くらし情報『『ファインディング・ドリー』物語づくりの秘訣』

2016年7月19日 10:55

『ファインディング・ドリー』物語づくりの秘訣

と笑顔を見せる。フィルムメイカーたちの大きな助けになったのは、新キャラクター、タコのハンクだ。ハンクは水がなくても行動できるため、ドリーを様々な容器に入れて、目的地へ進んでいく。「とは言え、いろんな飲み物の入れ物や、液体を入れる物を見つけていくのは、チャレンジだったね。それは、僕らが取り組まないといけない“限界”だった。でも面白かったよ。僕らが前作でやらなかったことを、この映画の中で僕らはやることができたんだ」

さらにストーリー・スーパーヴァイザーを務めたマックス・ブレイスは前作を観ていても、観ていなくても『…ドリー』が楽しめるように全力を注いだという。「続編をやる場合に僕らが話すのは、“誰も1作目の映画を観ていなかったとして、どうすれば正しい情報を伝えることが出来るか?”ということなんだ。
それと“もし彼らが1作目を観ていたら、どうやって彼らにキャラクターや人間関係がもっと深くなっていると感じさせるストーリーを語ることが出来るか?”ということだ。それもまた、僕らのチャレンジなんだ」

前作を観ていなくても楽しめて、前作の観客が満足できる内容で、さらに忘れんぼうのドリーの変化と成長を描く……どれかひとつを描くだけでも難題なのに、彼らは3つの難題に挑んだ。

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