ディカプリオは映像で「映画づくりにおいて、アレンドロは真の天才だ」と語り、3年連続でオスカーに輝いた撮影監督のエマニュエル・ルベツキは「アレハンドロは他の監督と違って、わずかなセリフで印象的な映像を作る」と分析。監督の手腕は観客だけでなく、映画人からも高く評価されており、本作には世界からトップクラスのスタッフが集結している。
そんな中で、監督は主人公グラスが旅する自然を“背景”以上の存在として描くことにこだわったようで、「自然がキャラクターのひとつとしてグラスを包んだり、変えたり、守ったり、脅したりする」と説明。キャラクターの激しい感情、緊迫感のある演出で観客を魅了してきたイニャリトゥ監督が、これまで舞台にしてきた都市を離れ、“自然”をどのように描き出すのか楽しみだ。
『レヴェナント:蘇えりし者』
4月22日(金) TOHOシネマズ 日劇ほか 全国ロードショー
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