“無形文化遺産”登録も話題!ウィーン少年合唱団が来日
「ウィーン少年合唱団 2017年 日本公演」記者会見より写真提供:ジャパン・アーツ
“天使の歌声”の呼び名で世界中で愛されるウィーン少年合唱団が、日本ツアーのために来日。4月27日に都内で記者会見を行った。
「ウィーン少年合唱団 2017年 日本公演」のチケット情報
1498年創設の歴史を誇るウィーン少年合唱団。教育と伝統の継承を重んじる方針のもと、10歳から14歳の約100名のメンバー全員が寮生活をし、ハイドン、モーツァルト、シューベルト、ブルックナーという合唱団にゆかりのある作曲家の名がついた4グループに分かれて活動している。“ウィーンの音楽大使”として世界各地へのツアーを行っており、今年3月にはその活動が認められ、ユネスコの「無形文化遺産」に登録されたばかり。
今回のツアーは「モーツァルト組」が来日し、2つのプログラム(A・B)を披露。Aプログラム「合唱名曲集」は、グレゴリオ聖歌からルネサンス、ロマン派から現代まで多彩な曲目が並ぶ。ウィーンの作曲家の作品も数多く、まさに合唱団の伝統を披露する内容といえる。
もうひとつのBプログラム「世界の旅」では、世界各国の民謡ほか、日本語で歌う「ふるさと」