くらし情報『“観客の下心にも応えられる”舞台『禁断の裸体』』

“観客の下心にも応えられる”舞台『禁断の裸体』

“観客の下心にも応えられる”舞台『禁断の裸体』
舞台『禁断の裸体』が4月4日より開幕。初日に先がけて囲み会見が行なわれ、出演する内野聖陽、寺島しのぶ、池内博之、野村周平、上演台本と演出を手がけた三浦大輔が出席した。

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ブラジルにおいて20世紀で最も重要な劇作家と評されるネルソン・ロドリゲスが書いた戯曲を、日本とブラジルの外交関係樹立120周年を記念して上演する同作。妻を亡くした男、エルクラーノ(内野)は、息子であるセルジーニョ(野村)と、セルジーニョを溺愛する3人のおばと一緒に暮らしていた。ある日、妻を亡くした哀しみを乗り越えられないでいるエルクラーノを見かねたおば達は、彼の弟であるパトリーシオ(池内)に神父に相談するように勧める。しかし彼は神父のところへは行かず、馴染みの娼婦ジェニー(寺島)のところへ行き、兄と関係を持つよう持ちかけ、彼女の裸の写真を持ち帰る。その事を知ったエルクラーノは憤怒するが、写真を見て心を乱し、ジェニーを訪ねてしまう・・・。

キャストによる下着姿1枚のビジュアルも注目を集めていた同作。
過激な舞台描写で知られている三浦の演出だが、実際に演出を受けてみての感想を出演者は「過激だと思っていたんですが、実際に演出を受けてみて、過激さを表現したいからという過激さではなくて、人間を見つめると過激さは避けて通れないものなんだと気づかされました。

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