コロッケは「天童さんは歌っている時、目がまっすぐなんですよ。僕の場合、目線をはずしていろんな動きをするものまねが多いのですが、天童さん、逆に微動だにしない。歩いては出てきますけど」と言うと、天童は「当たり前ですよ(笑)」と返し、「でもそれだけ特徴があるということ。ものまねされる側としてはうれしいですよ」と喜んだ。
コロナ禍でも、毎日練習は欠かさないというふたり。「部屋でマスクをしたままや、半身浴をしながら発声練習しています。ヒーとかファーとか、ファルセット(裏声)で始めて、出るかな? 裏声がハスキーだったらヤバいなと」と天童。コロッケは「僕は一通り“顔マネ”して顔の筋肉を動かさないと、一瞬で五木さんや岩崎さんにはなれないんです(笑)。
歌の練習? お客様は僕がどんな変なことをやるかに集中していて、実はそんなに歌は聞いていない(笑)。玉置さんや徳永さんも30%似ていれば、70%は別の生き物だと思ってもらいたい(笑)。それでも今回だけで30種類の声を出します」という。天童の曲も今回を機に1000を超える自分のレパートリーに入れると宣言し、「すみません、大事な曲なのに。いつも歌手の皆さんの大事な曲をグチャグチャにしてすみません(笑)」