期限がないと片付けは絶対にしない!心理学を応用した片付け習慣・その6
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こんな時に、つい忘れてしまうもの。
それは「期限」です。
■ 「期限」の効果を明らかにした、スタンフォード大学の実験とは?
前述のスタンフォード大学で行われた実験では、学生を2つのグループに分けて、各自レポートを提出してもらいました。
- Aグループ:無期限で提出を受け付けた
- Bグループ:期限付きで提出を受け付けた
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この2つのグループを追跡調査すると、レポートの提出率に明確な差が出ました。
「無期限の方が好きなタイミングで取り組めるから、提出率は高くなるのでは?」と考えたくなりますが、やはりそこは心理学の実験。
直感に反する、意外な結果が得られました。
■ いつでもできることは、いつまでもやらない!それが人の心理
上記の実験では、提出期限がないAグループは25%の学生がレポートを提出しました。
これに対して、期限を設けたBグループではなんと66%もの学生がレポートを提出したのです。
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この種の「期限の有無による目標達成度」を比べる実験はいくつか行われていますが、どれも同様の結果が得られています。