『夏組』らしく、夏のカンカン照りのようなパワーで!MANKAI STAGE『A3!』開幕
ふだんは見えないふたりの心が見えてくる。そんなメンバー達を見守るリーダーの皇 天馬(陳内 将)。これまで主演として引っ張ってきた天馬なりに、どうすればみんなを支えられるかを模索していく。幕があけるその日を目指し、5人は自らの弱さや苦手なこと、そして仲間達と向き合っていく。
本シリーズの見どころは、劇中劇。登場人物達の性格とは違った“劇中のキャラクター”が楽しく、そのギャップに驚く。耳に馴染む軽快な音楽、梅棒振付けのダンスが物語を盛り上げる。赤澤は会見で「夏は騒がしいイメージがあるけど、楽曲的には切ない部分や夏のはかなさも」と紹介した。
会見には三角の弟・斑鳩 円役の宇佐卓真も登場し、「これから56公演突っ走っていくだけですが、早くも寂しくなっていきそう」と充実した稽古を感じさせた。
ほか「暗いトンネルをみんなで手を繋ぎながら光が見えてくる方向に一歩ずつ慎重にやっと抜けてきた」(宮崎)。「ダンスやお芝居で壁にぶつかったたびに乗り越えられてきた」(本田)。「(夏組5人の)不器用さがうまくハマった時に,夏のカンカン照りのようなどこの組にも負けないパワーが発揮できる」(赤澤)。「多少の緊張とそれを超えるワクワクや楽しみがあり、それを一緒に超えられる絆も感じている最中」