男は香水で愛を告げた。『Les Parfums Japonais ―香りの意匠、100年の歩み―』が資生堂ギャラリーで開催中。
持ち合わせていることに越したことはなくても、アートは知識がなくたって十分に楽しめるはず。なぜって、実物はそこにあるんですもの!こういった細かい気配りもビギナーには嬉しい配慮ですね。(館内配布用紙で、それぞれのプロダクトの詳細情報は確認していただけます。)
ROBEさん(@robetokyo)が投稿した写真 - 2016 11月 4 8:36午前 PDT
また、館内は撮影が可能!さっそくSNSには日々着々と投稿が寄せられています。本展の人気ハッシュタグは〈#香りの意匠〉もしくは〈#資生堂ギャラリー〉。撮影禁止の美術展が多いなか、ハッシュタグで参加者と繋がれれば、楽しみも倍増です。溢れるロマンチックムードは男性の感性だからこそ真っ白の箱のような空間に整然と並べられた香水は、雫をイメージした透明な半球のショーケースにひとつずつ収められ、幻想的な統一感を放っています。計算されつくされながらもスッキリとした館内は男性的な印象を一見受けます。
しかしながら男性らしさが遺憾なく発揮されているのは、実はさらに深掘りした、その奥。ひとつずつ印象的な名前が付けられる香水ですが、梅をモチーフにしているこちらの名前はズバリ「WOO-MÈ」。