「想像を絶するスリリングな展開がある」チルドレン、開幕!
と、自身の友人からの感想を披露。若村は、「3人の科学者の話だが、人生後半に入って、各々の人生を振りかえったときに、シンプルにこのあとなにをすべきかを考えるような、ご覧いただいた方々にもお持ち帰りいただけるような意味深い演劇作品になったと思う」と自信をのぞかせた。
「笑いどころも満載なので、テーマは重いが遠慮なく笑ってほしい」と若村が語るように、劇中は、思わずクスりとなる日常的な会話も満載。芸達者な役者が演じる洒落た会話と、男女3人という組み合わせの不安定な人間模様の行き先にも注目だ。
「ただ原発の話・災害の話ではなく、“生きていこう”している話。そして、必ず人間に生まれたからには死ぬ。じゃあ――、という話なので、本当にかしこまらないで観ていただきたい」(高畑)という本作は、9月26日(水)まで世田谷パブリックシアターにて上演後、愛知、大阪、高知、福岡、宮城を巡演予定。チケット好評発売中。