特に新垣自身、「本当に頑張ったと思うし、頑張っただけのシーンになっていると思います」と胸を張る、クライマックスでのサヤと、ユウタロウ自身が現れて対峙する場面には胸を締め付けられるに違いない。
「それまでみなさんがユウちゃんを素晴らしく演じてらしたので、私としては富司さんの頬についた米粒を取るといった仕草もなんのためらいもなくできてたんです(笑)。ただ、クライマックスで大泉さんの姿でユウちゃんが登場したときにはやっぱり特別なものがあったし、ずっと涙が溢れっぱなしでした。それにユウちゃんに投げかけたある言葉で、それまで、乗り移られた人たちとサヤが自然に接していたことの理由が腑に落ちたんです。出来上がった作品を観て、改めて気がついてグッと来ました(笑)」。
『トワイライト ささらさや』
公開中
※取材・文・写真:望月ふみ
ディズニーCEO、マーベル作品のリリースを「映画は年に最大3本、ドラマは2本にする」と発言