結婚を急かされる私たち。大事なのは「自分がどうしたいか」だ/誰に見せるでもない爪
第31回「なんとなくの処世」
(c)つめをぬるひと
あけましておめでとうございます。年明け早々、話題は恋愛です。
今回は「30代になると特定のパートナーがいないのはまずいんですかね」というもの。
周囲から結婚は? 相手は? と急かされることが多くなる私達。
しかし、焦って見つけた相手と合わなくて、後に引けなくなってしまった人や、うまくいくものもうまくいかなくなった人を私は知っている。
特定のパートナーを見つけたい人はそれなりに行動しないと出来ないが、「見つけないといけない」という義務も存在しない。
「まあ本人が良いならそれで良いんじゃない?」という考えは昔に比べて、フラットになったと思う。
これは私が個人的に思ってることだけど、
「結婚しないの?」とか「誰か良い人いないの?」という話題は、大半がその場の話題づくりで、実際は本気で相手を探そうとか、結婚するにはどうしたらいいかを議論する為に聞いているわけではない。
会う機会が少ない友人は、共通の話題がそういう方向にいってしまうものだし、逆に、よく会う人の場合は、近況を頻繁に報告してるからこそ、そういう話題になることが多いだろう。
私は「言いたい奴には言わせておけ」