追いつくのがやっとっていうくらいのスピードで進んでいく。ちょっとでも息抜いてるととんでもなく先にいってますからね。どっちかというとアクションに近い」。
自身の役柄についていしだは「(演じる左右田は)何に対しても報われないっていうキャラクターなんですけど、その報われなさが楽しくて。初演では、左右田くんにはコアなファンがいると聞いたので、すごく真似しました。ゲーム画面で見られる左右田くんのポーズはほぼ全部やれるように、うまく芝居に組み込めたかなって思います。今回もそういった遊びは楽しみにしていますし、もっともっと左右田くんの深いところを演じていきたいです」。神田の役は公演まで極秘だが、初演での印象は「すごく怖かったです(笑)。
映像を飛び出されてましたね。そこにいるかのような錯覚を覚えました」(いしだ)。
今作について、いしだは「演出が変わりますし、いろいろな部分が変わると思うので、新しい作品を作るような感じがします。なぞるようなことは絶対しないと思うんですけど、やっぱりまたエッジのきいたものができるんじゃないかなと思っています」。神田は「シリーズ最初から知ってる方は楽しみがどんどん増していく一方だし、逆に初めての方がどこから入っても置いていかないのがすごい。