システムキッチンを造作風に大変身させる方法【工務店で建てたブルックリンな家】
上段と下段に分け、通風と採光のために小窓をつけました。全体とのバランスを考えて横長の窓に。
あわせて横長のニッチを作ってお気に入りのカップをディスプレイ収納にしたのもこだわったポイントの一つです。
「収納力が高い家」というのが家づくりの一つのテーマでもあったので、可能な限り壁面いっぱいに収納スペースを確保しました。
入居前の様子。上段
下段は炊飯器やトースター、電子レンジなどの家電がすっきりと収まるようサイズを測って図面を作成。
入居前の様子。下段
計画段階では完璧に仕上げたつもりでいましたが……、入居後配置してみるとコンセントの位置がずれていたり、家電を買い換えてしまうとすっきり収まらない、といった後悔ポイントも。例えば写真左側はトースター置き場ですが、当時使っていたトースターのサイズぴったりで計画してしまったため、人気のバルミューダのトースターを置くことが難しそうです。
■ 家族との会話も弾む造作カウンターキッチン
長い時間を過ごすことが多いキッチンだからこそ、リビングで家族が過ごす様子を見ながら、カウンター越しに話しながら、可能な限り家族との時間を共有したいという思いもあってキッチンカウンターを造作しました。