くらし情報『ラグビー日本代表、フランス戦で見せた可能性と課題』

ラグビー日本代表、フランス戦で見せた可能性と課題

ニュージーランドで開催されているラグビーW杯初戦(9月10日)で、21-47で強豪フランスに敗れ、黒星スタートとなった日本代表。大善戦と言うには、いささか能天気すぎるスコアだが、試合を観た者にとっては魂を揺さぶられた善戦と言えよう。それだけ、桜のジャージを身にまとったフィフティーンは、ワールドカップという大舞台で可能性を感じさせたのだった。

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ニュージーランドを第1回W杯で優勝に導いた母国の英雄、ジョン・カーワンHCは試合後、「今日の試合を通して、完成されたチームパフォーマンスを世界に示すことができたと思います」とコメントした。日本の21得点すべてを叩き出したSOジェームス・アレジも「今日は激しいプレッシャーの中、フランス代表に対して、ジャパンラグビーを示すことができました。試合には負けましたが、一緒に戦ったチームメイトを誇りに思います」と胸を張った。敵軍の将、マルク・リエブルモン監督の「日本に対してはブラボーと言うしかない。今日の敗者は日本じゃない」との言葉も、ただのリップサービスではないだろう。


一時、4点差まで詰め寄った。後半、フランスの怒涛のアタックを、運も味方につけて、日本は守り抜いた。

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