くらし情報『ペヤンヌマキ×安藤玉恵が語る『男女逆転版・痴人の愛』』

ペヤンヌマキ×安藤玉恵が語る『男女逆転版・痴人の愛』

左から、安藤玉恵、ペヤンヌマキ

左から、安藤玉恵、ペヤンヌマキ


主宰する演劇ユニット「ブス会*」にて、さまざまなアプローチで“女”の実態を描いてきた脚本・演出家のペヤンヌマキが、同い年の女優・安藤玉恵と立ち上げた舞台シリーズ「ペヤンヌマキ×安藤玉恵生誕〇周年記念ブス会*」。その第一弾「生誕40周年記念ブス会*」として、『男女逆転版・痴人の愛』が上演される。

舞台『男女逆転版・痴人の愛』チケット情報

谷崎潤一郎の小説『痴人の愛』を現代に置き換え、男女逆転させて描く本作。仕事人間の40歳独身女性・洋子(安藤)が美しい少年・ナオミ(福本雄樹)と出会い、“小鳥を買うような心持”で同棲を始めるが――というストーリーで、洋子とナオミ以外の登場人物(複数)は山岸門人が演じる3人芝居。音楽は浅井智佳子によるチェロの生演奏。

脚本・演出のペヤンヌと、主演の安藤に話を聞いた。

『痴人の愛』を男女逆転で表現する本作を「40歳の今の気分に一番ピッタリだと思いました」と話すペヤンヌ。「20代で読んだときにはナオミになりたかったのですが、40歳で読むと(主人公の)譲二さんに感情移入したんです。
自分がそっち側になったんだと自覚し、これは男女を置き換えたら現代的になるかなと考えました」。

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