チケット販売好調!『キネマと恋人』の東京公演に急きょ追加公演が決定
『キネマと恋人』撮影:西村裕介
ケラリーノ・サンドロヴィッチが2016年に書き下ろし、3年ぶりに再演される『キネマと恋人』。チケット販売の好調を受け、世田谷パブリックシアターでの追加公演が急きょ決定した。
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本作は、ケラリーノ・サンドロヴィッチ(以下KERA)が敬愛するウディ・アレンが監督した映画『カイロの紫のバラ』(1985年製作)をモチーフとし、舞台を昭和11年の日本のとある港町に置き換え、銀幕のスターとそこで暮らす女性との淡い恋心を巡る騒動を描いたもの。
初演はさまざまな演劇賞を受賞するなど話題となり、再演への熱い要望が高く、今回、初演と同じキャスト・スタッフがそのまま顔を揃えての待望の再演となる。出演は、スクリーンの中の登場人物と映画俳優の2役を妻夫木聡、映画が生き甲斐の女性ハルコを緒川たまき、その妹をともさかりえが演じる。
現在稽古に取り組んでいる作・演出のKERAから次のようなコメントが寄せられた。
「2019年版『キネマと恋人』の稽古は、まだ始まったばかりだが順調に進んでいる。同一キャスト、スタッフで臨めるのだから、どんなやり方をしてもそれなりに良い結果を生むのは初演の経験で実感している。