「團伊玖磨」について知りたいことや今話題の「團伊玖磨」についての記事をチェック! (1/2)
千葉ジェッツ原修太の妻でモデルの團遥香が29日、自身のインスタグラムを更新した。【画像】千葉ジェッツ原修太の妻・團遥香、毎年恒例の"家族温泉旅行"に娘も一緒に初参加〜!「今まで以上に体験型の刺激的なアートがいっぱい。こっちゃんも興味津々。はぁー、楽しかったー。親子で楽しめるのは嬉しい☺️」と綴り複数枚の写真をアップ。掴まり立ちをしながら光の演出に興味津々の娘や、アート体験を存分に楽しむ團の姿などのショットを公開。素敵な親子時間を過ごせた様子にほっこり癒されるファン続々〜! この投稿をInstagramで見る 團遥香(DAN HARUKA)(@haruka_dan_official)がシェアした投稿 この投稿には、多くのいいねが寄せられている。
2025年01月30日モデルの團遥香が5日、自身のインスタグラムを更新した。【画像】千葉ジェッツ原修太ファミリーの仮装が話題に「世界救ってそう」「あまりにも実写版過ぎます笑」「毎年恒例の家族で温泉初めて娘も参戦して大好きな姪っ子達と可愛かったなぁ♥️」と綴り写真をアップ。娘との2Sや、浴衣を着て姪っ子と楽しそうに温泉を楽しんでいるプライベートショットを公開。そして、「2025も良き年にしていきましょーっ」と綴り投稿を締めくくった。 この投稿をInstagramで見る 團遥香(DAN HARUKA)(@haruka_dan_official)がシェアした投稿 この投稿には、多くのいいねが寄せられている。
2025年01月05日歌舞伎俳優の市川右團次が9日に自身のアメブロを更新。18回目の結婚記念日を迎えたことを報告した。この日、右團次は「2006年に入籍して… 今日は18回目の結婚記念日」と報告。二代目・市川右近で長男のタケルくんが学校に行っている間に「パスタランチで乾杯」と明かし、堪能した料理の写真を公開した。続けて、妻から誕生日プレゼントとしてダウンジャケットを貰ったことを明かし「ようやく着られる寒さにご機嫌な私…!!」と白のダウンジャケットを着用した自身の全身ショットを公開し、ブログを締めくくった。この投稿に読者からは「18回目の結婚記念日おめでとうございます」「素敵なご夫婦」「幸せなのが伝わってきます」「ダウンもとてもお似合いです」などのコメントが寄せられている。
2024年12月11日NEWSの加藤シゲアキが11日、自身のインスタグラムを更新した。【画像】結婚発表・NEWS加藤シゲアキの最新SNS投稿が話題に「素敵な写真」「「氣志團万博 2024 ~シン・キシダンバンパク~」」と綴り、5枚の写真をアップ。投稿された写真には、パフォーマンス中の加藤の姿が収められている。NEWSは、10日に幕張メッセ 国際展示場9~11ホールで開催された「氣志團万博2024 ~シン・キシダンバンパク~」に出演。続けて「最高に楽しかったっす️」と綴っており、充実した時間を過ごせたようだ。 この投稿をInstagramで見る 加藤シゲアキ Shigeaki Kato(@shigeaki_kato_whoiam)がシェアした投稿 この投稿にファンからは「サングラスしてるシゲちゃん、イケイケでかっこいい」「素敵な写真をたくさんありがとう☺️」といったコメントが寄せられている。
2024年11月12日11月9日、お笑いコンビ2700のツネが公式Xで、氣志團万博での「ムチョめちゃムーチョ」出店情報を投稿。【画像】お笑い芸人 吉住が作ったペアグッズが”呪物”扱い!?ファンからは「欲しい」との声もお笑いコンビ2700のツネが11月6日、公式Xで「【氣志團万博】に来られた際にはムチョめちゃムーチョのタコライスを是非食べに来て下さい(^^) 入場者ゲートのすぐ近く! 年内最後の出店になるかもです! 是非お待ちしております!」と投稿した。「ムチョめちゃムーチョ」は、沖縄とメキシコの要素を融合させたオリジナルタコライスを提供する店舗で、フェス飯クラブでも高評価を得ている。氣志團万博2024は11月9日と10日に千葉・幕張メッセで開催される予定で、ツネの投稿は来場者への食事の提案となっている。【氣志團万博】に来られた際にはムチョめちゃムーチョのタコライスを是非食べに来て下さい(^^)入場者ゲートのすぐ近く!年内最後の出店になるかもです!是非お待ちしております! pic.twitter.com/emYM1eDCSq — ツネ(Happy Man) (@Happy_man1982) November 8, 2024 ツネの投稿により、「ムチョめちゃムーチョ」のタコライスが氣志團万博で注目を集めている。フェス参加者は、入場ゲート付近で提供されるこのタコライスを楽しむことができる。
2024年11月09日モデルの團遥香が31日、自身のインスタグラムを更新した。【画像】モデルの團遥香、バスケ原修太との結婚を発表✨祝福コメント続々「実家の周りは毎年ハロウィンで子供達が賑やかなので、私たちも沢山お菓子をもらいに行ってきましたっ」と綴り娘と一緒にイベントを楽しむ様子を投稿。そして「さすがに、外で着るのは恥ずかしかったから3人では家で、、」と、Mr.インクレディブルの仮装を公開。とってもお似合いすぎる團ファミリーの仮装にファンほっこりだ!!! この投稿をInstagramで見る 團遥香(DAN HARUKA)(@haruka_dan_official)がシェアした投稿 この投稿に多くのいいねの他、「解像度高い❤️❤️❤️」「娘さんが、えっ両親‼️って顔になってる。かわいい」「めっちゃ似合ってる世界救ってそうてかやっぱり原さんゴツいな」など称賛コメント続々!!!
2024年11月01日令和6年7月歌舞伎座公演『七月大歌舞伎』において、市川團十郎主演による通し狂言『星合世十三團』(読み:ほしあわせじゅうさんだん)の上演が発表された。『星合世十三團』は、3大名作のひとつ『義経千本桜』のドラマ性に焦点をあて、娯楽性に富んだ演出や新たな趣向、宙乗り、大立廻りを取り入れ、源平の時代に生きた人間たちの運命と修羅を描いた壮大な物語。2019年7月の初演時には、市川海老蔵(現:團十郎)が碇知盛やいがみの権太、狐忠信をはじめ、主要な十三役を鮮やかな早替りで魅せるというこれまでにない試みも好評を博した。團十郎襲名後初めて上演される今回は、左大臣藤原朝方、卿の君、川越太郎、武蔵坊弁慶、渡海屋銀平実は新中納言知盛、入江丹蔵、主馬小金吾、いがみの権太、鮨屋弥左衛門、弥助実は三位中将維盛、佐藤忠信、佐藤忠信実は源九郎狐、横川覚範実は能登守教経という『義経千本桜』でお馴染みの13人の登場人物たちを團十郎がひとりで演じる。<公演情報>歌舞伎座『七月大歌舞伎』公演日程:2024年7月1日(月)~24日(水)※休演:10日(水)・16日(火)会場:東京・歌舞伎座上演演目:『星合世十三團』ほか
2024年03月28日2024年1月12日、モデルで俳優の團遥香(だん・はるか)さんが結婚を報告しました。お相手は、プロバスケットボールチーム『千葉ジェッツふなばし』所属の原修太選手です。團さんは、海岸で撮影されたウェディングショットとともに、原選手と連名でこのようにつづっています。応援して下さっている皆様へいつも応援して頂き心から感謝しております。この度、原修太と團遥香は結婚致しました事をご報告させて頂きます。今後もお互い支え合いながら頑張っていきますので、これからも応援の程よろしくお願い致します。皆様の生活が一日も早く平穏に復することを心からお祈り申し上げます。原修太團遥香haruka_dan_officialーより引用※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。 この投稿をInstagramで見る 團遥香(DAN HARUKA)(@haruka_dan_official)がシェアした投稿 また、原選手もInstagramで同様のコメントを投稿しています。團さんは、朝の情報番組『ZIP!』(日本テレビ系)で2020年までの7年間、レポーターを務めたほか、ドラマ『ハコヅメ〜たたかう!交番女子〜』(日本テレビ系)や映画『劇場版 ルパンの娘』などに出演し、俳優としても活躍。原選手は、2015年から『千葉ジェッツふなばし』に所属しており、2023年に開催されたバスケットボールの世界大会『FIBA バスケットボール ワールドカップ 2023』では、日本代表に選出されました。異なる業界で活躍する2人の結婚に、ネット上では「原ちゃん!結婚おめでとう」「團ちゃんは『ZIP!』でよく見ていたなー」「素敵なカップル!末永くお幸せに」など、祝福の声が数多く寄せられています。2人は互いに支え合いながら、幸せな家庭を築いていくことでしょう![文・構成/grape編集部]
2024年01月12日市川海老蔵改め十三代目市川團十郎白猿襲名披露 八代目市川新之助初舞台『九月博多座大歌舞伎』。約3年ぶりの博多座登場となる團十郎に、襲名後の心境や公演の見どころなどを聞いた。昼の部は、歌舞伎十八番の内『矢の根(やのね)』、『外郎売(ういろううり)』、『景清(かげきよ)』、夜の部は『鞘當(さやあて)』、『口上(こうじょう) 』、歌舞伎十八番の内『暫(しばらく)』と、昼夜ともに豪華な演目が揃う。團十郎は『景清』の悪七兵衛景清、そして『暫』の鎌倉権五郎を務める。昼の部の『景清』は團十郎が海老蔵時代に景清を主人公として再構成した『壽三升景清』の中の作品。津軽三味線奏者・上妻宏光が参加することも話題だ。「技術・世界観ともにずば抜けた音楽家である上妻さんの参加で、より広がる『景清』の世界観を楽しんで頂きたい」と自信を覗かせる。一方、夜の部『暫』は、1999年の博多座開場以来、上演が待たれていた演目。今回、團十郎襲名披露興行というまたとない機会で博多座初上演が実現する。「市川團十郎は、江戸時代から続く大きな名跡(みょうせき)。その襲名披露の舞台で、『暫』を演じられることを非常に嬉しく思います。荒事の精神の元となっている“わらべの心で演ずる” ということが追求される演目で、幕外の引込み(まくそとのひっこみ)も見どころです」。父親である十二代目團十郎からは、2m以上ある太刀の扱い方などを細かく教え込まれたそう。「團十郎の名跡を相続することがどのようなものかは、とても言葉で表現できません。言葉で言い表せない部分を舞台の上でいかに形にしていくかが大事。また、長い歴史のなかで歌舞伎が時代とともに変化してきたように、古典を継承するだけでなく、現代に対する歌舞伎ということも考えないといけないと思います」と襲名への思いを真摯に語った。また、八代目市川新之助の初舞台については「東京以外でこんなに大きな役を長くやるのは初めてなので本人も大変だと思うが、技術的なことを細かく言うよりものびのびと楽しく演じてほしい」と師匠、そして親として優しい笑顔で語り、「團十郎の襲名、新之助の初舞台は、次いつあるかわかりません。この機会をお見逃しなく、ぜひ博多座に足をお運びください」と締めくくった。『九月博多座大歌舞伎』は9月1日(金)~17日(日) 福岡・博多座にて上演。チケットは発売中。
2023年08月10日一家心中を図ったとされる市川猿之助(47)の“緊急搬送事件”から3週間が過ぎた。両親が亡くなった猿之助の事情聴取が続くなか、澤瀉屋では市川團子(19)が存在感を発揮している。5月20日から『不死鳥よ波濤を越えて―平家物語異聞―』の昼の部で猿之助の代役として主役・平知盛を演じ、27日の千秋楽まで務め上げた。「團子さんは、中一日というわずかな稽古時間で本番に臨みました。リハーサルでは宙乗りなど技術的な部分を確認するくらいの時間しか取れなかったといいます。それでもミスすることなく演じ、團子さんの感情がこもった演技に客席からはすすり泣く声も聞こえてきました。幕が下がった後も拍手は鳴りやまず、歌舞伎役者としての評価は高まっています」(歌舞伎関係者)一方、父で市川中車こと香川照之(57)も座長不在のピンチを乗り切るべく奮闘中だ。現在上演中の「六月大歌舞伎」で主演を務め、猿之助の代役を演じる中村壱太郎(32)と共演している。来月から始まる「七月大歌舞伎」では、昼の部「菊宴月白浪」で猿之助の代役で主演を務めることも発表された。しかし、心労は大きいようで……。「事件当時、中車さんは“なぜ相談してくれなかったのか”と嗚咽したそうです。團子さんの代演初日には皆を集め、澤瀉屋を代表して『頑張りましょう』と声を絞り出していました。中車さんは舞台に立ち続けていますが、憔悴しているのが見てわかるほどです」(後援会関係者)46歳で歌舞伎の世界に飛び込み、團子をバックアップしてきた香川。父子で澤瀉屋を支えるなか、立場も逆転しつつあるという。「猿之助さんは10月までの公演を休演すると発表されましたが、復帰は絶望的でしょう。捜査の進展によっては逮捕の可能性もありますし、座頭公演を投げ出したことは梨園での信頼を失ったも同然。すでに梨園では團子さんが“五代目猿之助”をいつ継承してもいいように、サポートしようとする動きが広がっています。一方、香川さんには梨園での発言権はほとんどないそうで、團子さんは猿之助さんを頼ってきました。猿之助さんの“一家心中騒動”には、團子さんも胸を痛めているといいます。しかし、“ここぞ”という時に團子さんの方が香川さんよりどっしりと構えている印象です。親子同時襲名の会見でも、緊張する中車さんを無邪気にイジって見せていましたね」(前出・歌舞伎関係者)微妙な立場に置かれている香川だが、これまで引っ張りだこだった芸能界でも復帰を果たせていない。「香川さんに性加害行為が報じられたのは昨年8月でした。当時、出演していた情報番組やCMなど相次いで降板する事態に。澤瀉屋を支える姿に応援の声も上がっていますが、スキャンダルを覆すほどのイメージ回復にはなるとは思えません。メディアも團子さんの活躍に注目していますし、香川さんの出る幕はないでしょう」(芸能関係者)團子に“カマキリ”と呼ばれ、言い返せなかったこともあったという香川。広い心で息子をサポートできるだろうか。
2023年06月09日「團子さんは中一日というわずかな準備期間にもかかわらず、千秋楽まで見事に猿之助さんの代役を務めました」(歌舞伎関係者)5月20日から東京・明治座の歌舞伎公演の昼の部で、市川猿之助(47)の代役として主演を務めた市川團子(19)。27日の千秋楽まで團子が代演した。「團子さんはリハーサルでは宙乗りなど技術的な部分の確認はしましたが、セリフを実際に言う時間は取れないまま、本番に臨みました。それでもノーミスで乗り切り、客席からはすすり泣く声が聞こえるほどの熱演を見せました。團子さんは179センチと、猿之助さんより10センチほど背が高いので、衣装も急ピッチで仕立て直しました。連日ほぼ満席の大盛況でした」(前出・歌舞伎関係者)今回團子が代役を務めたのは、『不死鳥よ波濤を越えて―平家物語異聞―』という演目の主役・平知盛。團子の祖父・市川猿翁(83)主演で’79年に初演された。「猿翁さんは(三代目)猿之助時代に宙乗りや派手な立ち回りなどエンタテインメント性に富んだ『スーパー歌舞伎』を創始し、“猿之助”を大名跡へと育て上げました」(前出・歌舞伎関係者)後ろ盾が何より重要なのが歌舞伎界。團子の父・香川照之(57)が歌舞伎の世界に飛び込んだのは46歳で、梨園での発言権はほとんどないという。そのため、團子のよりどころだったのが叔父である猿之助。かつて猿之助は團子がいずれ“五代目猿之助”を継ぐ可能性について親しい仲間に、「團子がボンクラだったら継がせられない」と発言していたというが……。「今回の一家心中騒動で猿之助さんの今後は絶望的。いつ團子さんが“五代目猿之助”を継ぐことになってもいいように、梨園全体で團子さんをサポートしようという動きが広がっています」(前出・歌舞伎関係者)■祖父の代からライバル関係の團子と染五郎その中心にいるのが、NHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』(’22年)の源義高役で注目を集めた市川染五郎(18)だ。「’13年、染五郎さんが『春興鏡獅子』という演目で、胡蝶の精という2人組で演じる役を務めることになった際、その相棒として選ばれたのが團子さんでした。染五郎さんの父・松本幸四郎さん(50)が指名したのだそうです」(後援会関係者)以来2人は、『東海道中膝栗毛』の「弥次喜多」シリーズなどで相棒役を演じてきた。「歌舞伎では、年の近い人がいると立役と女方、あるいは立役同士、女方同士のライバルとして終生ペアとして活躍するという事例があります。團子さんと染五郎さんはペアとして、ますます人気が高まっていくはずです」(前出・歌舞伎関係者)演劇評論家の上村以和於さんは言う。「染五郎さんは’22年に『信康』という演目で歌舞伎座初主演を務め、高い評価を得ました。團子さんも今回の代役で一躍脚光を浴び、2人とも歌舞伎界の若手として順調に成長しています」團子と染五郎はもともと、祖父の代からライバル関係にある。「染五郎さんの祖父・松本白鸚さん(80)と團子さんの祖父・猿翁さんはよきライバルとして切磋琢磨してきました。当時2人が在学していた大学にちなみ、2人の関係は“早慶戦”とも呼ばれました」(上村さん)父同士にも、ある縁が。「幸四郎さんは猿之助さんや香川さんと同じ暁星高校出身。幸四郎さんは息子の染五郎さんとともに、後ろ盾のなくなった團子さんをできる限りサポートしていくと聞いています」(前出・後援会関係者)プライベートでも團子と染五郎の関係は深い。■染五郎を“いっくん”と呼ぶ團子「2人は幼稚園から高校まで、同じ都内の有名私立一貫校に通っていました。明るく朗らかな性格の團子さんは、染五郎さんを本名の“齋”から“いっくん”と呼んでいます。人見知りの染五郎さんが唯一心を開いている相手です」(前出・歌舞伎関係者)染五郎は高校3年生を前に学校を中退した。「團子さんは染五郎さんから相談を受け、『歌舞伎だけがすべてではない。きちんと教養も身につけたほうがいい』と伝えたそうです。結局、歌舞伎に加えて俳優業、モデル業などで忙しくなり染五郎さんは退学を選びましたが、親身にアドバイスしてくれた團子さんには感謝していることでしょう。今回の猿之助さんの一件を受け、今度は“團子を僕が救う!”と確固たる信念を持っているといいます」(前出・歌舞伎関係者)かつて染五郎は團子についてこう語っている。《稽古の場で「それは違う」などと気兼ねなく言い合えるし、相手に合わせるような場面では素直に合わせられますし。僕にとって一緒にやりやすい人です》(「wilth online」’21年10月13日配信)5月中旬、本誌は滋賀県内で松本幸四郎主演ドラマ『鬼平犯科帳』の撮影に臨む染五郎を目撃。凜々しい表情の胸裏には、團子との共闘の意志を燃やしていた――。前出の上村さんは言う。「歌舞伎の興行主である松竹にとっても、実力があり人気もある若手ホープの登場は非常に喜ばしいことでしょう。2大スターとして期待しているはずです」波乱の歌舞伎界に現れた10代の2人の最強タッグ。染五郎の存在は、團子の“五代目猿之助”襲名への大きな追い風となりそうだ。
2023年05月30日「團十郎さんが、麻央さんと暮らしていた都内の一軒家を売却するそうです。麻央さんの闘病のため’17年にマンションへ引っ越してから、住んではいませんでしたが、思い出が詰まっていることもあってか、’21年にリフォームを行い、稽古場として活用していました。ただ麻央さんの部屋は、改装せずにそのままにしていたそうです。新之助くんにとっては、お母さんと4年間暮らした家でした」(芸能関係者)父・市川團十郎(45)とともに、来年まで続く襲名興行に臨んでいる市川新之助(10)。7月には團十郎と姉のぼたん(11)とともに歌舞伎座の舞台に立つ。しかし、家族3人が集結する舞台の稽古を小林麻央さん(享年34)と過ごした家で行うことはない。團十郎が思い出の場所を手放した理由とはーー。「かねて行動をともにしている祈禱師の助言が影響したといいます。丁字路のつきあたりにあるとかで、“風水的によくない”と言われたそうです。以前から團十郎さんはスピリチュアルに傾倒し、家にアメジストの原石を置きパワーストーンを肌身離さず着用しています。それが、新之助くんにも影響を与えているのです」(歌舞伎関係者)4月11日に團十郎が自身のインスタグラムに投稿した写真では、勉強に励む新之助の左手首にはパワーストーンのブレスレットが2つまかれていた。さらに机の上には、ピンク色の水晶玉や開運の御利益があるという“金色のうんこ”の置物まで。勉強机がそうした“お守り”で埋め尽くされている新之助には、驚きの日課があるという。「まだ小学5年生ですが、不動明王のご真言をそらんじて言えるといいます。朝晩、正座をして目を閉じ、手を合わせて、『ノウマク・サンマンダバザラダン~』と、マントラをきっちり7回唱えているそうです。最近は小さな阿修羅像や仏像のガチャガチャを好んで買っているみたいですよ」(前出・歌舞伎関係者)5月9日に開催されたイベントで、「夢は歌舞伎役者ですか?」と聞かれ、小さな声で「違います」と答えていた新之助。朝晩のマントラで新たな道を切り開いていく!?
2023年05月18日●女形に楽しさ「舞台中、普段の性格も柔らかく」俳優・香川照之(市川中車)の長男で歌舞伎俳優の市川團子が、明治座創業百五十周年記念『市川猿之助奮闘歌舞伎公演』(東京・明治座、5月3日~28日)の夜の部「三代猿之助四十八撰の内『御贔屓繋馬』(ごひいきつなぎうま)」に百足のお百役で出演する。2012年に8歳で初舞台を踏んでから約11年。大学生活を送りながら歌舞伎俳優として着実に成長を遂げている團子に、同舞台への意気込みや歌舞伎への情熱、そして、目標とする祖父・市川猿翁と親戚でもある猿之助への思いを聞いた。『御贔屓繋馬』は、四世鶴屋南北の原作を三代目市川猿之助(現・市川猿翁)と奈河彰輔が筆を執り、1984年4月に明治座で初演し、大評判を呼んだ作品。今回は物語を洗い直し凝縮した形で届ける。大喜利所作事『蜘蛛の絲宿直噺』では猿之助が女童、小姓、番頭新造、太鼓持、傾城、土蜘蛛の精の6役を早替わりで踊り分け、“奮闘公演”に相応しい変化舞踊を披露する。――明治座創業百五十周年記念『市川猿之助奮闘歌舞伎公演』への出演が決まったときの心境からお聞かせください。『新・三国志』や『弥次喜多』に出させていただく機会が多く、それも本当にありがたいのですが、古典を学びたいと思っていたので、古典の作品に出演させていただけるというのはうれしかったです。――古典で学びたいと思った理由は?新作やスーパー歌舞伎『新・三国志』はセリフが現代調だったりして、先輩方は古典が身についていらっしゃるので現代調で言っても歌舞伎になるのですが、自分はまだ全然できていないので基礎である古典をしっかり学びたいと思いました。――明治座に抱いているイメージを教えてください。小学5年生のときに『四天王楓江戸隈』という作品に鬼童丸という役で出演させていただき、そのときに立ち回りが本当に楽しかったというのを覚えています。今回が2回目となりますが、また明治座さんに出させていただくのは本当にうれしいです。――『御贔屓繋馬』の魅力をどのように感じていますか?明治座さんでおじいさま(猿翁)がされた初演の映像も見させていただいたのですが、とにかく面白いという印象です。(主人公の)良門が復活するときに衣装から火や煙が出たり、視覚的にも楽しいですし、セットもすごくきれいです。そして、僕が演じる百足のお百はスパイで、村娘に扮して敵方に潜入するという役なのですが、僕だけでなく物語のほぼすべての人が“実は”という役で、スパイ合戦が繰り広げられます。この人はこうだったのだとひも解かれていくのも面白いですし、立ち回りも面白くパワフルな舞台だと思います。――今回の公演で特に楽しみにしていることを教えてください。女形を務めさせていただきますが、去年初めて女形をさせていただいたので、とにかく頑張って食らいつきたいと思っています。そして、“実は”という役を演じるのは初めてなので、その“実は”という要素をしっかり演じられるように、頑張ります。――女形はいかがですか? やりがいなどお聞かせください。楽しいです! 初めて女性に扮し、不思議な感覚になりました。――女形を演じて新たな気づきや変化などありましたか?すごく不思議なのですが、舞台中、普段の性格も柔らかくなっていたようで、家族や周りの人に言われてびっくりしました。言葉は変わりませんが、ちょっとした仕草が女性らしく柔らかくなっていたみたいです。――もしかしたらまた今回も?なるかもしれません(笑)●大切にしている猿之助の言葉「高1のときに…」――これまでも何度も共演されていますが、猿之助さんは團子さんにとってどんな存在ですか?“憧れ”と“かっこいい”が大きいです。『三国志』ではお父様の役(関羽)を演じられていて、後ろをついて歩く場面があったのですが、背中がとにかくかっこよかったです。――自分もこうなりたい! というように憧れている部分を教えてください。すごすぎてまだ何もわかりません(笑)。じいじと猿之助さんの2人が僕の中で一番の憧れなので、そんな役者になれるように必死に食らいついていきたいと思っています。――猿之助さんに言われたことや教えてもらったことで大事にしていることはありますか?高校1年生のときに猿之助さんと出演させていただいた『連獅子』で、「1日2個のことを直せば、25回公演があるから50個のことを直せる」とおっしゃってくださって、それは大事にしています。また、この前出演した作品の立ち回りのときに、僕は立ち回りは型だと思っていたのですが、猿之助さんは「そうではなく感覚でやるものだ。型も大事だけど、戦っているんだからもっと切羽詰まっているわけだし、それに縛られすぎたらよくない」とおっしゃっていて、とても勉強になりました。――今回の共演でもまた学びがありそうですね。長い時間共演するシーンが多いので、同じ場面で猿之助さんを見られるということが一番の楽しみです。猿之助さんの座頭を見るのも初めてで、目が見えない方をどう演じるのか、いろんなことを学ばせていただきたいです。――2012年に初舞台を踏まれていてから11年。ここまで活動されてきて歌舞伎俳優という職業に対して今どのような思いかお聞かせください。ずっと“好き”“楽しい”という感情です。――一番楽しいと感じる瞬間は?全部です! お稽古も本番も楽しいです。もちろん大変だなとか難しいという感情もありますが、常に楽しいという感情があります。――その楽しさは、経験を重ねるごとに増しているのでしょうか?楽しさはずっと一緒ですね。ずっと変わらず歌舞伎が好きなのだと思います。――團子さんが感じている歌舞伎の魅力とは?魅力は無数にあって未熟者なので到底語れませんが、音楽が楽しい、踊りも楽しい、そしてパワフルなところが大好きです。――若い團子さんを見て歌舞伎に興味を持つ若い方もいると思いますが、ご自身の活動によって歌舞伎界がこうなっていったらいいなという思いはありますか?全世代の方に見てみようかなと思っていただける役者に、いつかなりたいです。●祖父・猿翁の映像が活力源待ち受けも「じいじ」――歌舞伎のことがずっと好きだということですが、この11年で特にご自身にとって大きな経験になった転機を教えてください。おじいさまが『三国志』をやられた20年前のビデオとの出会いは転機になりました。おじいさまも言われていますが、主人公の関羽とおじいさまの人生は共通する部分があり、関羽が未来を語る場面は、おじいさまの夢を語っている場面でもあって、キラキラした目で語る姿がすごく好きで感動しました。子供のときも「かっこいい」と思って見ていましたが、2年前に僕も『新・三国志』に出演させていただくことになってよりそのシーンを見て感動し、その語りのシーンが活力源になっています。――けっこうな頻度で映像を見ているのでしょうか。見ます。いつも見ると「頑張らなきゃ!」と。心を燃やしてくださる活力源です。――今、映像を見せていただいた際に、スマホの待ち受け画面が歌舞伎の写真になっているのがちらっと見えましたが、ご自身ですか?これはじいじです。この写真は今年になってからですが、待ち受けはいつも、かっこいいなと思ったじいじの写真にしていて、本当に憧れです。――おじいさまの言葉で大切にしているものはありますか?「勇なるかな勇なるかな、勇にあらずして何をもって行わんや」という言葉をおじいさまが好きで、その言葉を書いた色紙を3、4年前にくださったのですが、これは何を行うにしてもまず勇気が必要であるという意味で、「僕も勇気を持ってやろう」と力をもらっています。――たくさんのパワーの源がありますね。そうですね!――大学ではどのようなことを学んでいるのでしょうか。芸術を学ぶ学科で、東洋のことだけでなく西洋の音楽や美術、演劇なども学んでいて、どれも面白いのですが、いろんなことを学んでいる中で僕はやはり歌舞伎が一番好きだと再確認しました。――本当に歌舞伎を愛していらっしゃるのですね。11年続けてこられて、別の道を考えてことはないですか?ないです。――今後、歌舞伎俳優としてどのようになっていきたいと思い描いていますか?じいじと猿之助さんが僕の理想なので、その背中を見てなんとか追いかけて、頑張り抜きたいという気持ちです。――最後にファンの方にメッセージをお願いします。『御贔屓繋馬』は、お話の内容がわかりやすく、早替わり、宙乗り、立廻りもありパワフルで楽しいお舞台です! 初めて歌舞伎を見る方や若い世代の方にも楽しんでいただける作品になっています。是非ご覧ください!■市川團子(いちかわ・だんこ)2004年1月16日生まれ、東京都出身。香川照之(市川中車)の長男。屋号 澤瀉屋。2012年、6・7月新橋演舞場『ヤマトタケル』で五代目市川團子を名乗り初舞台。2013年、国立劇場10月歌舞伎公演『春興鏡獅子』胡蝶にて、国立劇場賞特別賞を受賞。学業と芸道を両立させながら、さまざまな舞台に挑戦している。
2023年05月03日「中居さんが手術を終え再入院していた昨年末から、團十郎さんに自らの病気について相談をしているそうです。なかでも、團十郎さんが以前から詳しい『酵素風呂』に興味を示すようになったと聞いています」(芸能関係者)1月14日放送の『キャスターな会』(テレビ朝日系)を皮切りに、テレビ3本、ラジオ1本のレギュラー番組すべてに復帰した中居正広(50)。中居は現在も病状を明らかにしていないが、『週刊新潮』は昨年9月に盲腸がんの手術を受けたと報じ、『女性セブン』は昨年11月に再手術を受けたと報じている。11月の休養開始から2カ月半での電撃復帰。しかも、4本のレギュラー番組に加え、4月から新番組までスタートすると発表された。「フジテレビ系で放送された特番『まつもtoなかい ~マッチングな夜~』のレギュラー化です。毎週日曜日、ゴールデンプライム帯で松本人志さんとのW司会です。フジとしては社運をかけていると言ってもいいでしょう。中居さんも相当、気合が入っているといいます」(テレビ局関係者)そんな中居が、襲名披露興行で多忙を極める市川團十郎(45)に相談を持ちかけたというのだ。そもそも2人の関係は十数年前にさかのぼる。「中居さんは海老蔵時代から、團十郎さんと親交があります。連絡先を交換するようになったのは、團十郎さんが2010年3月に『ビストロSMAP』に出演したときでしょうか。ちょうど海老蔵さんが小林麻央さんと結婚した年で、翌月には麻央さん本人も姉の麻耶さんとともに『ビストロ~』に出演。その縁もあって、中居さんは夫妻と親しくなったと聞いています」(前出・テレビ局関係者)’16年5月には、長男の勸玄くん(9)も史上最年少となる3歳で『ビストロ~』に出演。家族ぐるみの付き合いになったという。「團十郎さんはさまざまな健康法を試していることでも有名です。なかでもこのころから彼が愛用する『酵素風呂』は、薬草などから抽出した酵素を加えたヒノキのおがくずに、米ぬかなどを入れて自然発熱させ、砂風呂のように体をうずめるというもの。驚くほど汗をかき、デトックス効果が高いそうです」(後援会関係者)■團十郎は「中居さんと約束した」と――團十郎は’16年、自宅に家庭用の「酵素風呂」を導入。当時、1カ月という余命宣告を受けた麻央さんとともに使用していた。’17年4月4日付の麻央さんのブログには、《久しぶりの酵素風呂》と題され、満面の笑みを浮かべていた麻央さんの写真が公開されている。同年6月に麻央さんが亡くなった後も團十郎は愛用し、昨年6月も自宅の「酵素風呂」に入る写真をインスタにアップしている。また、’18年には、都内にオープンした酵素風呂店「A」の名付け親にもなっていた。 前出の芸能関係者は言う。「團十郎さんがプロデュースしたともいわれるこの『A』に、中居さんも通い始めたというのです」前出の後援会関係者も言う。「この『A』には、團十郎さんが紹介した有名人が数多く来ています。リウマチの症状や肩こりが和らいだという話をよく聞きます。團十郎さんは昨年末『中居さんと約束した』と言っていましたね。『店に来るときには担当者を決めて紹介するので僕に連絡をくれ』と中居さんに伝えたそうです」中居は全レギュラー番組に復帰したとはいえ、体調はまだまだ本調子ではないという。「中居さんは復調をアピールしていますが、ほとんどのスタッフは体調を心配しています。中居さん自身もそのことを痛いほどわかっています。仕事を続けられるよう“藁にもすがる思い”で体にいいとされるいろんな話を聞き、実践しているようです」(前出・芸能関係者)中居は、1月14日に放送されたラジオ番組『中居正広 ON&ON AIR』(ニッポン放送)で、「ずっと書き物をしてました。日記も書いてました」と、告白している。「書き物は5つのバインダーに整理されていたそうです。そのうちの一つは、体調維持に関するもののようです。休養中、思い立って團十郎さんに連絡したのも中居さんなりにいろいろと調べた結果なのでしょう」(前出・芸能関係者)■中居が望むWBCの仕事を、周囲が心配視する理由團十郎が中居に紹介したのは「酵素風呂」だけではないという。「團十郎さんは、“手かざしの先生”も勧めているそうです。完全紹介制で、一回数万円だそうです」(前出・芸能関係者)休養中、中居に大きな心境の変化もあったようだ。「中居さんはもともと『当面は新しい仕事を入れずにレギュラーで続けているものをこなしていきたい』と言っていました。だから松本さんとの新番組をスタートすると聞いて驚きました。休みの日はいろいろ考えてしまうから、あえて仕事を入れるようにしたのかも……」(前出・テレビ局関係者)さらに、中居には是が非でも体力を回復させたい別の理由が――。「3月8日に開幕する『2023 WORLD BASEBALL CLASSIC(以下、WBC)』の日本代表“侍ジャパン”公認サポートキャプテンに中居さんが就任しました。中居さんの野球好きは有名ですが、今回の手術後も『3度目となるWBCの仕事はライフワーク。どうしてもやりたいんだ』と熱く周囲に語っていたんです。キー局の役員らも『正直、体調不安を懸念しているけれども、中居さんにやってほしい』と必死で話をまとめあげたと言っていました」(前出・テレビ局関係者)局の上層部が気をもむのは、WBCのスケジュールにある。「1次ラウンドは東京ドームで行われますが、現地時間3月19日、20日に行われる準決勝にまで日本が順当に勝ち進んだ場合、試合が行われるのは米フロリダ州マイアミにある『ローンデポ・パーク』。中居さんが現地からリポートするとなると、十数時間におよぶフライトをこなす必要が出てくるのです」(前出・テレビ局関係者)そんな長時間のフライトに中居は耐えることができるのだろうか。「改編期前の3月には新番組やほかの番組の収録もあるので、スケジュール的にも厳しい時期。レギュラー番組も放送時間を延長した特番になる可能性もあります。その合間を縫っての長旅。しかもマイアミとの時差は14時間。かなり過酷な日程なのです。ただ、今の中居さんは“仕事こそ生きる糧”だと考えているといいます。休むことより、好きな仕事に没頭することで明日へのエネルギーとしているのでしょう」(前出・テレビ局関係者)1月14日のラジオで、中居は明るく冗談を飛ばしながらも、こう締めくくっていた。「体調壊してない元気な人にも言えることですけど、何が起こるかわからないですから。僕も何がどうなるかわからない。体調壊したから言えることですけど、年内何が起こるか見通しつかない」体力との闘いとなるWBC現地観戦のためにも、土壇場まで体調回復に徹する覚悟のようだ――。
2023年01月31日日本が誇る作曲家をわかりやすく紹介するシリーズ、第2弾1冊でわかるポケット教養シリーズ 日本の作曲家 冨田勲/1冊でわかるポケット教養シリーズ 日本の作曲家 團伊玖磨日本の音楽家の人生と作品に迫る好評シリーズ、第2弾が発売です!これまで知られていなかった素顔、生き方、創作の裏側、作品の聴きどころやそれにまつわるエピソードなどを、写真や図版を混じえてテーマごとに掲載。作品の愛好者はもちろん、これから知りたい方にも、巨匠たちに触れる最初の一冊として最適です。1冊でわかるポケット教養シリーズ 日本の作曲家 冨田勲伝統と革新を融合させた巨星、冨田勲の軌跡。「新日本紀行」「きょうの料理」をはじめ手塚アニメ「ジャングル大帝」、NHK大河ドラマ曲などを多数手がけ、晩年は「イーハトーヴ交響曲」「ドクター・コッペリウス」で初音ミクとのコラボに挑んだ、シンセサイザーのパイオニアでもあり「世界のトミタ」と呼ばれた冨田勲の生き方と創作の裏側に迫る。◆第一章出生と歩み幼少期の冨田勲と家族の物語/音楽を志す原点の中国時代/竹笛で音を楽しむ冨田/学生時代の冨田と音楽/『春の祭典』との出会い/当時のレコード事情◆第二章音楽家への第一歩師匠との出会いそして叔父の言葉/音楽活動の重要な起点/婦人の時間/14秒の壮大な夢/立体音楽堂の魅力/音楽表現の基点◆第三章映像音楽の作曲者番組テーマ曲の始まり/半世紀続く「きょうの料理」/初仕事「おこんの初恋」/最初の大河ドラマ「花の生涯」/ふたたび、大河ドラマ「天と地と」/劇伴の常連・冨田勲/手塚治虫との出会い◆第四章シンセサイザーとの出会いモーグとの衝撃の出会い/手に入らないモーグシンセサイザー/楽器という証明が必要?/シンセサイザーを手に入れて/シンセサウンドの模索/自分の音を作る/仕事がなくなっていく恐怖◆第五章シンセサイザー音楽家という生き方シンセサウンドに秘めた思い/『月の光』ビルボードクラシックチャート1位/ピラミッドサウンド/オーストリア リンツでの公演/自由の女神100年祭/ぎふ中部未来博/オーケストラへの回帰/長崎ハウステンボス/『源氏物語幻想交響絵巻』◆第六章大いなる晩年偉大なる音楽家の集大成/意欲的に取り組んだ最後の仕事冨田と家族※ 本書は小社刊『日本の音楽家を知るシリーズ冨田勲』(2017年)を一部加筆修正し文庫化したものです。【商品詳細】定価:1,045円(10%税込)仕様:A6判縦/208ページ発売日:2022年11月29日ISBN:978-4-636-10409-7商品コード:GTB01100594 amazonにてご予約受付中! : 1冊でわかるポケット教養シリーズ 日本の作曲家 團伊玖磨芸術と教養を旅した求道者、團伊玖磨の軌跡。山田耕筰に師事し作曲家を志し、終戦後の日本で作曲家として名をあげ、オーケストラ作品をはじめ、オペラ、吹奏楽作品、合唱作品、童謡、校歌など多種多様な作品を生み出す。また、卓越した筆致の文筆家でもあった。偉大な芸術家にして稀代の教養人、團伊玖磨の作品と素顔に迫る。◆第一章伊玖磨の少年時代團伊玖磨という人/祖父は團琢磨男爵/作曲家を目指して/山田耕筰の鶴の一声/父・伊能の苦悩◆第二章伊玖磨の青年時代東京音楽学校入学/芥川也寸志との出会い/終戦そして再出発/伊玖磨の名作誕生/詩人の夢/NHK専属作曲家へ◆第三章楽壇デビュー《交響曲イ調》/木下順二とぶどうの会/童謡《ぞうさん》の思い/オペラ『夕鶴』への道 /オペラ『夕鶴』の完成/映画音楽の世界へ/〈3人の会〉その結成/〈3人の会〉の始動 /海外オペラ事情視察の旅/〈3人の会〉は解散せず ……◆第四章多彩な活動を辿る旅九州と伊玖磨の縁/伊玖磨と大陸文化/伊玖磨と中国近代音楽史/伊玖磨と三浦半島/創作活動と八丈島/伊玖磨とテレビ/とうきょうエキコンへ寄せる想い/伊玖磨のエッセイ/伊玖磨の知識欲◆第五章伊玖磨の音楽伊玖磨の交響曲/最後の交響曲第6番/管弦楽と室内楽/伊玖磨の歌曲/伊玖磨の合唱曲/伊玖磨のオペラ/伊玖磨と吹奏楽/DAN YEAR2000/永遠の別れ※ 本書は小社刊『日本の音楽家を知るシリーズ團伊玖磨』(2018年)を一部加筆修正し文庫化したものです。■著者について原 伸夫(はら・のぶお)横浜市出身。中学時代に團伊玖磨の『パイプのけむり』を読んで以来、團のエッセイ、音楽作品に心酔する。日本作曲家専門レーベル・スリーシェルズの創設者のひとりとして、2004年から2013年まで團伊玖磨、芥川也寸志、黛敏郎、別宮貞雄などの作品を中心にCDや演奏会の企画・製作に従事する。清道 洋一(きよみち・よういち)長野県篠ノ井市(現・長野市篠ノ井)出身。土肥泰、三善晃、真鍋理一郎、今井重幸の各氏に指導を受ける。作編曲、舞台演出のほか、先人の作品の舞台初演や蘇演のための楽譜作成などに積極的にかかわる。2015年の芥川也寸志生誕90年メモリアルコンサートでは、編曲・構成者のひとりとしてコンサートを成功へ導いた。日本作曲家協議会会員。「東京博物研究所」代表。第11回弘前桜の園作曲コンクール第1位(下山一二三審査)他、多くのコンクールで評価されている。德永 洋明(とくなが・ひろあき)1973年生まれ。小学1年生で「音楽の広場」に出会い、芥川也寸志を心の師と仰ぎ作曲家を志す。東京藝術大学音楽学部作曲科卒業。1996年、也寸志が保存に奔走した奏楽堂における第七回奏楽堂日本歌曲コンクール作曲部門第2位を受賞。2003年、イタリア・ボローニャでの「2agosto」国際作曲コンクール第3位受賞。2013年文化庁芸術祭大賞受賞作品ラジオドラマ「2233歳」の音楽を担当。作品はオーケストラ曲から吹奏楽曲、室内楽曲、歌曲、合唱曲、ミュージカルなど多岐に渡り再演も数多い。2015年には総譜が行方不明である「八つ墓村」の演奏会用組曲を復元、編曲した。作曲活動と並行してアンサンブルピアニスト、指揮者としても数多くの舞台や録音に参加、優れた音楽性は高い評価を得ている。西 耕一(にし・こういち)日本の作曲家を専門に企画・プロデュース・執筆を行う。これまでに放送局、大学、研究機関の依頼による企画協力や、プロオーケストラのプログラム解説執筆で評価される。近年の主な仕事として、日本の管弦楽曲100周年、伊福部昭百年紀シリーズ、芥川也寸志生誕90年、渡辺宙明卆寿記念、佐藤勝音楽祭、菊池俊輔音楽祭、渡辺岳夫音楽祭、黛敏郎メモリアルなどをプロデュース。代表的執筆はCD『松村禎三作品集』(NAXOS)解説など。【商品詳細】定価:1,045円(10%税込)仕様:A6判縦/208ページ発売日:2022年11月29日ISBN:978-4-636-10413-4商品コード:GTB01100598 amazonにてご予約受付中! : 【「日本の作曲家」シリーズ既刊好評発売中】1冊でわかるポケット教養シリーズ 日本の作曲家 伊福部昭定価:1,045円(10%税込)仕様:A6判縦/208ページISBN:978-4-636-10408-0商品コード:GTB01100593 1冊でわかるポケット教養シリーズ 日本の作曲家 服部良一定価:1,045円(10%税込)仕様:A6判縦/208ページISBN:978-4-636-10410-3商品コード:GTB01100595 【「1冊でわかるポケット教養シリーズ」特設ページ】1冊でわかるポケット教養シリーズ : お求めは、全国ヤマハ特約楽器店・書店または弊社オンラインショップ >まで。【本商品に関するお問い合わせ】(株)ヤマハミュージックエンタテインメントホールディングス ミュージックメディア部問い合わせフォーム: 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年11月24日ひと昔前のヤンキーのようなビジュアルが特徴的であり、高い人気を誇るバンド『氣志團(きしだん)』。2022年11月11日、『氣志團』でボーカルを担当する綾小路翔さんが当面の間のライブ活動休止を発表しました。この日、情報番組『ZIP!』(日本テレビ系)に生出演した、綾小路さん。長年、慢性声帯炎を患っているとのことで「治療やリハビリに専念したい」と思いを明かしています。番組出演後、綾小路さんは『氣志團』のTwitterアカウントでも、ファンに向けてメッセージを送りました。応援してくれている皆様には本当に申し訳ないきもちでいっぱいです。みんな、マジでごめんな。ただ、これはあくまで綾小路翔の歌唱に関しての活動を一時休止するだけであり、氣志團は止まるつもりはありません。むしろ今まで以上にポジティブかつアクティブに動く所存です。こんな機会だからこそと早くもソロ活動をする準備を始めているメンバーもいますし、自分にとっても新しい事にチャレンジするチャンスであると考えています。それに氣志團はそもそもインストバンド。歌えなくても出来ることは山盛りあります。楽曲も意欲的に制作しております。全方位でお仕事お待ちしております。もちろん、なる早で復帰する為に全力を注ぐ次第です。さっさと帰って来るよ。目標はズバリ、来年の氣志團万博!頑張るぜ。氣愛。約束。@kishidan_staffーより引用【氣志團よりご報告】コンサート活動休止に伴い、綾小路 翔よりKISSESの皆様へ。 pic.twitter.com/BT4GykU9y9 — 氣志團 (@kishidan_staff) November 10, 2022 綾小路さんは2006年の活動休止を振り返り、今回を『第3章の序幕へつながる区切り』と称して、ポジティブな姿勢を見せました。そんな綾小路さんのメッセージは多くのファンに元気を与えたのか、ネットでは「ずっと待ってます!」「ゆっくり休んでくださいね」といった前向きなコメントが上がっています。きっと当面は、綾小路さんがいうように新たな『氣志團』の魅力を発信する期間になるのでしょう![文・構成/grape編集部]
2022年11月11日歌舞伎俳優によるオンライントークショー『歌舞伎家話』第17回に、市川染五郎と市川團子が出演することが決定した。今回の配信は、「弥次喜多」シリーズの最新作として歌舞伎座で上演された新作歌舞伎『東海道中膝栗毛 弥次喜多流離ー譚(やじきたりたーんず)』が歌舞伎オンデマンドで配信されることを記念した特別編。主役の弥次郎兵衛・喜多八を演じた松本幸四郎、市川猿之助の活躍はさることながら、「陰の主役」である伊月梵太郎と五代政之助をそれぞれ12才(染五郎)・13才(團子)から足掛け7年をかけて演じた染五郎、團子の活躍・成長ぶりは目覚ましく、同シリーズは彼ら二人の役者としての成長絵巻とも言える。今回の『弥次喜多流離譚』では、御家が没落して不良になってしまった伊月梵太郎を染五郎が、梵太郎の幼馴染であり家臣の五代政之助を團子が演じた。また、今回は二人とも女方にも挑戦し、見事な早替りと劇中で繰り広げられた「ダンスバトル」で観客を魅了。今回のトークでは、舞台の感想はもちろん、7年間同役を演じ続けてきた二人だからこその舞台への想いが語られる。■市川染五郎 コメント弥次喜多シリーズ初演から伊月梵太郎を勤めさせていただいています。純真無垢な若殿様が、暴走族の総長になるとは6年前を思うと想像もしていませんでしたが、次回はどうなるのか、はたまた次回があるのかどうかさえ想像できない所もこのシリーズの好きなところです。その弥次喜多シリーズのお話を中心にお話しできればと思いますので、限られたお時間ですが、ぜひお楽しみください。■市川團子 コメント皆さま、こんにちは。市川團子でございます。今回、戸部さんと染五郎さんと歌舞伎家話にてお話できる機会をいただけたこと、本当に嬉しく思っています。今回は久しぶりの舞台での弥次喜多の公演ということや、初の本格的な女形への挑戦ということもあり、色々な思い出のある一カ月となりました。舞台でのお話はもちろん、舞台裏のことについても楽しくお話させていただければなと思っておりますので、ご覧いただけたら嬉しいです。<配信情報>『歌舞伎家話』出演者:市川染五郎 / 市川團子聞き手:戸部和久(松竹演劇部 /『東海道中膝栗毛 弥次喜多離流譚』脚本)配信日時:2022年9月8日(木) 20:00~(約70分)※生配信詳細はこちら:『歌舞伎オンデマンド』2022年9月9日(金) 12:00~9月29日(木)※3週間限定配信(購入時より7日間視聴可能)■視聴料金『東海道中膝栗毛 弥次喜多流離譚』本編:3,300円(税込)※『東海道中膝栗毛 弥次喜多流離譚』本編&イヤホンガイド『Web講座』セット販売も同時配信詳細はこちら:※ご購入・ご視聴には歌舞伎オンデマンド連携の配信プラットフォーム「MIRAIL(ミレール)」の会員登録(無料)/ ログインが必要です。
2022年09月05日「海老蔵さんは“最後の海老蔵”として9月の歌舞伎座にも出演します。この数年、團十郎襲名披露を巡り松竹との関係が悪化し、歌舞伎座出演が1年に1回程度となっていた状況が続いていました。しかし今回、5月、7月に続く3度目の登場。これは海老蔵と松竹サイドの“和解”とも伝えられています」(歌舞伎関係者)11月から「十三代目市川團十郎白猿襲名披露」に臨む市川海老蔵(44)。だが、発表された演目で“火種”が生じているという。「実はある演目で、共演者がなかなか決まらない異例の事態が発生したのです。それは八代目市川新之助を襲名する勸玄くんが主演する12月の『毛抜』です。“史上最年少となる9歳で務める”と宣伝していますが……」(梨園関係者)この『毛抜』は成田屋ゆかりの「歌舞伎十八番」の演目の一つ。難役として知られ、本来は30代以降で演じられる演目。海老蔵の初演も30歳のときだった。「髪が逆立つ奇病に悩む姫の悩みを、主役の粂寺弾正が磁石を使ったトリックだと見抜き、悪事を企んだ家臣を成敗して意気揚々と引き上げていく話です。ただ、腰元を誘う艶めいたせりふが出てきたり、人を殺める場面もあるなど『9歳の男の子の演目として襲名披露にはふさわしくない』という声が梨園の重鎮たちを中心に上がっているのです。彼の奔放な女性問題ならまだ目をつむっていられるものの、歌舞伎界の頂点・團十郎の襲名披露で、伝統軽視の演目選びをするとは何事だ、と怒り心頭だといいます」(前出・梨園関係者)とはいえ、この『毛抜』にこだわったのは、当の海老蔵だった。会見でこう語っていた。「父・十二代目團十郎はこの役を得意としておりました。隔世遺伝というか彼(勸玄)も祖父に似ておおらかな雰囲気がございます。粂寺弾正をやるには持っていないといけない資質です」後援会関係者は言う。「もともと松竹は團十郎襲名を来年1月からと考えていたが、海老蔵さんが年内にこだわった。その理由は勸玄くんのモチベーション。襲名披露公演の延期が長引き、彼のやる気を持続できるか不安だったのかもしれません。そのため、勸玄くんに『毛抜』に挑戦することを勧めたといいます」前出の梨園関係者は嘆く。「『毛抜』の共演者が決まらないのは、勸玄くんをフォローする重責をあえて背負いたくないから。“晴れ舞台で、共演者に過度なプレッシャーを与えるのは非常識”だと考える重鎮が多いのです」海老蔵は團十郎襲名後の決意を周囲にこう漏らしているという。「『風の谷のナウシカ』を上演した菊之助さんのように新しい歌舞伎を積極的にやっていきたい」歌舞伎界のトップとして「伝統を守る」ことや「梨園の常識」は重要視していないのだろうかーー。
2022年08月04日ロックバンド・氣志團が1日、大阪・万博記念公園で開催されている「Warai Mirai Fes 2022~Road to EXPO 2025~」に出演。ステージに立つ前に報道陣の取材に応じた。綾小路翔は「『Warai Mirai Fes』なので、笑いと、未来と、フェスと、2022と、すべてを織り込んだステージをお見せしたいと思います」と意気込み、「こちら(万博記念公園)でフェスに出させていただいたことがありましたが、この位置ではなかった。太陽の塔のここまで目の前ではやってなかったので、迫力あるなと思ってドキドキしています」と話した。SDGsを意識したイベントにちなみ、日頃のSDGsに関する取り組みを聞かれると、綾小路は「こんなに特攻服着ているのに、最近全くまったく単車乗らないで、移動ほとんど自転車なんですよ。たまに電車みたいな」と、バイクに乗らずほぼ自転車で移動していると明かした。また、「これはすごく前からやっているんですけど、牛乳とか手前から取る」と、買物の際に陳列の手前に置いてあるものを取るようにしていると告白。「(奥から取ったら)このあぶれもんたちどうなるのか。自分たちがあぶれもんだから(笑)。雨に濡れた子犬みたいな気持ちになって、お前も俺とそっくりだなって」と自分と重ね合わせていると話して笑いを誘った。取材には、綾小路の同級生でステージで共演するお笑い芸人・まちゃまちゃも参加。「笑いも未来もノーフューチャーな感じなので、今日取り戻しにきました。笑いと未来を。氣志團と一緒に頑張りたいと思います」と意気込んだ。「Warai Mirai Fes 2022 ~Road to EXPO 2025~」(4月29日~5月1日)は、大阪・関西を国際的な文化芸術・エンターテインメント・スポーツ都市として発展させることを目指し立ち上げた14社による協議会「チーム関西」の第1弾イベント。2025年の大阪・関西万博の開催に向けて、SDGsの目標達成を旗印に、大阪のエネルギーの源たる笑い、食、音楽の力でムーブメントを関西から日本中へ、そして世界へと拡げる。
2022年05月01日日本が生み出したオリジナル・オペラの中でも燦然と輝く金字塔と言えば、團伊玖磨のオペラ『夕鶴』だ。その内容は、日本の伝統的民話『鶴の恩返し』を題材に、木下順二が描き下ろした究極の愛の物語。当時27歳の新進作曲家、團伊玖磨が曲をつけてオペラ化された名作だ。初演は1952年に大阪朝日会館で行われ、以来、海外も含めて800回を超える公演回数を誇る永遠不滅の大ヒット作だ。今回行われる公演(2022年3月20日、21日:兵庫県立芸術文化センター、4月2日:東大阪市文化創造館)では、2013年&18年の演出を手掛けた岩田宗達が再び登場。物語を貫く人間の心の機微が豊かに描き出されるステージに期待したい。そして今年は、関西の地にオペラ『夕鶴』が生まれて70年のメモリアルイヤーだ。関西の精鋭ばかりを集めた同公演によって、名作オペラの新たな魅力を受け止めたい。●兵庫公演3月20日、21日兵庫県立芸術文化センター 阪急 中ホール●大阪公演4月2日東大阪市文化創造館 Dream House 大ホール
2022年03月14日今年結成25周年を迎える氣志團のトリビュートアルバム『All Night Carnival』が3月30日にリリースされることが決定。併せてアルバムに収録される全曲が「One Night Carnival」であることが発表された。「One Night Carnival」は2001年にインディーズ盤、2002年にメジャー盤、2013年にも新録盤がそれぞれ発売されている彼らの代表曲。今作ではそんな氣志團のアンセムを打首獄門同好会、m.c.A・T & ISSA(DP)、木梨憲武、鬼龍院翔 from ゴールデンボンバー、倖田來未、湘南乃風、東京スカパラダイスオーケストラ、浜崎あゆみ、BiSH、ももいろクローバーZ、WANIMAの11組がカバーする。併せて、今作について氣志團の團長・綾小路 翔からコメントが届いている。■綾小路 翔 コメントOne Night Carnivalを作ったのは1999年。20世紀の終わりの街角で、ふと閃いたメロディーをスタジオに持ち寄り、アレンジをメンバーに相談したところ、あまり良い反応を得られなかった事を覚えています。というのも、それまでの氣志團はインストゥルメンタルバンドで、楽曲の良し悪し以前に「歌モノを作る」という事自体にメンバー達は難色を示したわけです。それでも何故か自分には、この曲は間違いなくスゴいものになる、という出所不明の確信みたいなものがあり、口八丁手八丁、あの手この手を駆使して彼らを説得、どうにか完成させ、遂にGIGで演奏するようになったわけですが、驚く事に…いえ、寧ろ自分の予感の通り、この曲を演り出してから瞬く間に我々をとりまく状況が変わり始めたのでした。その後、満を持して2001年にインディーズ盤が、その翌年には東芝EMIからメイジャー盤がリリースとなり、名実共に氣志團の代表曲となりました。あれから20年(図らずもきみまろ兄さん風に…)。擦りに擦りまくったつもりが、結果磨きを重ねてしまったのか、おかげ様で今もピカピカに輝いています。これもひとえに、この曲を聴き続けてくれている、歌い続けてくれている、踊り続けてくれているすべてのマブダチのおかげです。この場を借りて、心からの感謝と愛羅武勇を。それはそうと…この「All Night Carnival」ヤバすぎじゃないですか?ノストラダムスよりも当たる直感力の持ち主である、と自負している俺ですが、こんな途轍もないミュージシャン / アーティストの方々にカバーしてもらえる未来は、流石に想像すら出来ていなかった。泣くほど嬉しいよ。人生で一番嬉しい贈り物です。氣志團やってて良かった。みんなみんなあいしてる。綾小路 翔#ワンナイトカーニバル#俺んとこ来させすぎ#ピリオドの向こう行きすぎ<リリース情報>氣志團「One Night Carnival」トリビュートアルバム『All Night Carnival』2022年3月30日(水) リリース●CD+DVD:4,950円(税込)※DVDには2021年5月15日にタワーレコード渋谷店から生配信された『氣志團ニューアルバム『Oneway Generation』発売記念、特別配信GIG「ストリーミングぶる~す」』を収録予定●CD:3,630円(税込)【参加アーティスト】(五十音順)打首獄門同好会 / m.c.A・T & ISSA(DP) / 木梨憲武 / 鬼龍院翔 from ゴールデンボンバー / 倖田來未 / 湘南乃風 / 東京スカパラダイスオーケストラ / 浜崎あゆみ / BiSH / ももいろクローバーZ / WANIMA【特典情報】■THE TAIMAN『極東ロックンロール・ハイスクール第参章』会場特典:オリジナルステッカー■氣志團オフィシャルファンクラブ『私立戸塚水産高校』:オリジナルポスター■Amazon.co.jp:メガジャケ■上記以外の全国CDショップ・ECサイト:オリジナルポストカード※特典は数に限りがございます。ご予約ご購入の際は店舗・ECサイトにて特典の有無をご確認ください。特典内容は変更になる可能性がございます。※店舗によっては特典のない店舗もございます。予約リンク:氣志團 オフィシャルサイト:
2022年01月27日「全国共同制作オペラ」の一環として新制作上演される日本オペラの名作、團伊玖磨《夕鶴》[10月30日(土)東京芸術劇場コンサートホールほか]。主役つうでロール・デビューを果たすのがソプラノ小林沙羅だ。いつかは演じたいと願っていた待望の初役。清楚な容姿と可憐な歌声は役のイメージにぴったりだけれど、今回はそのイメージ、つまり白い雪景色の中の美しいつう像自体を捉え直すことになりそう。「演出の岡田さんが目指しているのは、それを打ち崩すようなイメージ。白いつうではない。鶴でさえない。先入観を一度消さないと先に進めないなと思っています」演劇界の鬼才・岡田利規が初めてオペラ演出を手がける舞台。もともと演劇少女だった小林は、小学生ながらに坂東玉三郎主宰の大人向けの演劇塾に参加して直接指導も受けたという経歴の持ち主。演劇への関心はオペラ歌手の中でも人一倍だ。しかしその彼女をしても岡田の舞台作りには新鮮な驚きがいっぱいだという。「ドキッとしたのは、『そこは僕にとってはどうでもいい』という言葉です。たとえば、つうが本当に与ひょうを愛しているのかどうか。演じる私にとってはとても大事なのですが、岡田さんはどちらでもいいと。大事なのはお客さんに本質を伝えることであって、その本質を語るための周りの部分はどうでもいい。もちろん役を演じるうえでは大事なことだけれども、そこから出発するのではなく、お客さんに何かを届けるために最後に必要になる部分。役の心理を深く読み込んで、自分自身とリンクさせるやり方とはまったく逆の方向からの役作りを求められているんだなと強く感じました」そうやって取り組む中で、彼女自身の楽譜の捉え方や音楽の表現も少し変わったという。感情を無にして歌うことで新しいものが見えてきた。「私は表現イコール感情だと思っていたところがあったのですが、じつは表現はもう楽譜に書かれていて、楽譜をきちんと歌っていけば、そこに表現が生まれてくる。それが音楽の本質なんじゃないか。感情はあとから乗ってくればいい。これも今までのやり方とは逆の、私にとって新しいことであり、必要なことだと思っています」つう役は声楽技術的にはけっしてハードルが高くはないが、表現は難しく、師の高橋大海からも「歌い手として熟してから歌わないとダメ」と釘を刺されていたという。それがまさに今。岡田とともに、新しいつう像を生み出してくれそうだ。(文・宮本明)
2021年10月18日日本オペラの金字塔、團伊玖磨《夕鶴》を劇作家・岡田利規が演出、主役つうにソプラノの小林沙羅が初挑戦する話題の舞台の上演まで1か月。「全国共同制作オペラ」の記者会見が開かれた(9月28日・東京芸術劇場)。岡田利規は海外でも評価の高い、現代の日本を代表する演劇人。これがオペラ初演出だ。岡田「オペラの演出とは何をすることなのかを見つけたいと思っている。音楽は抽象的な表現形式と思っていたが、じつはオペラは、物語や意味、登場人物の心理など、ほぼすべてを音楽が寄り添って描写していて、そこに演出が関わる必要がない。僕はそこに関わるのが演出だと思っていたので、では代わりに何をするのか。それを見つけられたら楽しい。片鱗は見つけつつある」《夕鶴》は1952年の初演以来、800回以上(2011年の集計)という破格の上演回数を誇る国民的オペラだ。「鶴の恩返し」や「鶴女房」として親しまれている民話をもとにした物語。岡田はそれを現代の私たちの物語として描く。岡田「資本主義に絡め取られてずぶずぶになっていく人間たちに問いかける。そういう物語」そのために、つうの亭主である〝普通の人間〟の与ひょうをキーパーソンとして、われわれ観客を彼に投影する。これは音楽的にも理にかなっているはず。オペラは管弦楽の前奏に出る「与ひょうの主題」で始まり、最後も同じ主題で幕を閉じる。《夕鶴》は与ひょうの物語でもあるのだ。舞台装置も衣裳も現代的。台本にはないダンサーも出演して表現の幅を広げる。つう役の小林沙羅は、中学生の頃からいつか演じたいと憧れていた念願の役だと語る。しかし、ずっとふくらませてきたこの役のイメージを、岡田との稽古のなかでいったんリセットして、ゼロから作り上げているのだそう。小林「今まで感情で歌ってきたのを、感情を一度無にして、そこからどう作っていこうかと歌い出すと、歌も変わってくるし、今まで見えなかった《夕鶴》の面白さがたくさん見えてきている」与ひょう役には美声のテノール与儀巧。与ひょうをそそのかす運ず役と惣ど役に寺田功治(バリトン)と三戸大久(バス・バリトン)。ダンスに岡本優と工藤響子。《夕鶴》は、10月30日(土)の東京芸術劇場コンサートホールを皮切りに、愛知県刈谷市(2022年1月)、熊本市(同2月)と全国3都市を巡演する。指揮は辻博之(東京)と鈴木優人(刈谷、熊本)。(文:宮本明)
2021年09月29日歌舞伎俳優市川九團次プロデュースブランド【Re;sonate(リゾネイト)】わずかな動きを振動エネルギーに変えて宝石が揺れ続ける【ダンシングストーン】が世界中で大ヒットしている株式会社クロスフォー(本社:山梨県甲府市、代表取締役社長:土橋秀位、東証ジャスダック上場<証券コード7810>、以下「クロスフォー」)が、歌舞伎俳優・市川九團次さんプロデュースによる日本の伝統文化をテーマにしたジュエリーブランド【Re;sonate(リゾネイト)】が本格デビュー。11月からは全国催事での導入スタートを予定。歌舞伎俳優市川九團次プロデュースブランド【Re;sonate(リゾネイト)】プロデューサーである市川九團次さんインタビュー動画ブランドコンセプト伝統と革新の融合。本物を知る大人の女性に贈る、上質さの中に“華やかさ”と“粋な遊び心”を感じさせるジュエリー。ブランド名であるRe;sonateに込めた想いReは繰り返しを表し、sonateは器楽を使った音楽(奏鳴曲:ソナタ)のこと。音楽と同じように、長きに渡って人々を魅了する優れた物語は、見るたびにそして、見る人の状況や心境によって異なる輝きを放ち続ける。Re;sonateは歌舞伎などの日本の伝統文化をテーマに、身に着ける方の心に直接語り掛けるストーリー性のあるデザインを展開するジュエリーブランドです。全国の催事での導入も決定!”身を焦がすほどの愛に生きた女性”がテーマの【恋蛍】など新シリーズも続々。京鹿野娘道成寺の清姫をテーマにした【情念】妹背山婦女庭訓の雛鳥をテーマにした【覚悟】6月のプレローンチに発表した、Re;sonate第一弾シリーズ【花ひらく】のみクロスフォーオンラインショップでも取り扱っておりますが、Re;sonateブランドの商品は現時点で、全国のジュエリー催事のみでの取り扱いとなっております。11月からは全国催事での導入も決定し、すでに発表している【花ひらく】シリーズの他に、恋い焦がれる女心を蛍の火に例えた【恋蛍】シリーズ、歌舞伎演目の中でもその益荒男ぶり画際立つ男性をテーマにした【千両役者】シリーズ、日本における神話の中から代表的な神様をモチーフにした【天地開闢】シリーズ、歌舞伎の中でも大役とされる3人の姫をモチーフにした【歌舞伎三姫】シリーズなどが店頭に登場いたします。公式インスタグラムでは今後の催事情報を発信するほか、隈取タイニーピンのプレゼント企画も実施中!Re;sonate公式インスタグラムでは、今後の新商品や全国の催事情報を発信。なお、ブランドの本格デビューを記念して、9月27日(月)~10月11日(月)まで、Re;sonate公式インスタグラムでは歌舞伎の隈取タイニーピン(非売品)プレゼントキャンペーンを実施中。歌舞伎と言えば、見得。そして目ヂカラ。その目にダンシングストーンをあしらい、わずかな動きで目がキラキラと輝くユーモアあふれるタイニーピン。動画内でも九團次さんが着用されているものと同じデザインで、歌舞伎ファンにはたまらない逸品です。目がダンシングストーンに!プレゼントの隈取タイニーピン(非売品)動画動画内で九團次さんも着用している隈取タイニーピンプレゼントキャンペーン応募方法①Re;sonate公式インスタグラムをフォロー( )②キャンペーンの投稿をリポストするだけで応募完了!※10月中旬を目途に当選者様へは発送致します。instagram投稿 : プロデューサーを務める市川九團次市川九團次プロフィール1972年4月4日千葉県野田市生まれ。1998年坂東竹志郎を名乗り初舞台。2005年四代目坂東薪車襲名。2014年市川海老蔵門下となり、市川道行を名乗る。2015年市川九團次を襲名。市川海老蔵一門として全国並びに世界各国で公演を行うほか、2016年には九團次として初めての自主公演「九團次の会」を開催し、3年目となる2018年には全国11か所にて13公演を勤め上げた。テレビCMやバラエティ番組にも多数出演するほか、歌舞伎をより多くの人に知ってもらいたいと、学生や一般の方へのワークショップを行うなど、歌舞伎以外でも幅広く活躍中。≪出演・受賞歴など≫・・・ライザップ(CM)/日本テレビ「News Every」特集ナレーション担当/雑誌「GINGER」WEBサイトにてレシピ連載/市川海老蔵「古典への誘い」/ドラマ「あの子が生まれる」(フジテレビオンデマンドFOD)/十三夜会賞奨励賞受賞(2005年)/咲くやこの花賞受賞(2006年)/十三夜会賞奨励賞受賞(2011年)■株式会社クロスフォー会社概要会社名:株式会社クロスフォー代表取締役社長:土橋秀位東証JQS上場:<証券コード7810>所在地:〒400-0043山梨県甲府市国母7-11-4設立: 1987年8月事業内容:ジュエリー・アクセサリーの輸入・製造・販売URL: オンラインショップ: 1980年に宝石輸入販売会社として山梨県甲府市に誕生。宝石の中に十字の輝きを持たせるクロスフォーカットを開発(特許取得)。2007年には香港子会社を設立し海外進出を果たし、2010年にさらなる研究を重ね、特殊な構造で石が揺れ続ける独自技術のダンシングストーンを開発(特許取得)。その技術と品質は様々なブランドから高い評価を得て、今ではダンシングストーンは世界中で愛されるまで成長しております。 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2021年09月27日歌舞伎を全国の多くの人々に伝えたい、楽しんでもらいたいという思いから、2020年にスタートしたのが「伝統芸能華の舞」公演。昨年に引き続き今年も、市川右團次、市川右近親子共演による開催が決定した。演目は、楠木正成二題として能楽から『楠露』、素踊り『楠公』、そして歌舞伎十八番の内『鳴神』だ。「今年は、これぞザ・歌舞伎といえる歌舞伎十八番の『鳴神』と、そしてもう一つは楠木正成に縁ある舞踊の演目から選びました。私が子供のころ、父(日本舞踊飛鳥流宗家・飛鳥峯王)と踊った『楠公』を素踊りでご披露します。楠木正成を私、息子の正行を右近、そして市川海老蔵さんの一門の方々のお力をお借りして皆様にお目にかけたい。勇壮な湊川の合戦、桜井の別れという有名な物語もあり、ドラマチックな一幕になると思います。また素顔と紋付袴で踊るという、歌舞伎の本公演ではなかなか上演されない素踊りの面白さもお楽しみいただけたらと」。この『楠公』には特別な思い入れがあるという。「正成の息子正行は、自分も合戦に行きたい、でも父に、お前は河内へ戻り、必ずやいつか朝敵を倒してくれと諭されて親子は別れます。僕が父とこの踊りを踊ったのは、ちょうど僕自身が東京へ単身上京したころでした。父と別れる時の正行の気持ちが僕にはとてもよくわかった。彼(右近)は私とは状況は違いますが、逆に彼にしかできない表現を持っていると感じています。厳しい稽古にも弱音吐かず、自分の感情を内へとためながら、自然と表に情感がにじみ出てくるような、そういう演技をする。彼の方が芯の強い正行ができるかもしれません。彼が持っているものを引き出して上げられればと思います。今回は藤間勘十郎さんの振付で踊ります」。もう一幕は歌舞伎十八番『鳴神』だ。「鳴神上人は高僧ですから品格や気位が大事です。ですが同時にチャーミングなところもあるんです。蜘蛛の絶間姫の色仕掛けにかかってしまったり、それを知って猛り狂ってしまったり。生きる雷となって姫を追いかけていくその変わり目など、一人の中にいろいろな面が見え隠れする。それが描ければと思います」市川笑三郎の蜘蛛の絶間姫など、澤瀉(ワ冠)屋の俳優たちとの共演は久しぶりだ。「今回はそれも楽しみなんです。海老蔵さんから、どなたと演りたいですかと尋ねられ、今回に限らず、三代目市川猿之助の下で40年、一つ釜の飯を食べて修行してきた澤瀉(ワ冠)屋の皆さんと芝居できることがかなうならと。海老蔵さんも『そうですよね』ということで、ご一緒できることになりました。息子は澤瀉(ワ冠)屋ですから親子で屋号は違いますが、澤瀉(ワ冠)屋さんと決して仲が悪いわけじゃないですよ(笑)」。右近も今回の巡業に際して、「今までは衣裳を着けて化粧もしていたけれど、素踊りではお化粧しないので、大変だなと思います。緊張しています。『鳴神』では鳴神上人は六方の引っ込みとかカッコよくて僕もやってみたいです」と語った。昨年は3月に行われるはずがコロナ禍のため10月に再スタートを切るというイレギュラーな巡業となった。「今年も感染対策を万全にしてお客様にご迷惑をかけないようにと、とにかく覚悟の巡業です。そして各地でお客様に勇気と元気をいただき、こちらからも皆様に勇気と元気を送り、気のキャッチボールをしながら、その時だけの感動の空間を共有できればと思います」と右團次。10月14日の佐世保市での公演を皮切りに、全国16会場で22公演が行われる。取材・文:五十川晶子『伝統芸能 華の舞』チケット情報
2021年09月17日東京芸術劇場、愛知・刈谷総合文化センター、熊本県立劇場が2021年全国共同制作オペラ「團伊玖磨 歌劇『夕鶴』」を新制作、および2021年10月から2022年2月にかけてそれぞれの劇場で上演することが決定した。本作は、木下順二の戯曲『夕鶴』をもとに團伊玖磨が作曲したオペラ。彼のオペラ作品の中で最も上演回数が多く、聴衆から愛され続けているこの作品を團伊没後20年記念として新演出で披露する。今回、この名作を手がけるのはオペラ初演出となる岡田利規。チェルフィッチュを主宰し、現代演劇の旗手としてヨーロッパの劇場から定期的に招聘されるなど、国内外で演劇・芸術・文学と多岐にわたる活動を続ける岡田が、これまでとは全く異なる新しい21世紀の『夕鶴』を創出する。出演は、2009年全国共同制作オペラ「トゥーランドット」(リュー)で頭角を現し、近年も野田秀樹演出の「フィガロの結婚」においてスザ女(スザンナ)役で高い評価を受けた小林沙羅が満を持して“つう”初役として登場。幼少期からバレエ、日舞などを習得してきた彼女の経験が活きた表現に期待が募る。さらに、今回の演出上でキーマンともいえる“与ひょう”には与儀巧が同じく初役として登場。天性の輝かしい声を持つ今が旬の寺田功治が“運ず”役でシリーズ初登場、さらに当シリーズに数多く出演し、歌って演じる歌手・三戸大久が“惣ど”役として脇を固める。指揮は、全国共同制作オペラで長年指揮を務める辻博之が10月の東京公演に登場。1月の愛知公演、2月の熊本公演には、バッハ・コレギウム・ジャパン首席指揮者でオルガン奏者、演出家、作曲家、プロデューサーと各方面で活躍する鈴木優人が参加する。歌劇『夕鶴』は2021年10月30日に東京公演を終えた後、2022年1月30日に愛知公演、2月5日に熊本公演を実施。うち、東京公演のチケットはすでに一般発売が開始されている。演出、出演者ともに最強の布陣で挑む、新演出の『夕鶴』に期待してほしい。團伊玖磨/歌劇『夕鶴』(新演出)10月30日 (土)14:00 開演会場:東京芸術劇場コンサートホール指揮:辻博之演出:岡田利規出演:小林沙羅(ソプラノ)、与儀巧(テノール)、寺田功治(バリトン)、三戸大久(バスバリトン)
2021年06月02日「團十郎襲名の延期が発表されたのは、昨年4月でした。もし再び延期するのならば、今年の3月ごろまでには発表しなければならないでしょう。しかし、海老蔵さんは『今年こそは襲名披露公演をやりたい!』と熱く語っていました」(芸能関係者)1月17日、「初春海老蔵歌舞伎」の千秋楽を迎えた市川海老蔵(43)。胸をなでおろしたのも束の間、今度は最大の懸案である團十郎襲名が待っている。「4月下旬まではすでにスケジュールが埋まっており、普通に考えると開催のタイミングは昨年と同じ5月ということになるでしょう。ただ新型コロナウイルスはいまだ収束の気配を見せておらず、黄信号がともっているともいえます。そのため、海老蔵さんは6月や7月から開催する可能性も模索しているようです」(前出・芸能関係者)しかし、梨園関係者からは「本当にできるのか」と不安の声も上がっているという。“2度目の危機”が訪れるなか、海老蔵自身も心中穏やかでないようだ。「團十郎襲名披露興行は本来、たくさんの人を呼んで盛大にやるものです。しかし歌舞伎が感染防止策として座席数を半分にしているように、このままだと派手に開催することは難しいでしょう。そのため、海老蔵さんは『團十郎襲名披露興行はもう無理かもしれない……』と弱音を漏らすこともあるそうです」(舞台関係者)そんななかでも、彼が強くこだわっていることがあった。それはほかならぬ、長男・勸玄くん(7)のこれからだ。「初春海老蔵歌舞伎」の会見でも「自分のことより、予定どおりなら7歳で襲名するはずだった勸玄の気持ちを思います」と語っていた海老蔵。周囲にも、今年の新之助襲名について並々ならぬ思いを明かしていたという。「海老蔵さんは『まず新之助にならないと、その後に控えている海老蔵襲名もどんどん遅れてしまう。だからなんとしても今年、息子の襲名だけはさせてあげたい』と訴えていたのです。というのも、彼は『いまの年代のうちに襲名しないと経験できないこともあるし、興行のなかでしか教えられないこともある』と語っていました。もし再び来年5月に延期となれば、勸玄くんは9歳で襲名することになる。そうした事態を避けたい海老蔵さんは、予定していた親子同時にこだわらないとも考え始めているようです」(前出・舞台関係者)W襲名への弱音を漏らしながらも、勸玄くんへの親心も見せていた海老蔵。果たして、新之助襲名は実現できるのだろうか。「女性自身」2021年2月9日号 掲載
2021年01月28日氣志團が9月23日(水)に配信限定シングル『No Rain, No Rainbow』をリリースすると発表した。タイトル『No Rain, No Rainbow』は、ハワイのことわざで「雨がふらなきゃ虹はでない」「きっといいことあるさ、くよくよするな」という意味。2020年は多くのライブイベントや音楽フェス、オリンピックなどのあらゆるイベントが開催中止・延期となり、現在も誰もがついつい下を向いてしまう毎日が続いているが、同曲はそんな雰囲気を打ち消すかのように、氣志團がハッピーバイブスと共に「くよくよすんな!」と喝を入れてくれる超絶ポジティヴなロックナンバーとなっている。また、ジャケットは日本のロックシーンへの最大級のリスペクトが込められた仕上がりに。さらには、そこに氣志團らしさが加わり、見ているだけでハッピーな気分にさせてくれる。同曲は初のオンライン開催となる「氣志團万博2020~家でYEAH!!~」の公式テーマソングにも決定している。●リリース情報『No Rain, No Rainbow』配信開始日:9月23日レーベル:影別苦須 虎津苦須●氣志團万博2020~家でYEAH!!~※オンライン開催開催日時:2020年9月26日(土)開場 14:00 / 開演 15:00HP : ()Twitter : : :
2020年09月07日1965年に公開され、その後ほとんど公開される機会のなかったドキュメンタリー映画『東京パラリンピック 愛と栄光の祭典』が現在、東京のユナイテッドシネマ豊洲で公開されている。本作は、1694年に開催された国際身体障害者スポーツ大会の模様をおさめたもの。当時、この大会は“東京パラリンピック”の名で親しまれた。映画は、交通事故や戦争、病気などで下半身まひになってしまい、車椅子で生活する競技者たちが活躍し、海外の選手との交流やスポーツを通じて希望を見つけ出していく姿が描かれる。1964年は東京オリンピックも開催され、市川崑監督が総監督を務めたドキュメンタリーは当時、圧倒的な動員を記録。その完成度の高さは現在も語り継がれており、当時はその内容を巡って論争が起こるなど大きな話題を呼んだが、本作は最初の公開の後は上映される機会がほとんどなかった。現在、公開中の作品はそんな貴重な映像を初デジタル化して上映。名優・宇野重吉が解説を、日本を代表する作曲家のひとり、團伊玖磨が音楽を担当している。『東京パラリンピック 愛と栄光の祭典』ユナイテッドシネマ豊洲で公開中
2020年01月19日高杉真宙主演、実存する組織の社員が七転八倒を繰り返しながら取り組んだ実話を基にした『前田建設ファンタジー営業部』(英勉監督)の主題歌を「氣志團」が担当することが決定。楽曲も挿入された予告編とポスタービジュアルも公開された。今回到着した予告編では、マジンガーZの格納庫を作るという無謀なプロジェクトに翻弄されながらも、試練と困難に立ち向かうサラリーマンたちの姿が熱く描かれる。そして予告編でも流れる「氣志團」の主題歌は、彼らのGIGのみで歌われファンの間でも人気の高い「今日から俺たちは!!」。熱きサラリーマンたちの感動のドラマを一層盛り上げている。「氣志團」の綾小路翔は、まず本作について「めちゃくちゃ面白い」「この作品を観て、シンパシーとジェラシーが溢れまくりました」と絶賛し、「氣志團の活動の集大成とも言うべき、この『今日から俺たちは!!』が、この映画に携わったすべての皆さんの肩を抱き、背中を押す楽曲になれたら、これ以上幸せな事はありません」と熱い思いを語っている。また本ビジュアルでは、これから立ちはだかる難題に立ち向かっていく個性豊かなファンタジー営業部のメンバーの情熱と覚悟が伝わってくるようだ。『前田建設ファンタジー営業部』は2020年1月31日(金)より新宿バルト9、イオンシネマほか全国にて公開。「今日から俺たちは!!」(影別苦須 虎津苦須)は2020年1月27日(月)先行配信開始、2月26日(水)CDリリース。(cinemacafe.net)■関連作品:前田建設ファンタジー営業部 2020年1月31日より新宿バルト9ほか全国にて公開© 前田建設工業株式会社/ Team F © ダイナミック 企画・東映アニメーション
2019年12月13日