『しゃばけ』が超エンタメに。前川優希、反橋宗一郎「錦織さんの演出楽しみ」
前川優希(左)と反橋宗一郎(右) 撮影川野結李歌
20周年を迎えた畠中恵の人気小説「しゃばけ」シリーズを原作にした舞台『シャイニングモンスター ~ばくのふだ〔Shining 編/Shadow 編〕~』が3/13(土)に開幕する。錦織一清が演出、神楽澤小虎が脚本、西寺郷太(NONA REEVES)が音楽を手掛ける本作について、出演する前川優希と反橋宗一郎に話を聞いた。
「しゃばけ」とは、病弱だけどやさしくて知恵の働く若だんなと彼を見守る不思議で愉快な妖(あやかし)たちが江戸で起こる難事件珍事件を解決していく人気時代小説シリーズ。これまでもさまざまなカタチで舞台化されており、本作では『ひなこまち』(新潮社刊)所収「ばくのふだ」「ろくでなしの船箪笥」を原作に、歌ありダンスありの“超エンタメ”な舞台になるという。
小中学生時代に「しゃばけ」シリーズを読んでいたという前川は「子供の頃に図書館でよく読んでいたので、今年20周年だと聞いて感慨深い気持ちになりました。自分が初めて読んだときの『おもしろい!』とか『素敵!』という気持ちを思い出して演じたいです」と笑顔で語る。前川、反橋共に錦織とは初タッグ。