若手注目株の白洲迅が、白きふんどし姿でコメディに初挑戦!
2010年、12年と上演された、脚本・細川徹、演出・河原雅彦による熱血学園ミュージカルcube neXt『押忍!!ふんどし部!』が、13年2月、東京・CBGKシブゲキ!!で再々演される(今回の演出は清水宏)。そこで新たに主人公の富永一郎太役を演じる白洲迅に、作品にかける思いを訊いた。
『押忍!!ふんどし部!』公演情報
白洲が「コメディなんですけど、ダンスや歌もある。すごく面白くて新感覚な舞台だと思います」と語るように、本作は近年多く見られる、いわゆる“イケメン舞台”とは一線を画する。ある高校の学園祭でかつて行われていた、伝統ある(?)演目“白ふん流し”。その復活を目指す高校生たちの奮闘が、ダンスや歌、さらにはくだらなさ満載の笑いをもって描き出されるのである。
物語は、この高校にひとりの純朴な少年・富永が入学してくるところから始まる。その新入生さながら、今回“おすふん”メンバーに新たに加入したのが白洲だ。
「出演が決まった時は、信じられないのと同時に不安もよぎりました。コメディはやったことがありませんし、とにかくフツーな富永に比べて周りのキャラクターたちが個性的過ぎて…(笑)。その中で埋もれないようにするためにも、ひとつひとつのボケに対して、新鮮味をもってツッコんでいかないといけないなと思います」。