丁寧な暮らしには、丁寧な道具を。造形作家の作る日用品
関田さんにしか作りだせない独特の風合いは、新品なのにすぐ生活に馴染みます。
銅製のスプーンとフォーク
「工芸品に寄りすぎると人が日常的に使えなくなってしまうし、1点ものは単価が上がってしまい、なかなか手が届かないこともあります。使ってもらうために、1点ものと大量生産の間くらいのものを作りたい」
形や素材にこだわりながらも、しっかりと「人が使う」という機能を持たせてくれる製品は、ずっと使い続けたくなりそう。
現在は小物や雑貨の他に店舗の内装や大型の什器なども作っています。
空間を活かした店舗什器
照明器具の製作も手がける
■ 新たな製作拠点で、新たなチャレンジを
引っ越してきたばかりの『フミキリ倉庫』1F作業スペース
2018年4月、立川市の線路沿いにリサイクルショップがあった跡地を『フミキリ倉庫』と名付け、仲間の工房、古家具屋や洋服作家と新たな工房の運営をはじめました。
1Fに関田さんの作業スペース、2Fにはアトリエが。
今後は、この『フミキリ倉庫』を仲間と共にワークショップやイベントの開催、新しい挑戦をする場としても使っていきたいと考えているそうです。
また国立市で運営するイベントスペース『ラマパコス』は、関田さんの試作品の購入も可能(イベント時のみ営業)。