くらし情報『コロナ禍の2020年に愛を歌い上げる、『RENT』製作発表レポート』

2020年10月9日 18:50

コロナ禍の2020年に愛を歌い上げる、『RENT』製作発表レポート

花村が「僕はこの作品を観てミュージカルのステージに立ちたいという夢を持ちました。その夢がいま叶おうとしていることが本当に幸せです」と感慨深げに語れば、平間は「人生の中で何か整理がつかないことがあったときに、この『RENT』という場所が、皆さんの気持ちを受け取れる場所でありたい」と笑顔で語る。またファンから寄せられた「ここが見どころというシーンは?」という質問に対しては、花村が「全部……ですね」と答えると、平間が「間違いない、全部です!」と重ねるなど、息の合ったところも見せた。

ほかにも3度目のロジャー役となる堂珍嘉邦が、コロナ禍で演出のアンディ・セニョールJr.が来日できずリモートでの演出となっていることに触れ「経験しているキャストが補えるものがあればいいなと思って毎日みんなと話したりしています」と語り、初挑戦でロジャーに挑む甲斐翔真が「『RENT』は嘘が通用しない。本物にならないといけないということは、とても怖く辛いことですが、『RENT』はそういう苦しい思いをして作り上げられるものだと思う」と話すなど、経験の多寡は違えど、同じく熱い思いをもって稽古に臨んでいることを伺わせた。『RENT』は美しくも現代的サウンドに彩られた音楽にも人気が高い。

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