「やる気はあるのに、できない!」の意外な理由とは?心理学を応用した片付け習慣・その8
さわだゆたか / PIXTA(ピクスタ)
■ 日常の動作の一つをスイッチにして、記憶を呼び起こす。
「やる気はあるが、なぜかできない」
その理由は、単に忘れているだけ。
より具体的に言うと、「行動するのに適切なタイミングを逃しているだけ」の可能性が高いとロバート氏は分析しています。
日常の中で適切なタイミングを逃さないように捕まえれば、物事は習慣化することができます。
たとえば、「朝食を食べてお皿を洗ったら、すかさずハンディモップを持つ」「夜の歯磨きを終えたら、そのまま水回りを掃除する」という具合です。
mits / PIXTA(ピクスタ)
片付けは、空いた時間を使ってやろうとするとついつい忘れがち。
日常の動作に組み合わせて、「〇〇したら、〇〇する」という一連の流れで覚えてみましょう。
そうすれば、難しく思える片付け習慣も意外とすんなり習慣化できるかもしれません。
【参考】
※ロバート・チャルディーニ『PRE-SUASION :影響力と説得のための革命的瞬間』