オヤカク(親確)って?「子どもの就活」成功のカギは親が握っていた!?
さらに企業によってはオヤカクに留まらず、親向け企業訪問や採用担当者による家庭訪問を実施するところもあるそう。
社会に出るための活動に家庭訪問が伴うとは、一体いつ大人になれるのか心配になりますし、さすがにちょっとやりすぎかも……という印象を受けてしまいますが、企業がオヤカクをする理由は何なのでしょうか?
■ 「オヤカク」を企業が推奨する背景とは?
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子どもに就職活動のアドバイスはしたいが、オヤカクをする企業へのイメージはどちらかというと悪い。
それなのに、なぜ企業は”オヤカク”をするのでしょうか。
その背景には、
- 長時間労働やパワハラなど”ブラック企業”の問題が広く知られるようになった
- 超売り手市場により内定をいくつも取る学生が増え、企業が”選ばれる立場”になった
- 内定辞退を防ぐため
などが挙げられます。
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最近、ブラック企業の問題は後を絶ちません。自分の子どもが入社する企業の労働環境はブラックではないか、大手であっても分かりません。
また超売り手市場ということから内定辞退者が増加し、企業側が採用人数を確保できない、という問題も生じています。