くらし情報『四ヶ月前の服が呼び戻す、あの時の私の話《水曜のケセラセラ》』

四ヶ月前の服が呼び戻す、あの時の私の話《水曜のケセラセラ》

純粋に「欲しい!」と思うのと、「日常で着たらどんな見え方をするだろう?」と実験したくなるからです。私が勝手に感じている使命とは、「まだ世に出ていない素敵な洋服たちを街に連れて行くこと」。ただ写真を撮ってSNSにあげてハイ終わりではなく、洋服は陽の光を浴びて、シワを作りながら、着る人の形に馴染んでいってから初めて、本当の魅力が出るのだと思っています。
四ヶ月前の服が呼び戻す、あの時の私の話《水曜のケセラセラ》
そして仮にもファッションメディアをやる身として、肩書きはライターなのか編集者なのかジャーナリストなのかわかりませんが、「その服は本当に着ることができるのか、高いお金を出してまで買う価値があるのか」を、身をもって検証しなければいけません。「買わなければいけない」というのは、ちゃんと日常で着る上で動作的に快適なのか、デザインとして街に溶けこめるのかということを確かめる使命がある、という意味です。
四ヶ月前の服が呼び戻す、あの時の私の話《水曜のケセラセラ》
だから私は、気になったブランドや洋服があればできるだけ買って日常生活で着るようにしています。いくらデザインがよくてもスムーズに階段を登れなければ意味がないし、いくら質が良くても着る機会がなければタンスの肥やしになるだけだから。四ヶ月前の私は何を考えてた?さて、そうしてオーダーされた服たちがいよいよ私の元に到着するのは、約四ヶ月〜半年後。

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