった』と自伝本につづっています。2人とも仕事よりも家庭を優先したいという強い思いが共通しています。夏目さんの引退決断の背中を押した有吉さんとしても、百恵さんの引退を受け入れた友和さんへの共感があったのだと思います」(前出・日本テレビ関係者)令和の“理想の夫婦ランキング”1位に輝くのは有吉夫妻かも。
2021年05月28日イギリスを代表するヒットメイカー、ガイ・リッチー監督の最新作『ジェントルメン』と、ロンドン生まれのコーヒーブランド「COSTA COFFEE」(TOHOシネマズ日比谷・日本橋で販売中)のコラボイベントが4月20日、都内で行われ、タレントの石原良純が出席した。ロンドンを舞台に、大麻ビジネスで財を成した大富豪の引退で発生した500億円の利権をめぐり、強欲なユダヤ人大富豪、ゴシップ紙の編集長、ゲスな私立探偵、チャイニーズ&ロシアン・マフィア、下町のチンピラらが跡目争いに身を投じるクライムアクション。マシュー・マコノヒー、コリン・ファレル、ヒュー・グラントら豪華キャストが集結した。一足早く映画を鑑賞したという石原は「ハラハラドキドキ、本当に見応えがある」と大満足。「いい意味で疲れた(笑)。息つく暇がなくて、油断していると、取り残されてしまうほどスピーディな展開の連続」と魅力を熱弁し、「登場人物1人1人の個性が光っているので、今後スピンオフも作れそう」と群像劇としても高く評価していた。自身が考える“紳士の条件”について「他人に優しく、物(もの)を知っている人。やはり、人生を重ねるなかで、皆さん教養を身に着けている」と語り、「やっぱり、僕の中では、亡くなった渡哲也さん。それに舘ひろしさん。僕の先輩は全員ジェントルメンですね。女性に優しく、俺には優しくしてくれない」と笑いを交え、イベントを盛り上げた。また、映画とコーヒーの関係も触れ「今は上映中の飲食に制限があると思いますが、コーヒーを飲むことで、一瞬自分に返れて、ひと息つけるので、映画をさらに楽しめるはず。今は自分に合ったコーヒーを探す時代だし、見る映画によって、コーヒーの味を変えるのもいいと思う」とこだわりを明かした。ロンドンで1971年に設立され、高品質な手淹れコーヒーの味わいにこだわるCOSTA COFFEE(コスタコーヒー)が、「新たな物語と素晴らしい映画体験」をコンセプトに、TOHO シネマズとの共同プロジェクト「COFFEE LOVE CINEMA」を開始。2021年3月よりTOHOシネマズの日比谷・日本橋の2劇場にて販売している。取材・文・写真=内田涼『ジェントルメン』5月7日(金)
2021年04月20日脚本家の橋田壽賀子さんが亡くなったことが報じられた、2021年4月5日。数多くの名作を生みだした橋田さんの死を惜しみ、『橋田ファミリー』から追悼のコメントが寄せられています。橋田壽賀子を看取った、泉ピン子最期の様子を明かす「ママと呼ぶ私の声が聞こえたのか」テレビドラマ『渡る世間は鬼ばかり』(TBS系)で、岡倉家の次女の夫役を演じた俳優・角野卓造さんも、「1本の柱がなくなってしまいました」とコメントを発表しました。「もう橋田先生の台本で演じることができないと思うと、今まで当たり前に書いていただいていたことがどれだけありがたく幸せだったことか。実の母とともに橋田先生、石井先生はもう2人の母であり、俳優としての屋台骨を支えてくださる大恩人です。その1本の柱がなくなってしまいました」サンケイスポーツーより引用続々と芸能界から追悼のコメントが寄せられていることからも、橋田さんがドラマ界に与えた大きな功績を実感します。[文・構成/grape編集部]
2021年04月06日