築50年の山小屋の修繕に10年間で使った総額は?【なんでも大家日記@世田谷】
かなり痛い出費なうえに、これで終わりではないのがさらに困ったところ。
水があふれでて床が水浸しになってしまったせいで、もともと湿度の高い環境でカビなどの影響を受けて弱っていた廊下の床材が致命的なダメージを受けてしまったのです。
ごらんのように木の繊維がほどけたような状態になってしまっており、このままこの上を歩き続けると、いずれ床が抜けてしまうかもしれません。
おそらく、今年の秋か来年には補強をおこなう必要があるでしょう。
また出費がかさむ……そう考えると本当に憂鬱です。
■ 10年間でかかった修繕費総額は250万円オーバー!
結局、ここ10年の修繕費総額はなんと2,545,875円にものぼりました。
あらためて振り返ると、自分でも驚きの金額です。
yamahide / PIXTA(ピクスタ)
クルマなら新車が一台、マンションなら一室フルリノベーションできてしまいます……。
しかも、どの工事も利便性やデザイン性を上げるような工事ではなく、現状の住み心地を維持するための工事なので、はっきり言って、お金をかけた実感や満足感はありません。言い換えれば、ふつうの暮らしを維持するのにも、これだけお金がかかったということです。