くらし情報『代表作を12年ぶりに再演。長塚圭史「反応に興味」』

代表作を12年ぶりに再演。長塚圭史「反応に興味」

左から、長塚圭史、池田成志

左から、長塚圭史、池田成志


旗揚げ20周年を迎えた阿佐ヶ谷スパイダースが、彼らの代表作のひとつ『はたらくおとこ』を12年ぶりに再演する。 女性キャストの北浦愛は今回が初出演となるが、その他は長塚圭史、中山祐一朗、伊達暁の阿佐ヶ谷スパイダースメンバーに加え、池田成志、中村まこと、松村武、池田鉄洋、富岡晃一郎と初演時のメンバーが再集結していることも話題だ。その注目作の上演を前に、作・演出の長塚圭史と出演の池田成志に話を聴いた。

阿佐ヶ谷スパイダースPresents『はたらくおとこ』チケット情報

「この時期の僕の作品は過激でストーリーも荒唐無稽で、凶暴というか暴走するような展開。そんな作品の真骨頂であり、僕らにとって記念碑的作品である『はたらくおとこ』。その作品を2016年に上演したらどういう反応が返ってくるのかなっていう興味はまずありますね。12年前とは世の中が全く変わっているわけで、ある意味現実の方が追い越している部分もある。それと、有り難いことにお客様からの再演希望が凄い高い作品だったんです。
で、キャストも揃って20周年で…。それはもうやるしかないな、と」と笑顔で語る長塚圭史。その傍ら、前回の上演時に精神的にかなり負担があったという池田成志は「最初、この話を聞いた時は『う~ん、やんのか~』って感じ」

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