ニューヨーク・オフブロードウェイ公演の様子
既存の和太鼓のイメージにとらわれないパフォーマンスで多くの観客を魅了してきたDRUM TAO。日本国内だけでなく海外でも公演を重ね、22か国400都市以上、通算700万人に迫る観客動員を集めるエンタテインメント集団だ。多彩なジャンルのメロディを取り入れたり、コシノジュンコが衣裳デザインを手がけたりと、常に新しい挑戦を続け、今年2月には念願のニューヨーク・オフブロードウェイ公演を成功させた彼らが次に手がけるのは、これまでのイメージを一新させるもの。TAO代表の藤高郁夫と、プレイヤーの西亜里沙、岸野央明の3人に、新作『舞響~Bukyo~ 踊る〇太鼓(おどるわだいこ)』への意気込みを聞いた。
DRUM TAO チケット情報
新作のテーマはずばり「ハチャメチャに楽しい!」だ。プロジェクションマッピングを利用した演出や、ハイテクな装置を駆使したパフォーマンスなど、これまでの和太鼓とはやはり一線を画した新しいアイデアが数多く盛り込まれるという。パフォーマーが特に力をいれるのが、タイトルにもなっている踊りだ。
「これまでも、かっこいい動きや、たのしい振付は挑戦してきましたが、作品まるごとテーマにして踊るというのは初めて。