《リナルド》は、のちにイギリスに帰化するヘンデルが、26歳で最初にロンドンを訪れた際に作曲した全3幕のオペラ。舞台は11世紀末のイスラエル。十字軍の英雄リナルド(藤木)は司令官の娘アルミレーナ(森)と恋人同士。ところが敵将アルガンテがアルミレーナに、その愛人の魔女アルミーダがリナルドに一目惚れして、話はもつれる。第2幕で、言い寄るアルガンテを拒絶して歌うアルミレーナのアリア〈私を泣かせてください〉は有名。
本公演は、10月31日(土)に神奈川県立音楽堂(木のホール)にて上演。チケット発売中!
文:宮本明