新たなバンドも登場!人気のライヴミュージカル第2弾
夢銀河☆アイドルバンド〈トライクロニカ〉(通称トラクロ)や、お金持ちの新人NAMAIKIバンド〈アルカレアファクト〉(通称アルカレ)らが所属する大手レーベル、ジューダス主催のライヴに出演できたものの、新たなバンド〈フカシギミック〉の接近により、物語はおかしな方向に……。
公開稽古は第8場、売れ始めた“シンガン”のクロウ(米原)とアイオーン(輝馬)、ヤイバ(鳥越裕貴)が、BRRの社長・有栖川メイプル(今 拓哉)に、浮かれた態度をとる場面から。真面目なロム(郷本直也)にいさめられるものの、米原や鳥越らのアドリブが炸裂し、スタッフ席からも笑いが漏れる。演出を担当する斎藤栄作は、ロムとクロウのすれ違いなどシリアスなシーンでは何度も稽古を繰り返す一方で、笑いのシーンでは細かな部分をキャストに一任。「なにかやってくれる?(笑)」という斎藤の言葉に、輝馬が焦った顔で「なにかって!?」と返し、周りが吹き出してしまうひと幕も。
次は第9場、フカシギミックのメンバーであるマロ(健人)とゲ・フロッチ(畠山 遼)、シャッキー(吉村駿作)が、ある計画を話す場面だ。畠山と吉村は楽器を持ったまま話していたが、会話と動きのテンポをスムーズにするために、斎藤が楽器を持たないことを提案。