くらし情報『問題を抱えた大人たちにも光をあてる学園漫画『アイスエイジ』』

問題を抱えた大人たちにも光をあてる学園漫画『アイスエイジ』

いろんな世界を見ていると、日本を俯瞰してみられると思うのです。
エイジは、自分の戦場での経験を生徒に話してどよーんと落ち込ませたりしています。いちいち戦場では~、日本は平和だ~って言われるのは面倒くさいけど、平和ボケした人たちばっかりが教師でも困るから、たまにはこういうのがいてもいいのでしょうね。
日本の先生たちにもぜひ世界中をブーラブラしていただきたい。日本の常識は世界の常識ではないから、自分の正義がもしかしたら正義じゃないと気付くかもしれません。

大人になりきれない大人たちの姿も描く
問題を抱えた大人たちにも光をあてる学園漫画『アイスエイジ』

(c)Zephyrance Lou
ティーンエイジャー向けの学園漫画は主人公が生徒なので、先生たちは敵だったり、たまに出てくるサポーター程度の役割だったりしますよね。でもこの作品は、先生と生徒、双方に光を当てています。エイジたち教師もまた、迷いながら生きる大人になりきれない大人たちなのです。

生徒と先生の恋愛もあり、生徒にイタズラしちゃう先生あり、教師同士でくっついたり別れたりもして『ビバリーヒルズ青春白書』状態です。めんどうくせえ~!

個人的には、生徒会長のマサキに一番共感を覚えます。マサキの親は過保護なくせに肝心なところで放任主義。

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