くらし情報『日本最高峰作品のタイトルロールに古川雄大が大抜擢』

2018年2月20日 10:25

日本最高峰作品のタイトルロールに古川雄大が大抜擢

かなり挑戦的なことになると思いますが、覚悟を決めて臨もうと思います」。

モーツァルトは天真爛漫で自由奔放なキャラクター。これまで演じてきた役とは180度異なり、今までの自分にはないものだと語る。「だからこそ、稽古場からがむしゃらに、丸裸になって挑んでいかないと。自分にはない部分も想像して、構築して、トライしていこうと思います。自分の壁を越えたいですね」。

ミュージシャンとしても活動し、オリジナルの楽曲では作詞・作曲も手掛ける。時代やジャンルに差異はあれど、「生みの苦しみも分かる気がする」と歩みを寄せる。
「曲を作る上でゼロから1にする大変さはすごく理解しています。ただ、モーツァルトは自分の才能に確信を持っている。その感覚は僕にはないので、その違いを稽古から埋めていきたいです」と意気込む。

モーツァルトの妻コンスタンツェ役は、前回に続いて平野綾が出演するほか、『ロミオ&ジュリエット』で共演した生田絵梨花、木下晴香のトリプルキャスト。また、パトロン的存在となるヴァルトシュテッテン男爵夫人役を涼風真世、香寿たつきの実力派Wキャスト、モーツァルトの前に立ちはだかる権力者・コロレド大司教役の山口祐一郎と父レオポルト役を初演以来すべての公演に参加している市村正親が演じるなど、フレッシュかつレジェンダリーな豪華布陣が実現。

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