山本一慶、橋本真一、井上希美が挑む愛の悲喜劇。ミュージカル・コメディ『ラヴ』
写真:山副圭吾
1964年にブロードウェイで上演され大ロングランを達成した舞台『WHAT ABOUT LUV?』。その後ミュージカル化、日本では1994年にミュージカル版が上演され話題となった作品が、装いも新たにこの3月に東京・六行会ホールにて開幕する。
絶賛不倫中のエリートサラリーマン“ミルト”役に山本一慶、ミルトの大学時代の親友“ハリー”役を橋本真一、ミルトの妻“エレン”役を井上希美という実力派若手俳優が演じ、演出を宮川安利が務め、姉の宮川知子が音楽監督&ピアノ演奏を担当する。
舞台『メサイア』シリーズでは3年にわたって“相棒役”を演じてきた山本と橋本は「まさか一慶とミュージカルで共演する日が来るなんて」「真一とのコメディ、今から楽しみ!」と、ワクワクが止まらない様子。紅一点の井上は「見目麗しいお二人との初共演、お会いするまではどんな方々なんだろうと緊張していましたが、最初から自然体でフレンドリーに接してくださりとても安心しました」と笑顔を見せる。
2月中旬の時点では、各々歌稽古に通っている最中とのことで本格的な稽古はまだスタートしていないものの、3人の間にはすでに和やかな空気が漂い信頼関係さえ感じられた。