くらし情報『実力派女優4人が競演する“母と三姉妹”、家族を問う物語』

実力派女優4人が競演する“母と三姉妹”、家族を問う物語

舞台『母と惑星について、および自転する女たちの記録』稽古場より撮影:久家靖秀

舞台『母と惑星について、および自転する女たちの記録』稽古場より撮影:久家靖秀


PARCO劇場一時休館を前に、最後の新作となる舞台『母と惑星について、および自転する女たちの記録』が7月7日(木)、開幕する。蓬莱竜太(作)と栗山民也(演出)のタッグで立ち上がる本作は、母と三姉妹、それぞれの記憶から家族の在り方をみつめる愛憎劇だ。志田未来(三女・シオ役)、鈴木杏(次女・優役)、田畑智子(長女・美咲役)、そして斉藤由貴(母・峰子役)の豪華な顔合わせによる女優競演が話題となっている。“亡き母の遺骨とともに旅に出た三姉妹”の設定のもと、母と娘の心の闘いがどのように描き出されていくのか。開幕間近となったある日の稽古場を覗いた。

舞台『母と惑星について、および自転する女たちの記録』チケット情報

稽古場いっぱいに設置されたセット、その舞台面は奥に向かって緩やかに上がる傾斜となっている。志田、鈴木、田畑の三姉妹が舞台袖の位置にスタンバイし、一幕から立ち稽古が始まった。姉妹それぞれの独白台詞に、演出の栗山は目を閉じて集中して聴き入っている。
時に首を振りながらも芝居を止めることなく、演出助手に小声で指摘部分を告げていく。

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