2012年9月28日 11:28
木下恵介生誕100年記念映画で、アニメ監督・原恵一が初の実写に挑む
と言い、映画でも描かれるリヤカーのエピソードについて「ヒーロー不在、何者でもない市井の人々、運命や時代に翻弄されながらも正しくあろうとする人々、このエピソードが後の木下作品の一端を体現しているようにも思えます」と分析。生誕100年記念映画だが「巨匠の若い頃の美談にもしたくありません。ある若者の挫折と再生の物語として描くことが、この先に作られることになる木下作品への興味となる、そんな風に考えています」と意気込みを語っている。
撮影は11月より開始され、来年2月に完成予定。来年初夏に松竹の配給で全国公開される。
『はじまりのみち』
2013年、初夏公開
高月彩良、岩城滉一との出会いに感謝「本当に俳優を続けていて良かった」