世界的な人気を誇るエンターテインメント集団シルク・ドゥ・ソレイユの日本公演最新作「オーヴォ」の名古屋公演が、11月20日(木)より開幕。記念すべき日本公演第10弾となる本作は、主人公はじめ登場人物すべてが草の下に生きる“虫”たちという、シルク初となるファンタジー作品としても注目を浴びている。
演目の見どころはビッグトップ公演史上最大規模となる、高さ約8m、幅約19mの巨大な壁を使った「ウォール」や、ピンと張らずに緩めた状態にしたワイヤーの上で行う綱渡り「スラックワイヤー」など。演目のほとんどが陽気な音楽とともに展開され、随所にダンスの要素も多く取り込まれていることも、「オーヴォ」の過去の作品と違うところだ。また、主人公3人のうち「フォーリナー」を演じるのが日本人の谷口博教であることも、今回の日本公演の大きなトピックスとなっている。日本人がシルク・ドゥ・ソレイユの公演で主役を務めるのは初めてのことだ。
開幕前日の公開リハーサルでは開幕セレモニーも行われ、応援団長の小倉智昭、スペシャルサポーターのLiLiCoが出席。LiLiCoが「この色彩や世界観は子供たちも楽しめる」と言えば、小倉は「名古屋のみなさん、どえりゃー興奮するがね!」