プロも含めてですけどね。だから、自主製作では下手でもいいから、思いきり。そこから個性が見えてくるはずだから」と成島監督。最新作『ソロモンの偽証』について「ある人が『高速道路を逆走するような映画』だと評してくれた。一番の褒め言葉で嬉しかった」と貫いた個性に胸を張った。
トーク後には『みどり女』、同じ1986年に映画ファンを熱狂させたPFF入選作『いそげブライアン』、1990年に矢口史靖監督が放った衝撃作『雨女』を8mm映写機で上映。『みどり女』は140分の長編作品のため、上映途中にフィルムの掛け替えが行われ、来場者は当時の雰囲気を味わった。また、成島監督に多大な影響を与えたジョン・カサヴェテス監督の『アメリカの影』の貴重な35mmフィルム上映も行われた。
夜のPFF 課外授業 入門! インディペンデント映画
開催中~6月5日(金)連日21時上映
会場:テアトル新宿
フランス中を震撼させた有名作家への告発を映画化『コンセント/同意』予告編