「桂春団治さんと吉本せいさんは、芸人として興行師として並べるものの順番というか、価値観が同じやったんやと思います。人の気は人の気でしか動かせません」と語る藤山だが、その口説きのシーンにも注目だ。
戦前の芸人たちの生き様を始め、華々しい演芸史の変遷が楽しめるのも魅力。共演も市川月乃助、あおい輝彦、林与一、石倉三郎、仁支川峰子、川﨑麻世ら豪華だ。「得たものも大きいけど、その分失ったもの、あきらめてきたものも多かった人。高い山を登れば、酸素が薄くなる。その分荷物も少なくしなければならない。泣きながら離してきたものが多かった。
女の人生にはいろいろな選択があるけど、せいさんの華やかでもあり、たくさんの哀しみもある、そんな人生をしっかり観て欲しいですね。吉本の芸人さんに見てもらえるお芝居にもしたいと思ってます」(藤山)
公演は11月6日(木)から28日(金)まで福岡・博多座、12月3日(水)から25日(木)まで東京・新橋演舞場。チケットは福岡公演は発売中。東京公演は10月25日(土)一般発売開始。
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