水曜日は気まぐれ更新で思っていることをつらつら書き留めていくことにしました。週の半ばの箸休め的な感じです。ニュアンスで略して《水曜のケセラセラ》ROBE編集長のAzuです。どうぞお付き合い願います。青いワンピースの話。誰にでも背伸びして買ってしまった服やバッグってあるはず。それ自体は輝いて見えるんだけど、ちっぽけな自分とはちぐはぐなモノたち。きっと一つや二つじゃないでしょう。
小学生の時はマルキュー系ブランドに憧れ、他の子と差をつけたくて、赤文字系アンサンブルを着て慣れないヒールをグラグラと履いていた高校時代。女の子って背伸びしたがる生き物なのよね、小さい時から。現状に満足することは永遠にない。こうして私の洋服遍歴の中には埋もれていった「背伸び服」が数知れず。その中でも一番背伸びをしていたのは、「MM6の青いワンピース」だと思う。
当時20歳。ファッションについて何も知らなかった私は、それに関してとても博識で大人な雰囲気を持つ2つ上の先輩に一目惚れ。彼がよく着ていたブランド「Maison Martin Margiela(メゾンマルタンマルジェラ)」(今はMaison Margielaに名前が変わっています)