“刑事 雪平夏見シリーズ”に松田凌と中村優一が参加
(画像左から)松田凌、中村優一撮影:川野結李歌
秦建日子のベストセラー小説「刑事 雪平夏見シリーズ」を初舞台化。主人公の雪平夏見役に篠田麻里子を迎え、好評を博した第1弾『アンフェアな月』に続き、第2弾『殺してもいい命』が上演される。そこで雪平の相棒、安藤一之役として初参加する松田凌と、雪平の元夫・佐藤和夫役を続投する中村優一に話を聞いた。
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本シリーズの魅力としてまず中村が挙げたのは、「女性がキーになっている」ということ。雪平はもちろん、雪平の娘の美央、事件に関わる女性など、「男性の秦さんがあれだけ女性の心情を描けるのが本当にすごい」と驚く。その中でふたりが演じる安藤、佐藤についてそれぞれ聞くと、「それもやっぱり雪平にとっての男性、ですよね」と松田。「優一くんの言うように女性がキーになっているこの作品の中で、女性の孤独とか憧れとかすべてを背負っているのが雪平夏見。そんな雪平を支えるふたりだってことは間違いなくて…」と語る。
さらに松田は「こと安藤に関しては、自分にしか埋められない雪平の穴を見つけたいと思っているというか。そして雪平が唯一ホッと出来る場所でもあるのかな」