そういうこところにも注目して解釈している。驚くかもしれないけれども、どうぞ楽しみに」(ワーグナー)
飯守も「新国立劇場から世界に発信する《フィデリオ》にふさわしい新鮮な舞台を期待」と語る新プロダクション。保守的なアプローチではない、より心理的な解釈の舞台になりそうだ。
出演はステファン・グールド(フォロレスタン)、リカルダ・メルベート(レオノーレ)、妻屋秀和(ロッコ)、ミヒャエル・クプファー=ラデツキー(ドン・ピツァロ)、黒田博(ドン・フェルナンド)ほか。初日は2018年5月20日(日)、東京・初台の新国立劇場オペラパレスで。チケットは来年1月27日(土)午前10時より一般発を予定している。
取材・文:宮本明