くらし情報『新国立劇場、来期ラインナップ発表―オペラ部門』

新国立劇場、来期ラインナップ発表―オペラ部門

新制作3本目はマスネの『ウェルテル』。演出にはフランスのベテラン、ニコラ・ジョエルを迎える。飯守芸術監督は「(ジョエル)は1976年のバイロイト百年祭で苦楽を共にした仲。久々の再会が楽しみ」と期待を寄せる(同音楽祭で飯守はピエール・ブーレーズの助手、ジョエルはパトリス・シェローの助手を務めた)。

再演演目もこれまで好評を博してきた人気作が並ぶ。壮大で華麗な舞台・衣装が魅力の『トスカ』。ヴェルディ最後のオペラで唯一の喜劇『ファルスタッフ』。大人から子どもまで楽しめるファンタジー『魔笛』はオール日本人キャストで。
『サロメ』は、ウィーン、パリ、ベルリンでも同役を演じて聴衆を虜にした世界的ソプラノ、ニールントが登場。イタリアのヴェリズモ・オペラの名作からは『アンドレア・シェニエ』を。飯守オペラ芸術監督がタクトを振る『ローエングリン』は、2012年上演時に大好評を博したクラウス・フロリアン・フォークトが再登場。邦人作品は和製オペラの傑作『夕鶴』を上演する。

■新国立劇場オペラ2015/2016シーズン
2015年
10月ワーグナー/楽劇「ニーベルングの指環」序夜ラインの黄金【新制作】
11月プッチーニ/トスカ
12月ヴェルディ/ファルスタッフ
2016年
1月モーツァルト/魔笛
2・3月ヤナーチェク/イェヌーファ【新制作】
3月R.シュトラウス/サロメ
4月マスネ/ウェルテル【新制作】
4月ジョルダーノ/アンドレア・シェニエ
5・6月ワーグナー/ローエングリン
7月團伊玖磨/夕鶴

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