有村架純が、舞台『ジャンヌ・ダルク』で初舞台&初主演を果たす。中島かずき脚本、三宅純音楽、白井晃演出で、2010年に堀北真希が演じた舞台の2014年版だ。
舞台『ジャンヌ・ダルク』チケット情報
イギリスとの百年戦争でフランス軍を勝利に導きながら、19歳で火刑にされたジャンヌ。「女の子が男性に混じって闘う強さ、勇敢さ、逞しさ、責任感、正義感……。どこからそんな力が湧いてくるんだろう?と思います。私にそこまでの強さはないですが、ひとつのものを信じる、信念をもって生きるというのは、分かる気がするんです。私も覚悟をもってこの世界にいるつもりなので」と、有村は言う。
中学3年生で女優を志し、17歳でデビュー。
だが「この仕事をずっとやると、本当の意味で決意できたのは19歳の時」と振り返る。撮影のために共同生活をした女性カメラマンのひと言をきっかけに、自分を見つめ直し、不要なプライドを捨てることができたという。「もう以前の自分には戻りたくなくて、ある意味、開き直って20歳を迎えました。生まれ変わった自分を表現したいと考えたからこそ、『あまちゃん』という作品にも出会えたんだと思うんです。今も、役者として違うものをみつけたい、次に進みたいという気持ちが強い。