新世代の最強ギターカルテット!24本の弦が紡ぐスペシャル公演!!
タレガ・ギターカルテット
近年のクラシックギター界は、国内外のコンクール優勝や多彩なCDリリースなど日本人若手奏者の躍進がめざましい。その代表格のひとり、朴葵姫を中心に、松田弦、徳永真一郎、岡本拓也という錚々たる名手が集まって2015年に結成されたのがタレガ・ギターカルテット(以下TGQ)だ。団名のタレガは、スペインの超絶技巧ギタリスト&名作曲家。“ギターのサラサーテ”の異名を持つ彼の名曲のような演奏を残していきたいという想いで命名したという。これまでは4人とも留学で集まる機会が少なかったが、まもなく全員が日本に集結。本格的に活動を始めることになり、その記念すべき第1弾公演が12月10日(月)東京文化会館・小ホールで開催される。
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注目の演目はオーケストラやバレエなど、なじみある名曲のアレンジ集。朴によると「ギターカルテットだからこそできることは何か」をテーマに選曲したそうで、中でも力を入れているのが、チャイコフスキーのバレエ『くるみ割り人形』だという。
「使用する楽譜は、ロサンゼルス・ギター・カルテット(以下LAGQ)の元メンバーなどとして知られる巨匠アンドリュー・ヨークの編曲版。