くらし情報『心理学で片付けが習慣づく!? ハーバードの論文を応用した方法とは?【後編】』

心理学で片付けが習慣づく!? ハーバードの論文を応用した方法とは?【後編】

「なんでこんな場所に、これがあるの?」という注意を引いてくれて、それから「あ、そういえば〇〇をしなきゃ!」と思い出すことで脳の中で意識を連結させた方が、人は実際の行動に移しやすくなるということです。

では、この「Reminders Through Association(邦訳:連想リマインダー)」と呼ばれるテクニックを、お部屋の片付け習慣を身につけるために活用するにはどうすれば良いのでしょう?

いま、お部屋を見渡してみてください。

「これ、なんでこんなところにあるんだっけ?」というものがありませんか?

それを、リマインダーとして設定してみるといいでしょう。

■ できるだけ「変なモノ」を!その環境に似つかわしくないモノで習慣づける

ダルマ


実験によると、あまりにも周囲の環境と馴染んだものには「連想リマインダー」は向いていないようです。

例えば、キッチンの中で食器をリマインダーにしようとしても、それはあまり効果がないということです。

そのような場合は、数年前の旅行でお土産に買った奇妙な色の人形でも、抽選でもらった変なロゴが入っているマグカップでもなんでも構いません。

大事なのは、「その環境に似つかわしくなくて、なるべく目を引くモノ」

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