期限がないと片付けは絶対にしない!心理学を応用した片付け習慣・その6
レポートの提出に限らず、割引クーポンの使用率でも同様の結果になりました。
無期限のクーポンは使用率が低く、期限付きクーポンの方が高い確率で使用されました。
これらの実験で判明したのは、「人は期限を設けていないことには時間を使えない」ということです。
言い換えると、「いつでもできることは、いつまでもやらない」のが私たち人間の性質なのです。
■ もちろん片付けにも応用できる、ジャンル不問のテクニック!
期限を設けることを、心理学用語では「ピリオダイゼーション」と呼んでいます。
スポーツ選手のトレーニング目標などにも使われているため、体育会系の部活動に所属していた経験がある方は聞いたことがあるかもしれませんね。
このテクニックは、短時間で終わる作業よりも長期間にわたる作業にこそ効果的です。
Fast&Slow / PIXTA(ピクスタ)
当然、レポートやトレーニングだけでなく片付けにも効果は抜群。
たとえば「今月の31日までにダイニングルームを整頓する」というように、期限を明確に決めることで行動に移せる可能性が高まります。
自分自身で期限を設ける「ピリオダイゼーション」