2019年8月23日 17:00
稲垣吾郎がタップダンスに挑戦!主演舞台の「ショウタイム」は見どころ満載
ちょっとした表情に僕自身の素の部分が重なって見えるのも“ショウ”の面白いところかもしれないですね」と話す。
また、今回タップダンスにも挑戦する稲垣。稽古場ではチャップリンの曲『スマイル』に乗せて、初めてとは思えない足さばきを見せていた。ミュージカル界の実力派で知られる北村も、「しれっとしたお顔で出来てしまうのが、稲垣さんなんですよね。芝居でもショウでも、自然に立っているからすごい。それでいてフッと自分の世界に引き込んでしまうんだからズルイ!(笑)」と感心しきりだ。
北村のほかに、元宝塚で日本人離れした佇まいが印象的な安寿や、硬質な美貌をもつ若手の中島という、“稲垣を巡る女たち”の配役の妙も魅力のひとつだ。
前回、黒燕尾服の着こなしぶりが話題になった安寿は、「今年は“白エンビ”です」と笑う。
「ひとりひとりに個性があって、それぞれに独りで立っている感じが心地いい座組み。この楽しい雰囲気が、そのままお客様にも伝われば」と語る。一方の中島も、「あて書きしてくださったお芝居も、キャラクターのままストーリー仕立てになっているショーも楽しくて。これも温かい座組みのおかげだなと思っています」と話した。