くらし情報『『アリスのままで』のR・グラツァー監督が死去』

2015年3月12日 14:36

『アリスのままで』のR・グラツァー監督が死去

『アリスのままで』のR・グラツァー監督が死去
ジュリアン・ムーアをオスカー主演女優賞に導いた『アリスのままで』を手がけた監督のひとり、リチャード・グラツァーが亡くなった。63歳だった。グラツァーは、ALS(筋萎縮性側索硬化症)を患っていた。

その他の情報

病状が悪化していく中でもグラツァー監督は、毎日現場に来て、同姓の配偶者で共同監督のウォッシュ・ウェストモアランドと共に演出をしていたという。作品は、若年性アルツハイマーと診断されたアリス(ムーア)の苦悩を描くものだけに、彼の存在は映画に深い影響を与えたとウェストモアランド監督は語っている。「現場にいる全員が、自分たちは何か特別なものを作っているのだと感じ、長い撮影時間を文句もいわずこなしてくれた」(ウェストモアランド監督)。

グラツァー監督はニューヨーク生まれ。ウェストモアランド監督とは1995年に出会った。
彼らが共同監督した最初の映画は、ゲイのポルノ業界を描く『The Fluffer(原題)』。

『アリスのままで』
6月27日(土)新宿ピカデリーほか全国公開

文:猿渡由紀

関連記事
新着くらしまとめ
もっと見る
記事配信社一覧
facebook
Facebook
Instagram
Instagram
X
X
YouTube
YouTube
上へ戻る
エキサイトのおすすめサービス

Copyright © 1997-2024 Excite Japan Co., LTD. All Rights Reserved.