ユーミンの歌と芝居が響き合う『朝陽の中で微笑んで』開幕
会見より。左から、松任谷正隆、斎藤洋介、寺脇康文、松任谷由実、宮澤佐江、六平直政
ユーミン×帝劇 vol.3『朝陽の中で微笑んで』が11月27日に開幕。それに先駆け、公開ゲネプロと囲み取材が行われ、取材には松任谷由実(ユーミン)、寺脇康文、宮澤佐江、六平直政、斎藤洋介、脚本・演出を手掛ける松任谷正隆が登壇した。
ユーミン×帝劇 vol.3『朝陽の中で微笑んで』チケット情報
ユーミンの歌、俳優の演技、劇場空間が一体となる、ミュージカルとも従来の音楽劇とも違う舞台「ユーミン×帝劇」シリーズの第3弾となる本作。幕が開くと、帝国劇場の空間全体を使った舞台美術や美しいパフォーマンスが幻想的な世界をつくりだし、歌とストーリーテリングを担当するユーミンが観客を物語の世界へと連れていった。
シリーズで初めて、キャストが決まったうえで脚本を書く“あてがき”で書かれた、寺脇と宮澤の純愛物語。舞台は500年先の世界だが、描かれているのはどんなに進化しても変わらない“人と人との交わり”。
生命の時間すらデータでわかる時代の中で、登場人物たちの“生きる”姿が熱演されている。そのさまざまなシーンに寄り添うのが、本作の最大の魅力とも言えるユーミンの歌だ。